光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

【第17回 ブラジル 料理教室】
日時 :8月 4日( 土)13:30〜16:30
場所 :ライフコミュニティー西馬込 1F 調理室
都営 浅草線 「西馬込 駅」西口 徒歩1分 徒歩1分
東京都大田区西馬込二丁目20 -1
TEL:03-3778-2581
※改札向かい にある、虹の絵の建物です!
参加費 :子ども¥1,500(小学生 未満 無料 )/ 大人 \2, 500
※ご賛同いただける方は、当日寄付のご協力ご協力をお願いいたします。
講師 :平塚えれなさん
えれなさんブログ:
http://saudade-brazil.cocolog-nifty.com/blog/
メニュー:
・ムケッカ(ブラジル風ココナッツカレー)
・コシーニャ(ブラジル風コロッケ)
・ココナッツケーキ
楽しく おしゃべりをながら、 美味しい ブラジル料理 を作りましょう ♪
<主催>
NPO法人 光の 子どもたちの会
"子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに過ごすためは? "
ブラジル東北部の小さな漁村で教育を通した活動をしています。
HP:http://criancasdeluz.org
Facebook:光の子どもたち会
連絡先:谷村祥子
canoa. japao@gmail.com
チラシ ブラジル料理教室20180804

私たちは現在、
“ライフスキル教育”というものを学校内で実施してもらうため、
教員向けのトレーニングを行っています。
2013年から2年半、
中学生を対象とした事業を実施。
彼らの強い要望から、
2016年より学校の先生に対するトレーニングを開始しました。
そして現在、
ブラジルのセアラ州アラカチ市内の学校を回りながら、
ライフスキル教育を取り入れた後の話を聞きながら、
今後の計画を立てているところです。

近年、
私の住むブラジルのセアラ州アラカチ市では、
中学生の子ども達の悲痛な叫びを耳にすることが多くなりました。
家庭内暴力、
性犯罪、
若年妊娠、
自殺未遂、
などなど。
それは減少するどころか、
どんどん膨れ上がっているように見受けられます。
麻薬がらみの未成年の死亡数も増加の一途をたどり、
10代の子ども達の現状が、
心を痛める以上に、
何かしなければならないと強く感じるほどにまでなっています。

先日、
ライフスキル教育を取り入れた学校を訪問し、
先生たちと話をしました。
その中で聞かれたのは、
家庭崩壊、
親子関係の悪化。
子ども達は問題があると、
親や家族ではなく、
学校の先生に相談するということ。

「先生は話を聞いてくれる」

「先生はこの後どうしたらいいか相談に乗ってくれる」

「先生は私という個人を受け止めそうとしてくれる」

全ての先生というわけではありません。
でも、
多くの学校で、
教師という職業は、
一部カウンセラーの要素を持つようになっていました。
そして、
こうした先生のいる学校では、
不登校や留年・中退をする生徒が減少してきているという、
現実があります。

多くの場合、

「ただ話を聞いてほしかった」

という子ども達。

ただ授業をするだけではなく、
その前に、
生徒たちに耳を傾ける時間を設ける。
生徒たちが必要としている問題や疑問、
それらの課題を一緒に学んでいく。
こうした姿勢は、
今の学校において、
重要な要素となっている。
そう強く感じています。

我が家の二女は、
現在小学5年生。
少し前から長女と共に、
お菓子作りを中心に、
料理をしていたのですが、
近頃は、
毎日のように何かしら作っています。
因みに日曜日には、
人生初のチョコレートタルト作り。
これがなかなかおいしかった♪

さて、
毎日、
夕方になると祖父母の家に行く二女。
そこでは、
なぜかいつも軽食を食べます。
最近のお気に入りは、
“オムレツ”
です。
なかなか祖母にも評判の良い、
おいしそうなオムレツが出来上がります。
ある日、
我が家の昼食がオムレツでした。
母親である私が作ったのですが、
二女が一言。

「このオムレツ卵臭い。
私が作ったほうがおいしくできる」

「じゃぁ、今度からオムレツ担当はあなたね」

我が家では、
料理に文句を言った人は、
その人が今後その料理を作ることになっています。
そのため、
魚料理とフェジョンは彼の担当。
そこに、
オムレツ担当として二女が加わりました。

こうして私が作る料理が減っていきます。
なんとも嬉しい悲鳴!!
料理に目覚めた二女。
今度は何を作ってくれるのか、
今から楽しみです♪

私は寝る前に必ず、
読み聞かせをしてきました。
娘たちが成長してくると、
読み聞かせの前に、
1時間以上もその日にあったこと、
自分が感じたこと。
疑問。
いろんなことを話すようになりました。
でも、

そんな時間なんてない!!

