光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

協働契約に関する勉強会のお知らせ

「新しい協働を考える会」では、2月10日18:30から
「協働契約書の新たなあり方を事例から検証する」
をテーマに横浜市中区にて、勉強会を行います。
ご関心ある皆様、ぜひご来場ください。

詳細は、
http://bi-no.org/PDF/kyoudoubenkyoukai201002.pdf
からダウンロードできます。

日時 2/10(水)18:30〜20:00
場所 中区地域子育て支援拠点のんびりんこ
    横浜市中区真砂町3-33 関内駅前セルテ9F
    JR 関内駅 北口徒歩1 分
    地下鉄 関内駅 徒歩5 分
    みなとみらい線 馬車道駅徒歩6 分

おはなし 横浜市市民活力推進局文化振興課 主任調査員 鬼木 和浩氏
      NPO法人STスポット横浜 小川 智紀氏

概要
横浜市市民活力推進局文化振興課が主管となる
「横浜市芸術文化教育プラットフォーム事業」において、
担当者の試行錯誤の中から協定締結をしている事例を取り上げ、
その経緯と成果、課題を検証する勉強会です。

■お申し込み・お問い合わせは下記まで・・・
NPO法人びーのびーの事務局内
新しい協働を考える会担当
admin@kohoku-drop.com
TEL045-540-7422
FAX045-540-7421

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現在、
「光の子どもたちの会」では
堀池事務局長の母校である
横浜市立栗田谷中学校にて
いらなくなった学用品の回収を行っています。
これら学用品は、
ブラジルではまだまだ使用できるものばかりで、
鉛筆すらないような子どもたちにとっては
宝物の山のようです。
※近隣の地域にも配布予定です。

そこで、
もし皆様の中にも
いらなくなった学用品があるようでしたら
日本事務局までお願いいたします。
絵具やリコーダー、
文房具など、大歓迎です!!!

<日本事務局>
横浜市神奈川区松本町1-7-1
TEL/FAX 045-321-1824
http://criancasdeluz.org

また、
新年度がスタートしたカノアにおいて
今後も引き続き活動を行っていくことができるよう、
会費の納入及び寄付のご支援・ご協力をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

<郵便振替>
口座番号: 00280−1−41787
加入者名: 光の子どもたちーカノアの活動を支える会
<ブラジル銀行(Banco do Brasil)口座>
Agencia 0121-X
Conta Corrente 26357-5
Associacao Criancas de LUZ

本日、
2月1日より
2010年度がスタートしました。
今年は公立の学校が昨年度のストライキにより
2月22日開始ということを受け、
私たちは
先頭を切ってのスタートとなりました。
保育園の子どもたちの半数は
新入園児です。
それでも、
泣き叫ぶ子や、
保護者から離れない子は一人もなく、
みんな元気に登園し、
教室に入って行きました。

まだ学校が始まっていない、
学童教室の子どもたちは
待ってましたとばかりに
開始より1時間前の登校。
これには教師たちが驚いてしまいました。

今年はどんな一年になるでしょうか。
こうご期待です!!!

私自身、
2人の娘を育てている中、
ブラジルと日本、
両方の文化を大切にしたいと思うし、
子どもたちには
どちらも自分たちの
“根っこ(ルーツ!?)”
なのだということを忘れてほしくない。

私が活動する、
小さな漁村で暮らす人々の多くは、
この村の出身であることを
“誇り”に思っています。
それは、
こちらが恥ずかしくなるほどの愛着心なのです。
そんな中、
サンパウロのファヴェーラ、
モンチ・アズールで暮らす人々の中で、
底から這い上がり、
現在成功している人の中には
『ファヴェーラ出身』
であることを
ひた隠しにする人が少なくない。

「今勤めている会社に、
ファヴェーラ出身だなんて思われたくない…」


そういう人が多くいることは事実なのです。
そんな中、
ブラジルの母であるリンダウバは
いつも言っていました。

『私たちは
自分たちがどこで生まれ、
育ったのか。
その根っこを決して忘れてはいけない。
それをきちんと心に留めていることが
人生を歩んでいくうえで、
一番大切なことなのよ』

今日、
1月29日は
次女の誕生日です。
早いもので、
もう2歳になりました。

よくお話をするようになり、
歌を歌ったり、
踊る姿は
本当にかわいさでいっぱいです。

長女は、
ちょうど2歳になったとき、
日本一時帰国中で、
言葉が出なくなり、
一ヶ月間、
体調を崩していました。
おしゃべりだった彼女が口を利かなくなり、
本当に心配したことを
今でも昨日のことのように覚えています。
日本語がほとんど分からず、
それが原因だったようですが、
一ヶ月が経ち、
日本語をぺらぺらとしゃべりだしたときには
驚いたものです。
それから今日まで、
私とは日本語でしか話をしません。
次女は、
すでにそういった環境の中にいたため、
すでに2つの言葉を
上手に使っています。
おもしろいもので、
私と話すときは
日本語で話しかけたほうが
ちゃんと話を聞いてくれます。
これからどんな風に成長していってくれるのでしょうか。
健康で、
笑顔が絶えないでいてくれれば
それで満足。

“天使の笑顔”

