光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

先日、
我が家の洗濯機が壊れました。
実は我が家の洗濯機、
10年以上前に日本から持ってきたものなのですが、
モーターなどは大丈夫みたいだけど、
なぜか途中で回らなくなる…

ということで、
現在修理に出しています。

洗濯機が壊れたため、
洗濯はすべて手洗い。
たらいを2つ用意し、
洗うことに。
2日も経つと洗濯物がたくさんになるので、
こまめに洗っています。
ところが週末。
いつもは土曜日に家の大掃除をするのですが、
次女が試験のために学校に送っていかねばならず、
家事はすべて日曜日に持ち越し。

そして日曜日。
大掃除の間に、
いつもなら洗濯を一緒にするのですが、
洗濯機がないので、
次女に洗濯を任せることにしました。
たらいで洗濯。
初めは笑顔で洗濯していた次女も、
すすぎまですると、
何度も手で絞らなければならず、
手は真っ赤に。
最後には、

「手に力がはいならなくなった!!」

と、
疲労困憊。

「昔の人ってすごいね。
いつもこうやって洗濯してたんでしょ?
本当に尊敬するよ。」

たまにはこういう体験もよいかと、
思った私でした。

でも…
早く洗濯機が直ってほしい!!(本音)

学童教室には、
小学校1年生〜3年生までが通っています。
先日、
教室の中である子どもがみんなに向かって、
こんなことを言いました。

「俺は今でこそ公立の小学校に行ってるけど、
去年まではアラカチでも一番って言われる私立の学校に行ってたし、
いつもクラスではトップだったし、
家にはパソコンがあるし、
言えば親が何でも買ってくれる。
お前たちとは違うんだよ!」

それを聞いた担任教師は、
どんな言葉をかけようかと、
しばし考えていたそうです。
すると、
一人の女の子が彼に向ってこう言いました。

「私達にはモラルがあるし、
家族が与えてくれている素晴らしい教育もある。
あなたのようにたくさんの物は持っていないかもしれないけど、
人間として大切なものは、
あなたよりもたくさん持ってるつもり。
あなたもそのことに早く気づいた方がいいわ。」

その言葉を聞いた男の子は、
驚いた顔をした後、
恥ずかしげにうつむいたそうです。

その後、
子ども達は自然と輪になり、
ディスカッションを始めました。

“私たちにとって大切なものは?”
“人と一緒にいるために必要なことは?”
“私たちの良いところはどこ?”

それぞれが自分の考えを口にしながら、
話し合っている様子を、
担任教師は黙って見守り、
そしてとても嬉しく思ったそうです。

それぞれの家庭環境、
経済状況は違えども、
人として、
大切なものは同じである。
そのことをこの子ども達は、
真剣に語り合っていました。
こういう時間を私たちはこれからも大切にしていきたいと、
心に誓ったのでした。
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毎回森の探検に行くとき、
保育園の先生たちも一緒に行きます。
今回は、
今月(9月)から研修生として働いている、
“ニリアーニ先生”
と一緒に行きました。

毎回少しずつ、
森の奥深くまで進んでいる私たち。
子ども達も、
少しずつ道に慣れてきているようで、

「この道、こっちに行くんだよね?」

「こっちに行くと、とげとげのがある方だ!!」

と、
今までは先生についていくのに精一杯でしたが、
周りに目を配りながら、
楽しそうに歩いてゆきます。

森を歩いていくと、
突然開けた広場が現れます。
そこに到着した途端、

「子どもの頃はいつもここに来てたんだよ!!」

と、
ニリアーニ先生。
この広場は、
親が森で薪を拾っている間に遊ぶ場所としては最高の場所。
基地を作ったり、
木に自分の名前を付けたりと、
毎日のように遊んでいたそうです。

「懐かしいなぁ〜。
こういう場所、
子ども達にも教えてあげないとね。」

森の中の広場。
風が吹き抜けると、
ざわざわっと、
いつもとは違う音がするようでした。
さぁ、次回はどこまで行こうか!

