光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2010年06月

<プレイワークセミナー> のご案内

児童健全育成推進財団では、7月7日(水)、8日(木)に、
「プレイワークセミナー」を開催します。
親子で楽しめる歌遊びや自然遊び、アイスプレイキングや仲間づくりに
役立つゲーム・運動遊びなど、子どもが楽し遊ぶことができる遊びが満載です。
児童館、放課後児童クラブ、子ども関連NPOなどの子ども支援に関わる方、
ふるってご参加ください!

●日時・プログラム:2010年 7月 7日(水) 午前9時45分〜午後5時
         「親子で楽しめる歌遊び」「身近な都市公園で遊ぼう」
          2010年 7月 8日(木) 午前9時45分〜午後5時
         「仲間をつくるゲーム・運動あそび」
         「参加者相互のワークショップ」など
         ※どちらか1日のみの参加も可能です。

会場:国際オリンピック記念青少年総合センター
  (東京都渋谷区代々木神園町3-1)
  (最寄駅:小田急線「参宮橋」駅 徒歩約7分・東京メトロ千代田線 「代々       木公園」駅 4番出口 徒歩約10分)
  地図 http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html

主催:児童健全育成推進財団
対象:児童館、放課後児童クラブ、子ども関連NPOなどの子ども支援に関わる方

内容(※いっしょに身体を動かして学びます)

『親子で楽しめる歌あそび』 講師:鈴木 翼 (あそび歌作家)
児童館等で乳幼児親子を対象とした活動を実施する際に使える、手遊び、
歌遊び、パネルシアターを満載。

『身近な都市公園で遊ぼう』 講師:野村 よしひろ (ナチュラリスト)
野外活動の専門家がいなくても、外遊びを楽しみたい。そんなときに役立つ
自然を取り入れた遊びプログラムを紹介します。

『仲間をつくるゲーム・運動遊び』 講師:高橋 伸 (国際基督教大学専任講師)
日常的に取り組みたい、現場で仲間集団の育成につながる活動のヒントを学びます。

ワークショップ『参加者相互の技術交換会』 講師:参加者みんな
参加者が遊びのレシピを持ち寄り、相互に情報交換をします。

など。

会費:7,000円〜16,000円(1名につき)
※参加のしかたによって異なります。

定員:80名  
締切:6月24日(木) ※ただし定員になり次第締切らせていただきます。
申込・問合先:児童健全育成推進財団(担当:屶網(なたあみ)・古野)
   TEL:03-3486-5141 FAX:03-3486-5142 ※土曜・日曜・祝祭日休所
http://www.jidoukan.or.jp/
申込方法:お電話にてお問い合わせください。
参照ホームページ http://www.jidoukan.or.jp/program/docs/fy10.p09.html


現在W杯で盛り上がっていますが、
次回の開催国はブラジル。
そのため、
ブラジル国内では
公共機関の整備は最優先事項。
その中でも一番力を入れているのが、

道路の拡張、修繕・整備です。

私が住むセアラ州でも、
急ピッチで道路の整備が行われています。
州都まで最速でいける道が近々開通予定だったり、
橋の修繕も含め、
かなり広範囲にわたって行われています。
ブラジルは、
道路に穴があいているのは当たり前で、
それが大きな社会問題になるほど。
私の住む市内でも
穴だらけで車の修理工場が繁盛したほど(笑)
しかし、
それもこの道路整備のおかげでかなり改善し、
現在では周辺の道路全て、
穴のあるところは見当たらないほどになりました。

しかし・・・

道が整備された途端、
増えたのは交通事故。
今年に入り、
死亡事故も多発。
その理由は、

“道路に穴が開いていないことによるスピードオーバー”

全く改善される気配のない、
交通事故。
こんなことなら道路に穴が開いていたほうがよかったと、
正直思ってしまう私です。

以前紹介した、
現在セアラ州選抜となり、
プロサッカー選手を目指している
男の子。
今も、
州都のチームで頑張っています。
私たちが住むアラカチ市から
4人、
そのうち2名が
カノア・ケブラーダ地区から選ばれました。
(注)エステーヴァン村はカノア・ケブラーダ地区にあります。

1人、1人と辞退や帰宅を命じられる中、
今はエステーヴァン村の彼一人が、
アラカチ市出身として残っています。
今日、
彼の責任者をしているマルシアーノが
電話で話をしました。
彼は、
まだ希望を捨てておらず、
がんばりたいと言っています。
そして、
先週の試合では
『もし14歳以下ならばなぁ〜』
と、
年齢の割に体が小さいために
スカウトの人が年齢を聞いて断念したんだそう。
でも、
本人は

“おれの能力を認めてもらったってことだろ?”

と、
今まで以上に意気込んでいます。
彼の夢、
みんなで応援してあげましょう!!!

