光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2010年12月

今年も残すところ1日となりました。
振り返ってみると、
本当にいろいろなことがあった一年だったと思います。
日本の幼稚園に通った娘、
その適応能力の高さに驚きつつも
とてもうれしい喜びでもありました。
いつもは
“無理ばかりさせてるのではないか???”
と、悩むことが多いのですが、
私なりの子育て、
たくさんの方に助言していただきながらも
続けていきたいと思っています。

最後の最後に
がっくりするようなこともありましたが、
来年に続く一歩として、
前に進んでいきたいと思っています。

皆様にとって来年が
素晴らしい一年となりますように。

年末になると、
決算や予算、
何かと頭が痛くなることが多いのですが、
その中でも毎年気になるのが、
最低賃金の話。

ブラジルでは、
毎年かなりの額が引き上げられています。
2010年から2011年は
R$510.00→R$540.00
となります。
約1500円UPです。
ブラジルの最低賃金は
月給なのですが、
給与だけでなく、
日常生活にも大きく影響しています。
そのため、
日常的に最低賃金のことが話題になるのです。

引き上げられること自体はよいことなのかもしれません。
ただ、
正規雇用の場合には
引き上げと同時に給与も引き上げなくてはならず、
経営者にとっては
かなり厳しいのも確かです。
そのため、
私の住む地域では
非正規雇用者が増え続け、
失業者も増しています。
観光業など、
一時的なアルバイトはあるのですが、
これも観光シーズンのみ。
安定した生活が営めるようにと
定められるはずの最低賃金。
もう少し慎重に考慮してほしいと感じてしまいます。

ちなみに日本。
日本は地域間によって異なる
時給が定められているのですが、
全国平均で713円。
10年間で64円の引き上げだそうです。

日本の最低賃金はOECD主要国の中では最低クラスとなっていますが、
いったいなぜでしょうか?
大きな理由のひとつに、
日本の最低賃金が企業の賃金支払い能力を考慮して決定されていることがあります。
欧州など他の先進国では、
企業の賃金支払い能力に関係なく、
労働者が最低限の生活を送れるかどうかだけを考慮して最低賃金を決めているのだそう。。。

SANY6620ずいぶんと遅れてしまいましたが、

Feliz Natal !!!

実は、
疲労のためなのか、
ストレスのためなのか、
体調を崩してしまい、
数日PCを開くことさえできませんでした。。。
それでも、
クリスマス・イブの夜には
主人の家族
(といっても、義父母だけではなく、
いとこなど多数参加で、
全部で20人以上!!!)
と一緒に夕食を楽しんだり、
その翌日には
義父母の家で昼食に御呼ばれしたりと、
クリスマスを満喫していましたが(笑)

ブラジルでは、
クリスマスは家族と共に過ごす大切な日。
私はいつも、
日本のお正月のようだと思っています。

Feliz Natal !!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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三度目の正直となるか・・・

音楽プロジェクトが再々スタートを切り、
現在活動中です。
10名足らずのメンバーで、
しかも、
多くは社会人のため、
ともに練習、演奏する時間があまりなく、
2回行われた発表も、
限られたメンバーのみの参加でした。

それでも、
今回指導に当たってくれている
指導者は、
とても素晴らしい人で、
これからの歩みを確実にしてくれるだろうと、
信じています。

クリスマスの中の素晴らしい演奏。
それが皆様にも届いてくれることを祈って。。。

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12月17日、
終了式を兼ねたクリスマス会が開催されました。
ブラジルでは、
12月末が学年末となります。
そのため、
毎年クリスマス会が
終了式となるのです。

今年も保育園、学童教室の子どもたちが
劇を披露し、
コーラスによるきれいな歌声、
楽団の演奏など、
素晴らしい一日となりました。

なによりも、
子どもたちの真剣そのものの顔、
そして、
この一年での成長を垣間見ることができ、
感極まる思いです。

これからもどうか、
カノアでの活動、
応援よろしくお願いいたします!!!!!!

Feiz Natal !!!

NHK・BS1 23:00〜23:50

20日(月):Dancing with the Devil(悪魔が踊る街 〜リオ 終わらぬ麻薬取り引き〜)イギリス、2010年
21日(火):Only When I Dance(跳べ!世界へ 〜リオの“リトル・ダンサー”〜)イギリス、2010年
22日(水):ファベーラの十字架 2010夏 日本、2010年

http://www.nhk.or.jp/wdoc/yotei/index.html#101220

学生時代、
そして、
結婚するまでは
友達とドライブがてら
箱根や伊豆まで行って、
温泉に入ったものです。
懐かしぃ〜

やっぱり風呂、温泉は日本の心ですよね!!!

