光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2009年05月

09ac504a.jpg4週にも及んでいた教員のストライキ。
何とか目処が立ったのか、
来週の月曜日からまた授業が再開される見通しだ。

以前なら子ども達は、

「えぇ〜もう始まるの?」

と言っていたと思う。
でも、
どんなに問題や課題が山積みの場所であっても、
学校は学校。
子ども達にとって、
大切な場所へと変化してきているようだ。
その証拠に、
ストライキに突入してから一週目が終わるころから、

「いつから学校始まるの?」

と、
保育園の教職員に
子ども達が聞きにきていたらしい。

“何とか小学校に通ってほしい”

と願っていた私達。
この話を聞き、
本当にうれしくなった私なのでした。

22503283.jpg日本から無事ブラジルに戻り、
3日くらい、
娘が時差ボケのために午前3時に起きていたため、
夜中から活動し、
5日経つころに次女が突然発熱で
インフルエンザかと心配し、
(ただの風邪でした…疲れでしょうとのことです)
と、
なかなかブラジルのリズムに戻れない私です。

そんな中、
現在カノアにいる
4人のボランティア、
特にスウェーデンのボランティアには
心から感謝です。
自分の特技を生かし、
英語&歴史の教室を開講し、
子どもたちの補習授業も行い…
体調を崩しながらもがんばってくれています。
現在公立の学校が教師のストライキにより
4週間前から休みということもあり、
その間、
子どもたちの欲求にもこたえてくれていたみたいです。

ボランティアに甘えるだけでなく、
私たち教職員もがんばらないと。。。
一人一人が
自分のできることを行うだけで、
こんなにも良くなることがある。
それを目の前で見られることに
幸せを感じてしまいます。

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