IMG_4346
6月18日に行われた保護者会。
今年に入り、
保護者会の場で、
保護者に対してのワークショップを実践しています。

『子どもがどんなことをしているのか知りたい』

という声から始まったこのワークショップ。
2回目となる今回は

“自由画”

を行いました。

『子どもがただ絵を描いているだけでしょ?』

と思いがちだが、
その日の気分、
今の状態、
発達や成長過程を
毎日の自由画で見ることができます。
子ども一人ひとりと向き合い、
それぞれに応じた対応をしていくために
私たちの保育園や学童教室では
欠かせないものです。
保護者と共に子どもたちの絵を見たり、
実際に絵を描いてもらったり…
予想以上に反響が素晴らしかったです。
こういった試みを
これからも続けていきたいと思っています。

ボパールの悲劇(1984年にインドで米国の企業の工場から有毒ガスが流れいっぺんに7000人が死亡、
企業が中途半端に事故処理してその後の放置されたまま今に至る、史上最悪の化学工場事故といわれている)を
扱ったものや、インドのスラムの子どもにカメラの撮影を教える女性をドキュメントしたもの、
南太平洋の島ナウルの燐鉱山を取り尽して2000年頃に経済が破綻した国の(けれどそれでも島民は明るい)ドキュメンタリーなど・・・
監督兼カメラマンはブラジル人でした。
どれも地球上の人間の姿でとても考えさせられるものです。

そのような映画を扱う映画祭が明後日から東京であります。
東京平和映画祭。
必見です!!!
http://www.peacefilm.net/home.html

W杯の今日、
ブラジル X 北朝鮮

4年前にも経験したのですが、
ブラジルは、
試合のある時間は
学校も、
銀行も、
役所も
全部閉まってしまいます。

今日も、
ブラジル時間15:00には
中心街のお店も全部閉まっており、
ここエステーヴァン村でも、
村の中を歩いている人が
一人もいないという状況になりました。

これって、
すごいですよね?

でも、
これがブラジルパワー。
そして、
2対1で勝利。

その後、
村の中には
黄色と緑の洋服を着た人が
いっぱいに溢れていました(笑)

次回は日曜日。
もともと休日なので
今日ほどの騒ぎはないでしょうが、
恐るべきブラジルです。(笑)

今日、
日本 X カメルーン 戦。
勝ちましたね!!!

W杯一色のブラジル。
自国のみならず全ての試合を観戦するブラジル人。
その中で、
一人で日本の応援をする私…
一点を入れたときには、
村の中で
私の声だけが響いていました;;;

さて明日はブラジル戦。
今日とは打って変わって、
みんなの大声援が
今から聞こえてきそうです。

ブラジルでは
「縁結びの神として崇められているアントニオの命日の前日であるこの日を
「恋人の日」として、
恋人同士でフォトフレームを贈りあう習慣があります。

カノアでも、
この日は盛大にFestaが開催されました。
ダンスを踊り、
ビンゴ大会、
メッセージ付きの飴が売られ、
それを恋人に渡したり…

そして最後はやっぱりForro。
小さな子どもまでもが踊り、
優勝者にはPizzaまで。。。

ちなみにドイツ人のボランティアに聞いたところ、
ドイツではこの日を祝うことがないそう。
日本では、
バレンタインデーが
この日に意味合い的には近そうですよね。続きを読む

「こどもの心理・行動からみた施設環境」
〜その1:施設環境の全体像とこどもたちからみた環境の把握〜

 今回、第一回目として、保育・幼児教育施設環境が
どのような基準によってどのように作られているのか、
そしてそこでの保育やこどもたちの活動はどう展開されているのか、
基本的な点をおさえながら研究者と実践者が、
こどもの姿を通して議論します。

日 時:6月25日(金)19:00〜21:00
場 所:篠原学園専門学校 4階401教室
東京都千代田区神田神保町1-52-4
   (JR水道橋駅・地下鉄神保町駅の利用が便利です)
   http://www.shinohara.ac.jp/etc/img/map_big.gif
主  催:こども環境学会 幼児教育等施設研究会

司  会:木村 歩美(篠原学園専門学校こども保育学科・こども環境学会理事)
話題提供:佐藤 将之(早稲田大学人間科学学術院)
指定討論:溝口 義朗(東京都認証保育所ウッディキッズ) ほか会場を交えて意見
交換

参加費 :1,000円
定  員:40名

【申し込み方法】
E-mailにて、
必要事項(氏名、所属、連絡先電話番号、E-mailアドレス)をご記入の上、
下記アドレス・木村までお申し込み下さい。
定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
なお、定員に達しない場合は当日も受け付けます。
開催日前に定員に達した場合は、受付に漏れた方のみご連絡を差し上げます。

【申し込み・問合せ先】
kodomokankyo@yahoo.co.jp 木村

〜これからの予定〜
★2010年度テーマ「こどもの心理・行動からみた施設環境」
その1:施設環境の全体像とこどもたちからみた環境の把握(6月)
その2:園庭環境とこども     (9月)
その3:保育室環境とこども   (11月)
その4:○○環境とこども(募集中)(2月)
※これらは予定で、タイトルや内容は今後発信される各々のご案内を参照ください。

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