=====(下記抜粋)=====
リクルートは毎年発表しているランキングの最新版「じゃらん 人気温泉地ランキング2011」を発表した。

このランキングは、同社の「じゃらんnet」で予約をした全国のユーザー(3,605人/男性50.7%、女性49.3%)を対象に温泉地利用に関するアンケートを行い、結果をランキング形式でまとめたもの。今年度で5回目の実施となる。

まず、「これまでに行ったことがある温泉地のうち、『もう一度行ってみたい』温泉地」についてたずねたところ、「箱根温泉(神奈川)」が1位に輝いた。以下、「由布院温泉(大分)」「草津温泉(群馬)」「登別温泉(北海道)」「道後温泉(愛媛)」「別府温泉郷(大分)」「黒川温泉(熊本)」「指宿温泉(鹿児島)」「下呂温泉(岐阜県)」「城崎温泉(兵庫)」と続いている。
(中略)
なお、「箱根温泉」はこれで5年連続の1位。まさに“不動の人気”の温泉地というわけだ。

『日本に住む、とある一組の夫婦がいました。夫は30代後半で年収300万、妻は30歳の派遣社員で年収200万の年収500万円世帯です。年齢的にも「そろそろ子供が欲しいね」と夫婦で話し合っていることを、知人の女性に話したところ、

   「そんな年収で子どもを作るなんて非常識、子どもがかわいそう」

と言われ、ショックを受けたというfumitamaさん。彼女自身、貧しい家庭で育ち、兄弟3人川の字で寝たり、テレビは1台でチャンネル権は父親、末っ子だから着る物も全部お古、だけど「この世に生んでくれた両親に感謝している」といいます。しかし知人は

   「今は時代が違う。…貧乏な家庭に生まれた子どもにはいい迷惑だけど、別にあなたたちが悪いわけじゃなく、こんな世の中が悪い」

と言い、それを聞いて悲しくなった』

という記事を読み、
これに対しては賛否両論だそうです。

私自身2児の母親ですが、
かなり不安定な人生を送っています。
2つの国で生きる娘たち。
経済的にもこれ以上子どもを持つことは考えていませんし、
できる限り、
親として最善を尽くしていきたいと思ってます。

ブラジルでは貧しい階層ほど子沢山です。
だからこそ、
最近では私たちも、
“家族計画、人生設計”
ということを青少年に講義したりしています。

確かに今、
住みづらい世の中かもしれません。
そして、
「子どもを最優先で考えるべき」
ということには大賛成です。

答えはないとは思いますが、
それでも、
子どもが幸せに生活できる環境を整えていきたい、
いってほしいと願っています。

12月8日、
私の誕生日でした。
この日、
本当にたくさんの方からのメッセージをいただき、
みなさんに感謝です。
しかも、
離れて暮らしていても、
実家では毎年
ケーキを買って、
私“を除いた”家族みんなでお祝いしてくれています(笑)
こういったことが
本当にうれしく、
心が温まる思いです。

30を過ぎてから、
あんまり年を重ねることを意識していませんが、
それでも、
「おめでとう!!」
といわれると、
つい顔がほころんでしまいます。
何歳になってもやっぱり、
うれしいものですね。

サンタクロースというと、
12月25日を思い浮かべますが、
そのモデルとなったのが、
”聖ニコラウ”です。

私たちの保育園では、
12月6日に
聖ニコラウからプレゼントが届きます。
中身は「お菓子」。
りんご、カシューナッツ、はちみつケーキが入っています。

サンタクロースのことを少し調べてみると、
「サンタクロースは厳密に「奇蹟者」の称号をもつ聖人たる聖ニコラオス(聖ニコライ)であり、聖ニコラオスの祭日は12月6日である(聖名祝日の項目を参照)。子供たちがこの日に枕元に靴下を吊るしておくと、翌朝に入っているのはお菓子である。クリスマスである12月25日は聖体礼儀に行く日で、プレゼントはない。」
といった記述が見つかります。

なるほど。
でもブラジルの子どもは、
25日にもきちんとプレゼントをもらっていますが…(笑)

この日を迎えると、
本当に年末が近いことを感じます。

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