光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2010年10月

ブラジルは
多民族国家としても有名ですが、
エステーヴァン村には
黒人、
インディオ、
オランダ人
が大きな柱となっています。
私の義母は
父親がアマゾンのインディオということもあり、
インディオの血が多く流れていると
言えるかもしれません。
現在、
村にはその姉が一人、
まだ生きています。

彼女は家の外に出ることを嫌い、
ほとんど家のみで過ごします。
その理由の一つが、
「人の内面を感じる能力」
に長けているせいだそうです。
インディオには“ヴィジョン”というものが存在し、
自分に近いものに何か起こることを
予知、
もしくは感じるそうです。

彼女だけではなく、
この村の人にはこうした不思議な力のある人が多くいて、
「夢で見たんだけど…」
ということが
結構当たっていたりして驚きます。

10月に入り、
本当に祝日が多い。
しかも、
火曜日もしくは木曜日が祝日だと、
月曜日もしくは金曜日が連休になるので、
その休日ったらかなり。。。

学校の授業日数が不足しているので、
こういった連休を取りやめているケースもあるけど、
教師が来なかったり、
一クラスに生徒一人…なんてことも。

11月2日が祝日のため、
今週末も連休です。

嬉しい悲鳴に聞こえるかもしれないですが、
仕事が滞ってしまってかなり困ります。(涙)
おかげで夜中まで仕事です。。。

先週から、
風がピタッと止み、
いつもなら心地よい潮風があるおかげで、
暑いながらも涼しく過ごせるのですが、
まるで日本の夏のように

蒸し暑い〜!!!

保育園では、
外遊びが終わるころに
みんなで水浴びしています(笑)

我が家でも、
お昼に午後にと、
水遊び。。。
今日はベランダが
洪水のようになっていました。。。

あぁ〜
風よ戻って来い!!!!!!!!!!!

IMG_0142カノアに住む漁師の子どもたちは
父親の背中を見て育ち、
Jangada(帆船)や漁へのあこがれや興味は
とどまることを知りません。
以前は
子どもたちは“Catraia”という、
小さな帆船を作り、
遊んでいました。
現在、
漁師文化も衰退していく中、
そんな姿を見ることもあまりなくなってしまいました。
そんなとき、
若い漁師の筆頭、
ZAZINHA
が、
子どもの日に
「Regata de Catraia(小さな帆船レース)」を企画しました。
当日参加したのは6艘。
でも、
その真剣さ、
子どもたちが自分たちの手で、
廃材を集めて作った帆船は
本当に素晴らしいものでした。
(1艘はゴールした時に底板が半分なくなっていましたが(笑))

こういった文化を
若者が中心となり、
継続していく。
こういった活動がもっともっと増えてくるといいですよね。

【チームゲーム『オニミチ』体験・制作ワークショップ第2回】
     10月16日(土) ?15:30〜17:00 ?19:30〜21:00

チームゲームとは、遊びながら人との関わりや助け合いを学べるボードゲームです。
すごろくのようだけど、競い合うのではなく、全員で協力してゴールを目指します。
遊びながら自然にコミュニケーションがうまれ、こども同士、こどもと大人、大人同士
など、どんな参加者とも気軽に遊ぶことができます。欧米では有名ですが、日本ではま
だあまり知られていません。

今回のワークショップでは、実際にゲームで遊んで参加者のみなさんとチームになる体
験した後、小麦粉粘土で自分のイメージするアイテムなど、好きなものを作るクラフト
の時間もあります!造形が苦手だと感じていらっしゃる方もどうぞご参加ください。み
んなで遊んでワクワクどきどきした後は、手を動かしているだけで思わぬ面白い形が生
まれるかもしれません?!

どうぞお気軽に遊びにいらしてください。
心よりお待ちしております!


◆◇◆ 【チームゲーム オニミチ】体験・制作ワークショップ ◆◇◆

■ 日 時:2010年10月16日(土) 午後の部・・・15:30〜17:00
                 夜の部・・・19:30〜21:00

■ 場 所:新宿区内 最寄り駅・・・都営大江戸線・落合南長崎/西武新宿線・中井
     ※お申込み受付後、詳細をお送りします

■ 定 員:各回10名(定員になり次第締め切らせていただきます。)

■ 参加対象者:0〜150歳までのチームゲームが気になる方、遊んでみたい方。
       粘土遊びをしたい方、何か作って見たい方。

■ 参加費:小学生以下無料
      小学生500円
      小学生以上1,500円
      ※材料費、お茶菓子代込み。ゲーム代は含まれません。
      ゲーム購入をご希望の方は、当日会場にて1つ3,000円で販売いたします。
     
■ 申込方法:zaki7monte@nifty.com 山崎まで
      お名前・電話番号・メールアドレス・ご希望の時間帯をお送りくだ
さい。
      ※お子様とご一緒に参加される方は、人数と年令をお知らせください。

詳細
http://nanayamart.seesaa.net/article/164447427.html

前回の様子はこちらでどうぞ
http://nanayamart.seesaa.net/article/164128970.html

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 10/30 HANDS設立10周年記念シンポジウム
        「国際保健の新しい潮流とNGOの役割」
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 内閣府の世論調査では7割の国民が「今後重点を置くべき国際協力分野」
 として保健医療を挙げました(2010年7月)。国内外において、
 いまもっとも重要視されている保健医療分野の国際協力。
 その未来について、皆さんと一緒に語り合いたいと思います。
 NPO法人HANDSの設立10周年の感謝を込め、懇親会も開催します。
 皆さまのご参加をお待ちしております。

