光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2010年11月

私の両親は喫煙者なので、
正直、心配になってしまいますね。。。

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他人のたばこの煙を周囲の人が吸い込む受動喫煙による死亡者数は、世界全体で毎年60万人に達するとの推計を、世界保健機関(WHO)の研究チームが27日までに、英医学誌ランセットに発表した。うち16万5千人を5歳未満の子どもが占めるとみている。
(中省略)
チームは192カ国のデータを分析し、15歳未満の子どもの40%、非喫煙女性の35%、非喫煙男性の33%が受動喫煙にさらされていると想定。これが心臓病やぜんそく、呼吸器感染症、肺がんなどを引き起こし、全死亡の1%に当たる60万3千人が2004年に亡くなったと推計した。

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三世代家族研究所は2010年11月25日、中学生以下の子どもがいる20〜40歳代の男女2350人に聞いた「家族に関する意識調査」の結果を発表した。

調査では「家族力検定」と題し、10個の設問による得点の合計を「家族力」として都道府県別に算出。「家族力検定」の平均点は62.7点で、トップ3は1位:鹿児島(69.9点)、2位:京都(67.3点)、3位:高知(66.5点)だった。ちなみにトップ10までには、中国・四国・九州各県の中から7県がランクしており、「家族力」には「西高東低」の傾向があるようだ。

また、家族に関する意識調査の中で、子どもによく祖父母の話(祖父母の人柄・性格/好きなこと・もの/思い出など)をしているか聞いたところ、20代の親のうち33.3%が「かなりしている/している方だ」とし、41.2%は「あまり/ほとんど話していない」と回答。その一方で、自身と子どもの祖父母との間でコミュニケーションの機会や時間をもっと増やしたいと思うかを聞くと、20代の親のうち33.3%が「積極的に話したい」としており、これは30〜40代の24.7%よりも高かった。
(中省略)
「仲良しトモダチ親子が多い、家族を大事にする『イマドキ20代』が、祖父母に対して自分たちの子どもに、人として大切なことを自然なコミュニケーションで伝えてほしいと望んでいる様子が調査結果からも顕著に現れました。子育てを軸に、妻が夫や祖父母に気軽に相談でき、共有・共感することを楽しめる環境が、三世代という『家族チーム』を活性化し、新しい家族の可能性を生み出すでしょう」

公設民営、
幼保一元化など、
昨今は保育界もあわただしい動きを見せています。
子どもあっての保育。
それでも、
親に対するケアというのも
近年では欠かせない課題となっています。

多様化していく幼児教育の在り方の中、
今後どのような制度改革が行われていくのか。
また、
その時に現場の保育士、幼稚園教諭は当事者として、
きちんと発言権を持ち、
改革にかかわっていくことができるのか。
興味深いところです。

さて、
男性保育士が増え始めていますが、
それに合わせて、
社会的地位や給与に関して
課題が浮き彫りになってきています。
私としては
この動きには大賛成。
今までなぁなぁに来ていたことも、
ここにきて、
一気に社会に向けて発信できるのではないかと
期待しています。

娘の通っていた幼稚園にも
男性保育士がいました。

もっともっと世間に実践例をアピールし、
発言をしていくことで、
保育者の社会的地位および給与の改善を
期待していきたいです。

【赤ちゃん同伴OKのママさんタイム】
〜赤ちゃんと一緒に映画を観よう!〜

■開催場所:シネスイッチ銀座

■開催日時:11/25(木)、12/2(木)日

※シネスイッチ銀座のみのサービスです。
※おむつ替え/授乳スペースを簡易的に準備しております。
※8歳以下のお子さままで無料でご入場いただけます。
※他の映画館でも、ママさんタイムなど続々と決まってきています

