光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

4月16日。
娘の幼稚園の迎えに行き、
その後、
弟の勤めるおいしいパン屋さん
“パンステージ・エピソード”
prologue.opal.ne.jp
に行ってきました。
途中で、
雨がみぞれになり、
予報では、
なんと雪が降るとのこと。。。

この時期に雪!?

と思いましたが、
この寒さ。
降ってもおかしくない気候。

そして翌朝。
窓を開けると、
手すりに氷が張っていました。
残念ながら雪は見れませんでしたが、
この寒さ。
異常です;;;

そんな時にふと思い出しました。
実は私、
年末年始になると、
『最近では冬が懐かしく、
娘にもいつか雪を見せてあげたい…』
と、
あちらこちらで言っていたのです。

もしかしてそれが現実に!?

日本に到着し、
あまりの寒さに震える私たち親子。
それでも、
元気に過ごしていた娘たちも
鼻風邪をひいたようで、
下の娘は
夜中に息苦しくて起きてしまうことも。
そこで、
日曜日もかかりつけの小児科が診察しているということで、
行ってきました。
まぁ、
ただの鼻風邪で、
元気だし、食事もとっているということで、
心配ないとのこと。
こうやって、
すぐに小児科の先生に診てもらえるのは、
やっぱりうれしいですね。
そして、
薬をもらいに行くと、
薬剤師さんが
『お子さんは22時か22時半ごろにお休みになられますか?』
と聞くので、
『うちの子どもは20時には寝ますけど…』
というと、
『早いんですね。では夜の分から飲んでください』
と言われました。
って、
22時半って遅すぎない?
日本の子どもは
やっぱりというか、
遅く寝るているんだなぁ〜と改めて実感しました。

今年、
上の娘は
近所の幼稚園に体験入園することになった。
事前に電話をすると、
快く承諾してくれ、
制服やカバン、
体操着までも貸し出してくれました。
初めての日本の幼稚園。
どうなるかと心配しながら、
12日(月)に初めて登園しました。
初日から通常保育、
給食…
それでも、
娘は緊張しながらも
園の様子を聞かせてくれました。
ブラジルの保育園とはまた違う、
そんな体験を
娘はどう感じ、
どう思っているのか。
私にとっても初体験。
近所の人からのアドバイスを受けながら、
さぁ、
がんばるぞ!!!

4月4日、
無事に日本に到着しました。
思っていたよりも寒く、
少し戸惑っていますが、
体調管理に気をつけつつ、
日本を満喫したいと思います。

皆さんとお会いできることを楽しみにしています!!!

IMG_3546我がエステーヴァン村に
小さく、
すばしっこい、
そして、
シャイなスポーツ少年がいる。
彼は、
どんなスポーツでも
素晴らしい運動神経を見せてくれる。
小さな体のどこに、
そのすべてが詰まっているのか。

以前、
もう5年近く前になるだろうか。
あるプロサッカーチームのスカウトが
彼のもとを訪れた。
残念ながら、
彼の両親は
そんな見知らぬ人を受け入れるわけもなく、
話し半分で、
追い返してしまった。
少年サッカー教室を始めたばかりであった
夫のマルシアーノは
『もし自分のところに来てくれて、
一緒に彼の家に行けてたら…』
と、
その後も後悔し続けていた。

そしてそんな少年も17歳となり、
昨年から今年にかけての成長ぶりは
市内でも有名なほど。
そんな折、
彼に州選抜の話が来たのだ。
テストに通り、
サンパウロでの交流試合の結果によっては
プロのサッカー選手への道が開ける。
今回は、
マルシアーノが付き添い、
両親にきちんと話をして、
何とか了承を得ることができた。
来週、
彼は旅立つ。

夢をかなえてくれることを祈って。

SANY4755日本ではなじみがないですが、
キリスト教が未だ多くを占めるブラジルでは、
宗教的祝日がよくあります。
カーニバルというと、
踊っているイメージしかないかもしれないですが、
“謝肉祭“という宗教的意義もあります。