※この活動は、LUSHジャパンの支援を受けて行っている、「地域の森に生息する植物を生かした、子どもの健康改善プロジェクト」です。
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先日ある記事を読んでいた時に、
孔子の「論語」引用されていました。
その中の一部に、

「君子は和して同ぜず。
小人は同じて和せず」(論語:子路第十三)

「立派な人は、
周囲との和を保ちながら、
決して付和雷同しない。
器の小さな人は、
付和雷同しながら、
周囲との和が保てない」
といった意味です。

そして、
「和して同ぜず」
についての説明がありました。

「「和して同ぜず」とは、
なかなか味わい深い言葉ですね。
安易に同調はしないし、
意見も言うし、
議論もするけど、
争いはしません、
協働していきます、
そんな内容の言葉です。」

これを読んだとき、
思わず、

「まるで我が家の長女のことじゃないか!」

と驚いてしまいました。
そして思わず、
離れて日本に住む彼女に、
Lineで送りました。

彼女も
「ほんとだ!」

と、
笑っていました。

私たちが生きている社会では、
本当に多種多様な人たちであふれています。
自分と合う人、
合わない人もいますよね。
それでも、
人とのかかわりの中で大切なのは、
自分なりの距離感を保ちながら、
和を意識する姿勢なのかもしれません。

我が家の長女。
恐るべし(笑)

先週に引き続き、
今週もまた、
エステーヴァン村の森へ探検に出かけました。
今回は前回よりももっと森の奥深くに行きました。
先頭を歩くのは、
学童教室の担任をしている“ジレーニ先生”です。
前回は私自身も、
どこを歩いているのか把握できていたのですが、
今回は、
今自分がどこにいるのか全く分からず、
一人取り残されたら完全に森の中で迷ってしまう…
そんな状況でした。

森の中を歩きながら、
前回のおさらいをしていくジレーニ先生。
子ども達は元気よく、

「この木はけがをしたときに消毒するやつだ!!」

「これはお腹が痛い時に飲む薬!!」

など、
きちんと覚えていること!!

新しい木とも出会い、
迷わないためにと、
村人たちがつけている目印も発見。
そして、
小さな鳥の巣や、
シロアリの巣も見つけました。

「森はみんなのための大事な場所なんだね」

ある男の子は鳥の巣を見ながらぽつんと一言。

森にある植物を知る、学ぶだけではなく、
自然と共に生きているという実感を子ども達に感じてほしい。
そう強く思った私なのでした。

※この活動は、LUSHジャパンの支援を受けて行っている、「地域の森に生息する植物を生かした、子どもの健康改善プロジェクト」です。
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私たちが活動するこの村、
エステーヴァン村は、
1980年代まで物々交換で生活していたような、
自然と共に生きる生活をしていた人々が住んでいます。
栄養のある食材は、
海や森で自らとってくる。
お風呂や洗濯は、
海にある粘土質の土を使ってする。
けがをすれば、
森の植物を使って治療する。
病気になれば、
森の植物の力を借りる。
物質的には豊かとはいえない生活をしているように見えて、
本当は、
羨ましいほどの豊かな自然と共存している彼ら。
しかし今、
その生活を知る人がほとんどいなくなってきています。
この大切な自然を守っていきたい。
日々の暮らしの中で役立てていきたい。
そう願っている私たちは、
学童教室の子ども達やその家族を中心に、
森の散策や、
お年寄りの話を聞きながら、
村をこれから支えていく子ども達と、
まとめていく予定です。

まずは、
森の探検に出かけました。
さぁ、
次は何をしようか?
これからが楽しみです。

※この活動は、LUSHジャパンの支援を受けて行っている、「地域の森に生育する植物を生かした、子どもの健康改善プロジェクト」です。
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下記のようにイベントが開催されることとなりましたので、
ご案内申し上げます。
お誘いあわせの上、
ご参加頂けると嬉しいです。
お会いできますこと、
楽しみにしております。
尚、
定員がございますので、
ご参加いただける方は早めのご予約をお願いいたします。

【第21回 ブラジル料理教室 / Aula de Comida Brasileira】
日時:10月26日(土)13:30〜16:30
場所 :ライフコミュニティー ライフコミュニティー 西馬込
    1F 調理室
参加費 :大人 ¥3,000
     高校生¥1,500
小中学生¥1,000(乳幼児無料)
持ち物:エプロン、三角巾
講師 :平塚えれなさん
えれなさんブログ
http://saudade-brazil.cocolog-nifty.com/blog/
<メニュー / Cardapio>
・ご飯(Arroz)
・フェジョン(Feijao Tropeiro)
・ブラジル風コロッケ(Coxinha)
・サラダ(Salada)
・コーンケーキ(Bolo de Milho)

