光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

令和5年8月11日(金曜日・祝日)〜8月13日(日曜日)の期間中、
横浜市役所で、
夏祭りイベント「わくわく!こども夏まつり」が開催されます。
そこで、
私たちの団体について、
大画面で紹介いただけることになりました!!

アトリウムには「やぐら」が出現!
盆踊りで体を動かしてみたり、
和太鼓を叩いてみたり、
縁日でスーパーボールすくいや輪投げなどで遊んだり、
横浜市役所が、
夏祭りならではの体験を楽しむことができる空間に大変身!

ぜひ夏の思い出づくりに足を運んでみてください!!
わくわくこども夏祭り20230811

下記のようなオンラインイベントが開催されます。
一人でも多くの方に参加していただきたいと思っております。
お誘いあわせの上、
ぜひご参加ください。

【オンラインイベント:AMIGO DO CRIANCAS DE LUZ】
カノア保育園の創始者の1人であるエヴァさんが発起人となり、
現在カノア保育園卒園生が中心となって動き出した新たなプロジェクト。
ぜひ現地の先生たちやカノア保育園の想いを届けさせてください。
カノア保育園をどうやって手伝えるのかな?
カノア保育園に協力するにはどうしたらいい?
そんな皆様の疑問にお答えします!!

日時:2023年7月25日22時
参加費:無料
参加申込方法:
下記メールアドレスの件名に「オンラインイベント参加希望」とお書きください。
日本事務局よりZOOMのURLを送らせていただきます。
E-mail info@criancasdeluz.org

“HSC”という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
昨今、発達障がいなどの理解が深まっていますが、
それでも、
あまり耳慣れない言葉かもしれません。
それでも、
「生まれつき敏感な気質を持つ子どもHSC(Highly Sensitive Child)は、約5人に1人いる」
と言われています。

私は保育園で働いていて、
確かにこうした特性のある子どもを目にする機会が多くなったような気がしています。

「HSCは誇るべき長所でもある」

なぜでしょうか?

それは、
「物事の観察力に優れ、変化に機敏なHSCは、集団の不協和音をいち早く察知できる」
からです。
それを記事の中で「炭鉱のカナリア」に例えて説明しています。

「カナリアは人より早く毒物を察知してさえずりを止める習性から、
かつて、炭鉱労働者にとって一大事を未然に防ぐ大事なパートナーでした。
この話はクラスの中のHSCに置き換えることができます。
もしHSCがクラスでの居心地が悪いと感じていたなら、
それはクラスの環境自体に異常があるサイン」(下記記事より一部抜粋)

このことを知っていると、
彼らは、
教育者である私たちにとって、
助けてくれる存在となるのです。

下記の記事で一番わかりやすく、
そして、
取り組むべきこと。
それは、

「『強い口調』『せかす口調』を改善する」

当たり前のようですが、
自分では気づかぬうちに…
ということがあります。
だからこそ、
肝に銘じて子どもと一緒に過ごしていきたいと思っています。


私たちがカノア保育園を立ち上げた2000年。
まだまだ保育経験の少ない私は、
日本に戻ると、
資金調達と同時に、
日本の保育園や幼稚園などに実習に伺い、
カノア保育園に取り入れたいもの、
目指しているものの再確認などをしていました。
そんなとき、
私たちの活動を応援し、
幼稚園や保育園として、
バザーや茶話会を企画し、
カノア保育園のことを話す機会を作ってくれる人たちがいました。
その中の1人と、
なんと今日、
再開しました!!
20年ぶり…
しかも、
私が今非常勤として働いている横浜市内の保育園での出会い。
驚きました!!
まさかこんなところで…
ぞわぞわっと、
鳥肌が立ちました。

私たち人生は、
めぐりめぐって、
たくさんの人たちと出会い、
支えられ、
今ここにいる。
そんな当たり前のことが、
今日また、
実感させられることとなりました。

あのとき、
あの人たちがいなかったら、
今の私はなかった。
カノア保育園は存続していなかった。

そう思うと、

“一期一会”

大切にしていきます!!
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JICA草の根技術協力事業にて、アラカチ市からブラジル人教員2名が本邦研修に参加。
その様子がタウンニュース秦野に掲載されました!



JICA草の根技術協力事業として現在実施中の事業において、
5月17日から6月1日まで、
秦野市教育委員会と協働で実施した本邦研修。
本日無事に、
ブラジル国セアラ州アラカチ市の教員2名の研修が終了しました。
秦野市が作成した動画がありますので、
ぜひご覧下さい!


2022年12月より開始された、
「JICA草の根技術協力事業」

秦野市教育委員会と協働で実施している本事業は、
2023年5月17日〜6月1日まで、
日本にブラジルの教員2名を研修生として招聘し、
日本の学校教育、
中でも授業の質と教員の質の向上のため、
そして、
現在ブラジルで進められている"全日制学校"を
よりよく運営していくため、
学びを深めて頂きたいと考えています。

日本が誇る、
「授業研究」などを紹介しながら、
ブラジルの実情にそったシステム作りを応援していきます。
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2023年5月9日。
結婚20周年を迎えました。
彼によると、
総合してみると、
多分一緒に過ごしているのは10年ほどじゃないか?
と…(笑)
私の計算では、
もう少し一緒にいます。
15年とか???(笑)

それにしても時が過ぎるのは早い。
20代前半でブラジルに来て、
その後結婚、
出産、
子育てを日本とブラジルで行い、
娘たちは大きなけがをすることもなく、
順調に育ってくれ、
今では高校生と大学生。

まだまだ親としてできること、
パートナーとしてできること、
仕事人としてできることがあるけど、
それよりも何よりも、
こうして今ここで、
ブラジルの、
赤道直下の小さな村で、
この文章を書いていることがとてもうれしいです。

まだまだ先は長い。
道はくねくね。
上ったり下ったり…
それでも一人ではない。
いつもそばに誰かがいるというのを知っていることは、
本当に大切で、
強いと思う。

ありがとう!!
そしてまた朝日は昇る…
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久しぶりのブラジル。
ゆっくりする暇もなく、
駆けずり回る日々。
それでも、
夕方、
裏の砂丘にのぼり、
息を切らせながら、
予定の手前で座り込む。
息切れしながら見上げた空は、
青から次第に移り変わっていく。

さぁ、
また頑張ろう!
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近年私たちは、
様々な教育方法を実践している幼稚園、保育園、認定こども園と出会うことができます。
モンテッソーリ教育、
シュタイナー教育、
レッジョ・エミリア教育などなど。
それぞれの教育方法には利点と欠点があり、
その教育方法が誕生した国や地域との関係や、
宗教など、
どこでも簡単に実践できる…
というわけではありません。
例えばモンテッソーリ教育やシュタイナー教育は、
その教育方法を学び、
習得した人が教員資格を得られ、
教えることができます。

多様性と主体性を大切にしている現代では、
それぞれの環境の中で、
目の前にいる子どもにとって、
どのような教育方法が良いのか。
悩みは尽きません。
それでも、
私は思うのです。

何もないと思っているところにこそ、
子どもは楽しみや可能性を見つけ出すのではないでしょうか?
森の中、
街の中、
公園、
園庭…
子どもの興味、
観察の中に、
私たちは必要とされている学びを届けることができるのではないでしょうか。

3年ぶりにブラジルに帰ってきて思うこと。
それは、
子どもが持っている“力”です。
今、
子どもたちは何を観ていますか?
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