という人は大勢いると思います。
そんな時、
私はよく、

「寝る前のたった10分だけ。
その時だけは子どもとの時間にできませんか?」

といいます。

その10分。
読み聞かせに使うというのも素晴らしいアイデアです。

昨今では脳科学が発達し、
様々なことが分かってきました。

「脳科学の見地に立つと、子どもが字を読めるようになるのは、
5~7歳の修学年齢にあたる時期であるということです。
識字能力の発達のキーとなるのが、脳内に生成されるミエリンという物質です。
これが多いと神経は信号をより速く運べるようになり、
十分な量になると識字能力を獲得できるようになります。
ミエリンは、軸索のまわりに形成されますが、
ほとんどの場合、その量は5〜7歳になるまで十分にならないと言われています。
識字能力 (字を認識する能力) がなければ、書物を読むことはできず、
読解力 (読んで理解する能力) を身につけることはできません。
(2018 年6月6日 サルタックの教育ブログ より抜粋)」

それ以前の時期、
そしてその後ももちろん、
読み聞かせをしていると、
日常では聞かない言葉を耳にし、
語彙が増えていきます。
5歳児までに獲得する語彙は1万語前後といわれていますが、
主な獲得源の一つが、
読み聞かせによる書物からだそうです。

読み聞かせにはその他にも、
想像力、
創造力、
推理スキル、
他者の感情を理解する能力、
なども獲得できると言われています。

寝る前の10分。
ぜひ子ども達に、
読み聞かせをしてみてください。

参考文献:https://www.huffingtonpost.jp/tai-ishikawa/brain-20180608_a_23453111/

※日程が8月4日(土)に変更となりました。
お間違いのないようご確認の上、
ご参加いただきますよう、
お願いいたします。
≪第17回 ブラジル料理教室 / Aula de comida Brasileira≫

日時:2018年8月4日(土) 13:30〜16:30
Data: dia 04 de Agosto, sab. as 13:30 - 16:30

場所Local:ライフコミュニティー西馬込
東京都大田区西馬込二丁目20-1
life community Nishi-magome, cozinha (terreo)

交通アクセス:都営浅草線西馬込駅南口徒歩1分
※改札向かいにある虹の壁が目印です!
Estacao de Nishi-magome, saida oeste
Metro de Toei-Asakusa a pe 1minuto
Endereco: 20-1-1,nishi-magome,ota-ku, Tokyo TEL 03-3778-2581

参加費(Valor):¥2500
メニュー:ムケッカ、コシーニャ、ココナッツケーキ
Cardapio: Muqueca, Coxinha e Bolo de Coco

持ち物:エプロン、三角巾、マスク
Propriedade: avental,bandana,mascara

講師:平塚えれなさん
Professora: Sra. Helena Hiratsuka
*えれなさんblog:http://saudade-brazil.cocolog-nifty.com/blog/
連絡先:谷村祥子
Contato: Sachiko Tanimura
E-mail canoa.japao@gmail.com
*お問い合わせはメールのみとなります。ご了承ください。

*食物アレルギーのある方は必ず事前にお知らせください。

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています☆

光の子どもたちの会スタッフ一同
チラシ ブラジル料理教室20180707

2018年5月20日。
エヴァがカノアにやってきた。
彼女がサンパウロでの仕事など全部調整して、
私たちの保育園と学童教室、
そしてその運営に対する助言と協力のために、
来てくれたのです。

私たちは今、
大きな曲がり角にいます。
エヴァさんがサンパウロに戻ったのち、
カノアでの活動を中心となって努めてきた、
フラビアーニさんが、
年内をもって退職するからです。
そのため、
昨年から引継ぎが行われており、
彼女の知識と経験をすべて、
残るスタッフに伝えていこうと、
頑張ってくれています。

今回エヴァさんが欠けてくれたたくさんの言葉の中で、
私たちに今必要な言葉。
それは、

「完璧でなくてもいい。最善を尽くそう。」

フラビアーニはどちらかというと、
完璧主義者。
綿密に計画を立て、
細かいところまで気を配りながら、
完璧を目指すタイプです。
でも、
誰もがそれを実行できるわけでもなく、
一人ひとり向き不向きがあり、
全員が最善を尽くせば、
最終的にはとても素敵なものが出来上がる…
それを教えてくれたのは、
ここ、
ブラジルの人々でした。
だからこそ、
エヴァさんのこの言葉は、
今の私たちにぴったりだと感じたのです。

「完璧でなくてもいい。最善を尽くそう。」

4年前、
W杯がブラジルで開催されたとき、
その日程にあわせて学校が休みになり、
私が住む市では、
試合のある日は、
役所なども休日になるほど、

さすがはサッカー大国!