 【日時】2010年10月30日(土) 14:00-16:00(懇親会16:30-18:00)
 【会場】JICA研究所(新宿区・市谷)、2F国際会議場
 【参加費】500円(HANDS会員は無料) 
             ※懇親会費:1000円(学生500円、小学生以下無料)

 【講師・ファシリテーター】
    中村安秀(HANDS代表理事・大阪大学大学院教授)
 【パネリスト】
    池上清子氏(国連人口基金(UNFPA)東京事務所長)
    道傳愛子氏(NHK解説委員)
    三砂ちづる氏(津田塾大学国際関係学科教授・HANDS理事)

 【プログラム】
  14:00-14:05 ご挨拶
  14:05-14:30 講演「国際保健とHANDSの10年」
             HANDS代表理事 中村安秀
  14:30-16:00 パネルディスカッション
            「国際保健の新しい潮流とNGOの役割」
         ※質疑応答含む

 ▼詳細、応募方法はこちら
 ⇒ http://www.hands.or.jp/pagesj/00_whatsnew/20101030symposium.html

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 ■お問い合わせ先
 ─────────────────────────────
   特定非営利活動法人HANDS(担当: 奥田・篠原)
   東京都文京区本郷3-20-7 山の手ビル2F
   TEL: 03-5805-8565 FAX: 03-5805-8667
   E-mail: sy101030★hands.or.jp(★を@にしてください)
   URL: http://www.hands.or.jp/

私、
知りませんでした。。。
ブラジルに10年近くもいますが、
確かに
うがいをしている人は見たことがないかも。。。
我が家だけ!?(笑)

面白い記事だったので、
皆さんに一部ご紹介です。

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私たちは子どもの頃から、外から帰ったらちゃんとうがいをするよう、大人たちから口をすっぱく言われてきました。でも実はこの習慣、日本だけのものなんです。海外でも、歯を磨いた後や口臭予防などのために経口洗浄液で口を「すすぐ」ことはありますが、のどまで水を落として「ガラガラ、ペーッ」とやる行為は、日本独自の風習だそうです。日本以外の国では「はしたない行為」とされており、過去にも現在にも全く行う風習はありません。
(中省略)
 昔から「うがいは風邪予防になる」と言われていましたが、実はちゃんと検証されていませんでした。2002年〜03年にかけて、京都大学で「本当に<うがいは風邪予防になるのか>」という研究が行われましたが、研究の謳い文句は「世界初のうがいによる風邪予防効果の無作為割付研究」。

 この実験、全国からボランティア387名を募り、「何もしない」「水でうがい」「ヨード液でうがい」の3グループにくじ引きで分けて、2カ月間にわたって振り分けられたうがい行為を行なってもらい、その人たちが「風邪をひいたか、ひかないか」を調べるというシンプルなもの。結果は風邪をひいた人の率で発表され、「何もしない人」は100人中26.4人、「水うがい」をしていた人は17人、「ヨード液うがい」していた人は23.6人だったそうです。「何もしない人」と比べて「水うがいをしていた人」の風邪の発症率は4割も減少しました。
(中省略)
一見すると、「何もしない人」よりはちょっとはマシなようですが、実は「ヨード液」を入れない「水うがい」の方が風邪をひかないみたいです。ヨード液は殺菌作用が強いので、のどの正常細胞を傷つけたり、のどをいい状態に保ってくれている常在細菌を壊してしまい、かえって風邪ウィルスを侵入しやすくしている可能性があるそうです。


10月10日といえば。。。
「体育の日」
でも、
今は第二月曜日になり、
10月10日ではないこともあるのですが…

この時期、
日本ではあちこちで運動会や、
体育祭がおこなわれます。
ブラジルは、
10月12日の
「こどもの日」
にちなんで、
たくさんのイベントが行われています。

昨日、
子どもの日のイベントが
ありました。
トランポリンは大人気で、
我が家の6歳の娘は大はしゃぎ。
2歳の娘は
ピエロが出てきた途端、
泣き出して、
イベント会場を後にしました。。。

IMG_01129月29日は
「聖ミカエル」の日。
今年は、
学童教室の子どもたちが
一か月の間練習してきた
劇を、
9月30日に
披露しました。

残念ながら
私はフォルタレーザ出張のため見られなかったのですが、
写真や、
映像を見ていると、
子どもたちのその姿に
感銘を受けてしまいます。

1か月の間
練習を重ねてきた劇。
子ども達から醸し出す雰囲気さえも
厳かに感じられるのです。

「子どもの権利条約」
といっても、
日本では、
名前は知っていても、
いったいどんなことが書かれているなのか
知らない人も多いかもしれません。

下記「子どもの権利条約前文」↓
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/zenbun.html

「光の子どもたちの会」
ブラジルでは、
アラカチ市の
子どもの権利委員会となり、
現在市内での活動に参加しています。
ブラジルでは、
こういった団体が市、州に必ずあり、
月一度の定例会議をはじめ、
子どもや青少年にかかわる問題に関しては
委員会内で決議することも多くあります。
委員会には
市政府のみならず、
住民協会や病院といった、
地域活動に参加している団体も多く加盟しています。

日本にいたときには
名前は知っていたけど…
という程度でしたが、
近頃は
ブラジルにて
深くかかわっていくにつれ、
いろいろと考えさせられています。

さまざまな立場にいる人が、
同じ問題や課題に取り組み、
共同で活動している様子は
私自身の活動にとっても
大きな励みになっています。

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