(下記wikipediaより抜粋)↓
「一説には、謝肉祭は古いゲルマン人の春の到来を喜ぶ祭りに由来し、キリスト教の中に入って、一週間教会の内外で羽目を外した祝祭を繰り返し、その最後に自分たちの狼藉ぶりの責任を大きな藁人形に転嫁して、それを火あぶりにして祭りは閉幕するというのがその原初的なかたちであったという」

そしてこのカーニバル終了後より40日後、
イースターが始まります。
イースターは『生命』『変化』であり、
それまでの行いを悔い改め、
新しい人生を踏み出す日であるそうです。
そのため、
イースターでは
『赤肉』を禁じられており、
この期間、
肉を食べることはできません。

それがなぜなのか?
気になった私は友人に聞いてみると、
なるほどと納得した一説があります。

「昔、上流階級の人のみが赤肉を食することを許されており、下流階級(貧しい人)は口にすることができなかった。そのため、行いを悔い改めるこのイースター期間には、上流階級の人も赤肉を食べることを禁じ、全て、人は平等であることを示したのです」

ということで、
今日、
家族が集まってバーベキューをしました。
漁村のこの村ではイースター期間前になると
連日漁師さんが漁に出て、
イースター期間にせめて魚だけでも毎日食べられるようにと、
漁業に励んでいます。
それにしても“シュハスコ”おいしかったです!!!

昨年とは異なり、
今年は雨季に入っても
ほとんど雨量が増えず、
木々の青さも
通年よりも目立たないほどでした。
我が家では
スイカの収穫量が落ち、
通年ならば、
この時期には週末になる度に食べていたスイカが
月に1、2コほど。

それがここにきて、
3月19日の
聖ジョゼに肖ってか、
(この日は必ず雨が降るといわれており、
農地では
大々的なお祭りが開催されるほど)
毎日のように雨が降っています。
といっても、
夜中から朝方にかけての雨なので、
日中は太陽が照っていますが(笑)

さて、
これで我が家のスイカも安泰かな!?

今、
アラカチ市では、
サッカーリーグが開催されています。
全てのコミュニティーから一つずつチームを出し、
グループリーグを開催。
その後、
上位2チームが
決勝大会へと進める
さらなるグループリーグに進みました。
我がエステーヴァン村のチームは
現在首位。
昨日、
見事に
5対1で勝ちました。
これでまた勝ち点リード。
決勝戦に残るチームとして
間違いないといわれています。

さらにわがチームのすごいところ。
どこで試合が行われようが、
(すべて市内ですが)
応援団が一緒に行くところ。
リーグ1番の応援団とまで言われています。
その主役を担っていたのが、
先日日本に帰国した
東海大学の3人娘たちでした。

今回の大会で
サッカーで勝つということだけでなく、
村が一堂に会して
一つの目標に進んでいること。
これが一番の勝因だといわれています。

さすがはサッカー大国ブラジル。
何かを成し遂げたければ、
まずはサッカー。
これなしでは語れません。

<ブラジル好きの方大集合!!>

21(日)女子ブラジル(19:30〜 Charge:無料(要Drink Order)

話題の女子JAZZに対抗?Aparecida女子部によるNewイベント。
詳細は打ち合わせ中ですが、好きな曲を持ち寄ってのDJタイム&ミニライブになりそうな感じです。
好きな曲、皆に聴かせたい曲がありましたら、CDをお持ちください♪
なんでブラジルが好き?こんなところが好き!そんなおしゃべりを楽しみましょう!
初めていらっしゃる方も、男性の方も大歓迎です!!


22(月・祝)トリアンゲイラの旅の話2・・・写真のないブラジル
(19:30〜 Charge:無料(要Drink Order)

前回お見せできなかった写真や資料を中心に、ブラジルの旅情報や、
写真に納めきれなかった出会い、交流、ハプニング、について、
皆さんとお話したいと思います。
前回上映した写真は300枚ほどプリントしましたので、初めてご覧になる方は、そちらもどうぞ♪

場所:Aparecida 東京都杉並区西荻南3-17-5-2F
http://aparecida.pokebras.jp/

このページのトップヘ