というだけはある、
その徹底ぶり。
普段はサッカーに興味がない人でも、
この日ばかりはと、
応援する。
その熱狂は、
世代や好み、
どんなものにも囚われない、
すごさがありました。
そして今回。
試合のある日だけですが、
きちんと休日に(笑)
自国開催ではないけど、
それでもサッカー熱はやまない、
徹底したブラジルに、
感慨深さを感じる、
私でした。

先週から、
ブラジルのラジオやテレビ番組では、
ガソリン税をめぐる、
トラック運転手によるストライキの模様を、
逐一放送しています。
私が住むブラジルの田舎町では、
どこか遠い国の話のような気がする、
そんな別世界の話でした。
しかしそれが、
国道の封鎖、
アラカチ市内をつなぐ橋の封鎖、
と続き、
娘の学校では、
通学してくる生徒がクラスの半分となっていきました。
さらに、
楽観視していた町のガソリンスタンドも、
ガソリンやオイル、ガスが配給されてこなくなると、
一気に現実味が増し、
その頃になると、
スーパーには人だかりができ、
棚から食料や日常品がどんどんなくなっていきました。

ブラジルは油田や鉱石など、
自然豊富な国です。
そのため、
近隣諸国では、
ブラジルから原油を輸入し、
配給しているところがほとんどであると言えます。
しかし不思議なことに、
輸入している側の国の方が、
ガソリンなどが安価に手に入るため、
国境付近に住むブラジル人は、
隣国でガソリンを入れる…という事態が起きていました。
原油があるのはブラジルなのになぜ?
それは、
ブラジル国内における税金の高さでした。

今回のトラック運転手のストライキ。
税金の引き下げを求めたものですが、
彼らが1週間近くもストライキを続けていることで、
国中の多くの物流がストップし、
日常生活にも支障をきたすほどになっています。

このストライキは今、
全国民が声高に民主主義を訴えているものであり、
都市ではあちこちでデモ行進が行われています。
私が住む片田舎の中心街でも、
デモ行進が行われ、
明日もまた、
それが予定されています。

国会では未だに審議が続けられていますが、
町から食料が消えるほどの事態。
いったいどうなっていくのでしょうか?

2018年5月22日16時。
4年ぶりにカノアに来たエヴァさんの強い要望で、
カノア保育園初の同窓会が開催されました。

1999年にエヴァさんがカノアに来て、
翌年から保育園を開園。
初めて受け持った子ども達は、
現在23才。
既に親となっている子ども達もいます。
エヴァさんがカノアにいた7年の間、
受け持った子どもは50人以上に上るのですが、
中にはドイツなどの外国にいる人もいて、
誰が本当に来てくれるのだろうか?
と、
考えていました。

そして当日。
初めにやって来たのは、
男の子グループ。
部屋に飾ってある写真をながめ、
昔話をしたり、
これ誰だと、
皆でクイズのように楽しんだり。

30分くらい過ぎたところで、
エヴァが自分がカノアになぜ来たのか、
なぜ去っていったのか。
どんな思いで子ども達と接していたのかなど、
話していきました。
子ども達も少しずつ、
保育園で培ったこと、
学んだこと、
今でも大切にしていることなどを、
話していきました。

「分かち合うということを学んだ」
「助け合いの大切さ」
「一人一人がもっているタレントを見つけた」

など、
その後の人生の中でそれがどのように役にたったかを、
話してくれました。

平坦ではない人生の中で、
それらを乗り越え、
立ち上がり、
進んでいく。
まだそこまでいけない人もいる。
それでも、
この幼児期に学んだことが、
人の心の中に、
どれだけ大切に育まれているのか、
それがどれだけ重要なのかを、
私達に伝えてくれたような気がします。

また何年後かに、
こうして集まれることを願って。

私が住むカノア・ケブラーダでは、
車で20分ほどの市街地で雨が降っていても、
なぜか日中には雨が降らない…
という不思議な場所です。
でもたまに、
突然日中に雨が降ることがあり、
私がここで活動を始めた2000年には、
子どもたちは大喜びで外に駆け出し、
雨に打たれ、
遊んでいました。
そんな雨ですが、
こんな言い伝えがあります。

村にとって大切な人との別れの時、
悲しみと、
喜びのため、
雨が降る…

私も昔、
日本に帰るときに、
晴天だったのに、
突然雨が降ったことがあり、

「空も見守ってくれているよ。
いってらっしゃい」

と、
言って頂いたことがあります。
近頃はとんと、
雨は降りませんが(笑)

先日、
離れの掃除をしていた時、
部屋の中のものをすべて出し、
天日干しにしていました。
昼頃、
彼が突然、
「雲行きが怪しいな。
なんか嫌な予感がする。」
といって、
部屋の中に全てを戻した途端、
雨が降り始め、
その日は夜中までずっと、
降り続いていました。
こんなにも止まない雨が降るのは本当に珍しく、
「どうしたんだろう???」
と思っていると、
訃報がとどきました。
村の住民で、
長らく病と闘っていた女性でした。
実はその女性、
続けざまに子どもを2人失くしていたこともあり、
こんなに強い人はいないと、
皆に崇められていた人でした。
苦しむこともなく、
眠るように旅立ったといいます。
そんな彼女の旅立ちを、
雨が私たちに伝えてくれていたようでした。

この村には未だに昔ながらの言い伝えが数多く残されています。
そんな一つ一つを、
大切に心にとどめておきたいです。

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