をいつまでも・・・

臨床育児保育研究会で映画の上映会をします。
どなたでもご参加できます。

映画「風のなかで・・・ むしのいのち くさのいのち もののいのち」上映会

都内杉並にある中瀬幼稚園、年長児クラスの2009年3月1ヶ月をカメラがとらえました。
台本のない子どものドラマ、心にぐーんと迫ります。
「子どもたちの 輝く瞳を おいかけて 見えてきた、かけがいのない、いつもの暮らし」
http://www.kazenonakade.com/

日時:2月9日(火)午後6時半から9時まで
会場:東京文化短期大学 7番教室
 最寄駅:丸の内線東高円寺下車  
http://www.tokyobunka.jp/main/access/m_access.php
鑑賞代:1000円(当日払い)

この映画はは子どもが育つことをとことん追求し、子どもの環境が保育がどうあればよいか
その比類のない実践を映画にしたものです。
子どもの環境を考える上で核心部分をついているような気がします(個人の感想ですが)
保育者のみならず、多くの子どもにかかわる大人にみていただきたい映画です。

シンガーソングライターの大貫妙子さんはこの映画に
「遊んで遊んで遊びたおす   遊ぶことは生きる知恵・・」
というメッセージを寄せられています。
                       
【お申し込み】
メールで info@ikuji-hoiku.net
「件名 上映会申し込み」と記載の上、
氏名 と連絡先(電話又は携帯)・・・をお知らせ下さい。

Dona Analia
私がこの村で過ごすようになり、
昔の思い出話や、
この村の良さ、
今後、
どのようになっていってほしいのか…
そんなことを話し合っっていた彼女。
わら細工を教わったり、
病気の時は祈ってもらったり。。。
どんな時でも強気で、
笑顔で、
そこには真実がありました。

Dona Analia
この村最後の祈祷師であり、
2月3日には94歳を迎えるはずだった
そんな彼女が安らかな眠りにつきました。

いまだにそのことを信じられない私。
いまでも、
椅子に座って、
海を眺めている。
そんな気がしてなりません。

心の支えとして、
この村に存在していた貴重な人々。
そんな人たちが亡くなっていくことは
残念で、
悔しくて・・・
でも、
これからもどこかから
私たちを見ていてくれる。
そう思わずにはいられません。

アミーゴ クラブ 国際交流会
〜参加無料〜

語学の興味を持ちの方が集まりブラジル音楽について交流会を企画しました。

場所: 世田谷文化生活情報センター 3F
    市民活動支援コーナー キャロットタワー内(生活工房 パオ室)

東急田園都市線で 三軒茶屋駅下車後歩いて5分 
 日時: 2010年1月30日(土)18:00〜21:00

http://www.j-amigo.info

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現在ブラジルでは
子どもとかかわる仕事をしてる人全て、
2011年までに大学の教育学部に通学もしくは卒業していること
という指針が出されています。
これを受け、
教職員のうち、
大学に通学及び卒業していない
2名の教師、
フラビアーニとパトリッシア
が1月23日、
大学受験をしました。
そして今日、
インターネットによるオンライン合格発表にて、
合格を確認しました!!!

こちらでは基本的に大学には夜間に通います。
仕事と勉強の両立。
慣れるまでは大変かも知れませんが、
私はやり遂げてくれると信じています。

彼女たちの合格を受け、
学資支援の支援者を募集させていただきます。
私立の大学で(市内に大学は一つしかありません)、
月謝や教材費、通学費がかかります。
ご支援していただける方は
下記までどうぞよろしくお願いいたします。
ちなみに、
総額の半分(一人当たり月額約15000円の半分(約8000円))
を支援していけたらと考えています。
ご支援、ご協力のほど、
よろしくお願いいたします。

<郵便振替>
口座番号: 00280−1−41787
加入者名: 光の子どもたちーカノアの活動を支える会
<ブラジル銀行(Banco do Brasil)口座>
Agencia 0121-X
Conta Corrente 26357-5
Associacao Criancas de LUZ

今日、
ブラジル人の知人と話していた時のこと。
コミュニケーションの話になり、
それから文化の違いの話になり、
そして、

『私はブラジル人であることを誇りに思っている』

と彼女が突然言いました。
あなたはどうなの?
という目をしている彼女に向って、

『日本人が日本人であることに誇りを持っていると、
あなたのように言える人はどのくらいいるだろう』

と答えている私がいました。

私たちが活動する場所から90kmほど離れている場所に
“モッソロ(Mossoro)”
という市があります。
ここには日系人のメロン農家の方が住んでおり、
昨今大変お世話になっておる方でもあります。
この日系人の方は常に、

『ブラジルという場所に住み、
生活をし、
だけれども、
私は日本人。
それを誇りに思い、
私たちだからこそできること、
わかること、
それを取り入れることで
ブラジルの農家をよりよくしていきたい』


とおっしゃっています。
その言葉が、
今、
頭から離れません。

日本人として生まれ、
育ち、
現在、ブラジルに在住している私。
その私が返答に困ってしまうことを、
日系人であるその人は
堂々とおっしゃるのです。
それができる日本人が、
どれほどいるでしょうか?

どんなに不満があり、
貧しくてもなお、
ブラジル人であることを誇りに思う彼ら。
そして、
日系人として、
ブラジルに移住してもなお、
日本人であることに誇りに思う人。

あなたは、
日本人であることに誇りを持っていますか?

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