光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2009年11月

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         教室で気になる子への包括的支援
      〜その子に必要な支援のための見立てと手立て〜

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目の前のその子は・・・
●成績は可でもなく不可でもなく。だけど何となく覇気がない
●妙に大人びていて周囲から浮いている
●先生方には受けがいいが同世代の友だちはいない
●授業中歩き回って落ち着きがない
●いちいち反抗的で大人をバカにした態度
●何度も指導しているがいじめをやめない
●忘れ物が多く宿題をやってこない
●嘘ばかりをつく
●心配で声をかけても「さあ」「別に」「わかんない」との返事ばかり
●授業中に寝てばかりいる

学校という集団生活のリズム、ルールに馴染めずに、「浮いてしまう子」がいま
す。子どもたちは、その居心地の悪さや居場所のなさを、非行や暴力、不登校、
リストカット、授業妨害など、さまざまな問題行動に表すことで訴えています。

その心の声を受け取ったとき、ただ子どもたちの話にうなずき、寄り添うだけで
は問題は解決しません。子どもたちの悩みを、そしてそういった子を抱えながら
クラス運営をしていく教員の悩みを解決するためには、一人ひとりに必要な支援
を具体的に見出し、プランニングする力が必要とされています。

支援計画を立てるには「見立て」が大切です。子どもたちはたくさんの背景を背
負ってそこに存在しており、問題行動を起こす子どもを見立てる時には、その背
景をいかに包括的に見抜くか、が求められるのです。

教育相談室9年、中学校スクールカウンセラー12年の教育現場での豊富な経験
を持ち、教育困難校配属10年間で、包括的スクールカウンセリングやコミュニ
ティワークを視野に入れた臨床を実践。困難校に安定した学習環境を再構築した
実績を持つ、ザ・ドア・ジャパン代表の植山起佐子が、具体的で実践的な「見立
て方」そして、見立てたことを実施するにあたって必要な「手立て」を、支援事
例を交えながらお伝え致します。


■日時:2009年12月12日(土)10:00−12:00(開場9:30)
■会場:青山学院大学 総研ビル9F 第15会議室【渋谷区渋谷4-4-25】
    
■最寄り駅:
 JR山手線・東急線・京王井の頭線「渋谷駅」宮益坂方面出口より徒歩約10分
 地下鉄「表参道駅」 B1出口より徒歩約5分
■講師:植山起佐子(うえやま・きさこ)
(臨床心理士/ザ・ドア・ジャパン代表/臨床心理士コラボオフィス目黒代表)
■参加費:一般3,000円/学生1,500円【資料代込】
■定員:先着30名(★乳幼児連れでもご参加頂けます)
 【残席数があれば当日参加も可能ですが、予約を優先させていただきます】

■主催:ザ・ドア・ジャパン(NPO法人申請準備中)
■予約・お問い合わせ: info@thedoorjapan.org

     【下記の申し込みフォームにてお申し込みください】


          ◆◆ 申し込みフォーム ◆◆



教室で気になる子への包括的支援 に参加します。

参加予約人数:  名

お名前:

所属校(学生申込みの場合のみ):

ご連絡先:

ご質問等:

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最近、
イライラしているのか、
なぜなのか、
娘を叱ることが多いような気がします。
長女は、
かなりマイペース。
そして、
かなり自己中心的に物事を考える傾向があり、
もっと広い視野を持ってもらいたい、
と願う私は、

『自分だけでなく、
人を大切に思う気持ち』


に関しては、
かなりうるさく言います。
確かにまだ5歳。
でも、
一人で生きていくことはできない。
だから、
みんなを大切に思ってほしいと、
それを今からでもきちんと理解してもらいたいと
思うのです。

今はブラジルで生活をしていますが、
将来、
日本で勉強したい、
海外に行きたい…
そんな選択を自分でできるように、
そして、
そこでもちゃんと暮らしていける力を
持ってほしいと願っています。

親って勝手ですね。
いろいろなことを考え、
願いばかり…
怒ってばかりでごめん。。。
そう心の中で思いつつ、
今日もまた、
ぎゅっと抱きしめてあげる私なのでした。