詳細は以下を御覧下さい
http://www.umareru.jp/mamatime-campaign.html

IMG_044011月19日(金)
私たちは「アドベント」の儀式を行いました。
厳かな、
クリスマスに向けての一歩。
毎年そうですが、
この時期になると、

「もうすぐ年末なんだなぁ〜」

と強く感じます。

漁師のお話は
この村の人々にとってはとても理解しやすいものであり、
だからこそ、
子どもたちも、
大人も、
物語に聞き入り、
光の道に希望を見出すのでしょうね。

こどもって、
本当に不思議な質問をしますよね。
先週から、
下の娘(2歳9か月)が
あることに疑問を持ち、
質問してきます。
その答えがわからなかったので、
インターネットで調べてみました。

疑問:
鼻の下にある溝って何?

回答:
“人中”といいます。
そこで疑問。。。
 「鼻の下にはなぜ凹凸があるのだろうか?」

調べてみるといろんな説があって、
でも、
私はこれを見て、
納得しました。

 「口や唇を柔軟に動かすことができるように」

あるもので、
その目的は、

 「言葉をうまく発することができるために」

人間ってすごい。
皆さんはどう思いましたか???

この記事、
我がことのように読みました。
長女は6歳。
自転車を乗っています。
確かに、
交通ルール、
ちゃんと教える必要がありますよね。

=====(下記:毎日新聞 2010年11月7日の記事一部)=====

自転車事故:子供が高齢者とぶつかり賠償金80万円

長男の自転車事故について、当時の資料を手元で確認しながら思いを語る女性=大阪市内で、馬場直子撮影

女性の長男が遭った事故の見取り図 自転車と歩行者の交通事故がここ10年急増する中、子供と高齢者の自転車同士の衝突でトラブルになるケースも出始めた。大阪市のパート勤務の女性(50)は、当時11歳だった長男が自転車で走行中、高齢者の自転車とぶつかり相手を骨折させる事故を経験した。長男は保険に未加入で、右側通行の交通違反を指摘され、計約80万円の賠償金を支払った。女性は「子供が事故の加害者になるとは思いも寄らなかった」と話し、「自転車利用者はもっと交通ルールを知る必要がある」と訴えた。

(以下省略)

ブラジル人は
基本的に数字に弱い。
それは、
日常生活でも垣間見ることができます。

SABEによると、
2009年末の段階の調査で、
高校生の20%が
小学校5年生の算数レベルしかない。
と、
発表しました。

それを聞いて、
納得してしまった私です(笑)

ブラジルの教育計画では
2011年までに
0〜3歳までの子ども50%が保育園に通い、
4〜5歳までの子ども80%が保育園もしくは幼稚園に通うこと。

と、
示されています。
2010年も終わりに近づき、
現在の状況を
PNADが発表しました。
2009年末の段階で、
0〜3歳までの子ども23.32%の通園率、
4〜5歳までの子ども79.25%の通園率となりました。

4〜5歳に関しては、
小学校の付属園として
幼児クラスの義務化を行ったために
目標にかなり近い割合となりました。
ただ、
小学校の教諭が
幼児クラスを担うため、
椅子にすわり、
黒板に座ってお勉強…
それに対応できない子は
不登校もしくは通園拒否、退学通知など、
教育の質はおろか、
体制もかなりひどいものです。

なぜ、
幼児期の子どもたちに
保育園や幼稚園に通ってほしいのか。
その利点を含め、
見直していく必要があると思っています。

このままでは、
子ども時代が今以上に危険にさらされてしまいます!!!

昨日大統領選の再投票があり、
ブラジル初の女性大統領が誕生しました。
DILMAは
現大統領と同じ路線を行くといわれており、
私の住むブラジル北東部では
大きな期待を持っているようです。
カノアのあるアラカチ市では
78%以上の投票数で、
DILMAが選ばれていました。

2014年のワールドカップ、
2016年のオリンピック、

大きな大会が控える中、
市民の目線で、
子どもがよりよい生活ができる社会を
目指してほしいと願っています。

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