おしゃべりをしながら、美味しいブラジル料理を作りましょう♪

お問い合わせ:
光の子どもたちの会(担当:藤本くみ)
canoa.japao@gmail.com

※定員25名
 申し込み締め切りは10月19日としますが、
 満員となり次第、申し込みを締め切らせて頂きます。
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日本とブラジルを行き来する私たちにとって、
娘たちの学校問題はかなり重要です。
ただ、
日本でも、
ブラジルでも、
いつも変わらず受け入れてくれ、
あたかもずっと、みんなと一緒にいるように接してくれるおかげで、
2人の娘は今まで、

「学校に行きたくない!!」

ということは一度もありませんでした。
しかし今年。
ブラジルに戻り、
いつも通っている学校に行ってみると、
次女が通っていたクラスは定員オーバーのため、
受け入れはできないとのこと。
ブラジルは三部制のため、
午前、午後、夜間とクラスがあるのですが、
次女はいつも午前のクラスに通っていたのです。

慣れ親しんだ友達と一緒のクラスに戻れない。

次女は学校には行かないと言い、
泣いて拒否しました。
2日間休み、
3日目。
私は次女と一緒に登校し、
午後のクラスを見学することにしました。
先生たちはとても親身になってくれ、
本当にやさしかった。
それでも次女はかたくなに教室に入ることを拒否し、
廊下にい続けました。
翌日。
私が一緒に行くことを約束し、
また学校に行くことにしていました。
午前中。
11時前に私の携帯電話が鳴りました。
それは、
学校の事務の人からで、
明日から午前のクラスに通っていいとの連絡でした。
その理由を聞いた私は、
感動して、
次女と一緒に涙を流しました。

6年生の午前のクラスの子ども達は、
次女を自分たちのクラスに受け入れるため、
協議を重ねていました。
そして、
校長先生に直談判。
教室の狭さ、
椅子の置けるスペースがないことも承知の上で、
クラスみんなが少しずつ席を詰めることで、
なんとか次女を自分たちと一緒に学ばせてほしいとお願いしたのです。

子どもたち自身が話し合い、
出した結論。
校長先生はそれに対しいて“NO”ということはありませんでした。

小学6年生。
11〜12歳の彼らが、
幼い時から一緒に学んでいた次女と学び続けたいと、
考え、
話し合い、
決断してくれた。
本当にうれしかったです。

子ども達の心がこんなにも素敵に育ってくれたこと。
そんな友達に囲まれている次女。
私は感謝せずにはいられませんでした。
心から、
本当に、
ありがとう。

昨夜。
それまでとは異なり、
時間割をし、
学校に行く準備をしていた我が家の次女。
彼女の顔に笑顔が戻ったこと。
その笑顔はとても輝いていました。

朝起きてみると、
雨が降った後があった。
これはいつものこと。
カノアでは、
雨季であっても、
雨はだいたい夜中から朝方にかけて降ります。
そして、
日中は、
お日様が照ることがほとんど。

でも今日は違いました。
降っては止み、
降っては止み、
夕方までずっと、
雨は降り続きました。

お昼前、
この村のおじいさんが亡くなったとの連絡がありました。

「あー、だからか。
この雨は。」

と、
彼は納得したように一言。

この村では、
大切な人が去るとき、
雨が降ると言われています。
空さえも、
涙を流すと。

明日、
このおじいさんを偲んで、
保育園と学童教室はお休み。
地域にあり、
地域に根差しているからこそ。IMG-20190426-WA0017

日本から到着し、
次女の学校が始まる前に、
日本の学校で受けた“平和の授業”をすることに。
クラス担任の先生との約束。
友達と作った千羽鶴(持ってきたのは百羽)。
自分が伝えたいこと。
日本の友達への想い。
何度もノートに書き留め、
今日を迎えました。

あまりに緊張し、

「できないよ」

という中、
大丈夫と背中を押し、
何とか千羽鶴について、
平和への想いを伝えることができました。
一緒に折り紙で鶴を折り、
それぞれの願いを絵に描いてもらいました。

最後には、
満足そうな次女の笑顔がみられ、
ひと安心。
後は、
日本に送るだけ!20190731_140406
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