大人のためのシュタイナー学校
自分の基礎を作るアートワーク3回講座 +4回講座

シュタイナー教育は、他の教育とは違い就学年齢だけの学びではなく、生涯教育です。
子供は、大人に向けての自由への教育を学ぶ訳ですが、それは生涯に渡って精神的に自立した大人になる為の学びを行う力をつける事にあるからです。
ですからむしろ大人(28歳以上)になってからの学びが必要であり、大人になった今でこそシュタイナー教育の学びは、自らの魂と精神の変化と進化の基となるものです。(アート初心者でも大丈夫です。)

日 時:2009年9月25日(金)
    10:00〜15:00(2コマ)
以降、10/30、11/27 12/18 1/22 2/12 3/19

メンタルアートダイナミックでは頭では理解できないことをします。あなたの身体はあなたの心に一番正直です。心のヨガ、アートワークでエクササイズを積んで、じぶん美人になりましょう。

講 師:江口一政
場 所:八王子周辺施設
参加費:¥6,000円/1日(午前1コマ、午後1コマ)
    + 講師交通費と会場諸経費は人数割り
申込先:spacelala@rd5.so-net.ne.jp
    090-5928-3027(松葉)
主 催:空と海☆アートワークセラピーの会
持ち物:クレヨン、パステル、画板

メンタルアート・ダイナミック(メンタル・トレーニング)
サポーティスト:江口一政
人智学系Dr.ハウシュカ理論ベースのアートセラピストによる
オリジナルトレーニングコースで学ぶ。心療内科のデイケア、大阪、
岡山の講座でトレーニングを実施。メンタルケア心理士。デザ
イナー。デザイン専門学校非常勤講師。日本グラフィックデザ
イナー協会、日本アントロポゾフィー協会の会員。

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私たちは、
毎年数名のボランティアを
日本、ドイツを中心に受け入れています。
1ヶ月という短期間から、
1年という長期まで。。。
それぞれ、
いろいろな思いや、
考え、
目的をもって、
“地の果て”
といわれるここ、カノアまでやってきます。
1ヶ月という短期間では、
あっという間に時間が過ぎてしまい、
自分のやりたいこと、
やらなければならないことを行うのが精いっぱいで、
自分自身を振り返ることが難しいです。
しかし、
2、3ヶ月と経ってくると、
自然といろいろなことが見えてきます。
その多くは、

『自らを省みる』

ことではないかと思います。
分刻みの生活、
時間の流れが速い中では
なかなかできないことですが、
カノアでは
そのゆったりとしたリズムの中で
考え、
悩み、
苦しむ時間がたくさんあります。

これらの壁を乗り越え、
一歩前進できると、
人間として大きく成長するきっかけになるのではないか。
そう信じています。

日本一時帰国中に
分科会でお話しさせていただいた
『こども環境学会2009年大会(千葉)』
第二回が開催されます。
ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

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第2回・こどもの力フォーラム
セーブ・ザ・フレンド

児童虐待ってなんだ?
小児医療問題ってなんだ!?

千葉市で生まれ育って良かった!と一人でも多くの子どもたちが思えるために。
こどもの力フォーラムは、子どもたちと一緒に「子どもたちの今」を考え、発信して行く取り組みです。
「児童虐待」と「小児医療問題」の2つはとても深刻な、しかしいま全国で、そして千葉市でも実際に起きている問題です。
児童虐待が起きる背後には、社会の不安要素や地域社会の変化が落とす影が見え隠れします。小児医療問題もまた、同じように拠り所の無い育児環境が、パパやママの不安を募らせ、ひいては安易な受診が小児科医を圧迫する現象に繋がることが指摘されています。もちろん、虐待される子ども、長期入院する子どもたち当人の心のケアが置き去りにならないよう社会全体が真剣に考えて答えを導く努力も欠かせません。
今回は「セーブ・ザ・フレンド」と題し、そんな問題を「身近な困った友だちをどう救う?」と言う切り口で、当事者でもある子ども達といっしょに話し合います。千葉市の子どもも大人も、身近な、そして自分の問題としてみんなで考える第1歩、としたいと思います。

【会場】
きぼーる・千葉市子ども交流館 3階アリーナ

入場無料

【日時】
11月22日(日)
第1部 10:30〜12:00
こどもの力フォーラム with 子ども大学
セーブ・ザ・フレンド
第2部 13:15〜15:00
こどもの力フォーラム
セーブ・ザ・フレンド真剣ディスカッション
第3部 15:20〜16:50
こどもの力フォーラム
おとなの時間=子どもたちの声を元にした未来市政討論WS

千葉市オレンジリボンキャンペーン2009

主催 千葉市
   こども環境学会
共催 千葉大学
   西千葉大学実行委員会(子ども大学運営団体)
後援 日本ユニセフ協会千葉県支部

http://www.children-env.org/file/091122_ss.pdf
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11月6日(金)、
保育園と学童教室合同の
“春のお祭り”
が行われました。
今年はヤシの葉の冠のプレゼント。
ドイツ人のボランティアが奏でるバイオリンによって
その心地よい音色に心温まりつつ、
子どもたちは歌や、踊りを披露しました。

「カノアには春なんてないじゃない」

ボランティアたちはなぜ、
このお祭りを行うのか、
疑問に感じていました。
確かに、
常夏のカノア。
“春”
という季節の区切りはないかもしれません。
でも、
この時期になると木々に花が咲き誇り、
たくさんの虫や鳥が森だけでなく、
村にもたくさんやってきます。
そんな些細ではあるけれど、
感じられる村の変化を感じ取ってもらいたい。
どんな思いから毎年行われているお祭りです。

日本のように四季があるわけではないですが、
常夏といえども、
季節は存在する。
そんなことを日々体験しながら感じている私なのです。

〜ブラジル料理パォン・ジ・ケージョ(チーズパン)と
コシーニャ(ブラジル風チキンコロッケ)を作ろう!!!〜


阿部孝子さん(宮が迫ナンシー理沙さんのお母様)を講師にお迎えして、
皆で楽しくブラジル料理を作りましょう♪

◇日時:12月19日(土)13:30〜16:30
◇場所:目黒区民センター社会教育館(区民センターの上)調理室

※JR山手線・地下鉄南北線・東急目黒線・都営三田線目黒駅下車徒歩10分
JR目黒駅西口を背に目黒通りを直進、目黒川を右に曲がって400m程

区民センター地図
http://kaiken.ikegi.net/~kaiken/map/meguro.htm

◇講師:阿部孝子さん
◇参加費:1,000円
※尚、参加費の一部は光の子どもたちの会の活動資金として使わせていただきます。
◇持ち物:エプロン、三角巾
◇主催:光の子どもたちの会 http://criancasdeluz.org/

また、料理教室後、18:00〜目黒付近にて忘年会も企画しております!
ご都合よろしければ、こちらもご参加いただければと思います。

料理教室、忘年会に参加希望の方は、12/6迄に谷村までご連絡下さい。
谷村祥子
sachiko_t7@hotmail.com

たくさんの方のご参加、お待ちしております。

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私たちの保育園の菜園。
少しずつですが、
いろいろなものを収穫できるようになっています。
先月以降、
レタスの収穫を行っています。
野菜というものをあまり口にしない村人たち。
サラダなんて言うのは
食卓に上がる家庭も手で数えられるほどです。
しかも、
常夏のカノア。
葉物は八百屋さんで購入しても
かなり高く、
手の届かない存在です。
そんな野菜の代表格、

“レタス”

菜園で、
無事に育ち、
収穫をしました。
そして、
給食にサラダとして出したのです。
子どもたちの反応が気になるところですが、
自分たちで水をあげ、
収穫したもの。
だからなのか、

「おかわりはないのぉ〜」

と、
駄々をこねる子どもがいたほどの
大好評。
それを聞いたお母さんたち。
何とも半信半疑の態度でした(笑)

こうやって少しずつでも、
子どもたちが栄養バランスのとれた食事をするようになってもらえたら
嬉しいですよね。


※(株)味の素「食と健康」国際協力支援プログラムの助成金を受け、実施しています。

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