光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2011年06月

先日、
幼馴染の友達と会いました。
生まれてから、
9歳まで、
いつも一緒にいました。

彼女が引っ越してしまい、
それでも、
いつも会い、
文通をして、
現在まで仲良くしています。

小さい頃の友達の面白いところは、
家族を知っているということ。

食事をしていても、
『おばちゃん元気?』
なんて、
普通に聞いていたり…

それもあって、
『今度は家族みんなで会おう!!』
ということになりました。

おじちゃんとは25年ぶり(!?)
おばちゃんや姉妹とは
20年ぶり(!?)
くらいに再開。
それでも、
ついこの間まで一緒にいたかのような関係でいられるのは、
本当にうれしい。

こういう関係、
いつまでも続けたいですね。

下記の日程で、
東海大学にて公開授業で講師を務めます。
ご興味のある方は是非ご参加くださいませ。

日時:2011年6月10日(金) 13:25〜
場所:東海大学教養学部国際学科 13−202教室
テーマ:一部 ブラジルの幼児教育、二部 ブラジルの環境教育
IMG

6月2日。
横浜開港記念日の日。
横浜市民にとっては、
特に子どものときは、
“わくわく“する楽しい日でした。
今年は残念ながら雨でしたが…

この日、
キルトの会を訪問しました。
50歳以上の方達15名が集まってくださり、
ブラジルの活動についての話、
そして、
いただいたキルトがどこで、どのような人たちに届けられているのか…
そんな話をしました。

そこに、
80歳の元気なおばあちゃんがいて、
なんと、
ご主人は日系三世だそう。
マナウスでコーヒー農園をしている家で生まれ、
今でも家族はそこに住み、働いているそうです。
そんなおばあちゃん、
2年に一度はブラジルを訪問し、
簡単なポルトガル語もしゃべれます。
開拓民であったころの話、
そこでの別れや出会い。
いろんな話を聞きました。
また、
ご主人のお兄さんのお嫁さんは、
長崎の原爆による被爆者。
日本では嫁の貰い手はないと、
ブラジルに渡ったそうです。
現在80歳。
元気に農園で働いているそうです。
その時の差別。
その悲惨さを語りながらも、
『あんなに素晴らしい嫁さんをもらえたのは神様のおかげ』
その言葉の深さに心を打たれました。

最後に、
『今年の8月にブラジルのマナウスに行く予定なので、
東北部に入ったことがないから足を運んでみようかしら?』

もしかしたら、
8月にカノアで、
お元気な姿を拝見することになるかもしれません。

たくさんの元気をもらった一日でした。

IMG_1477

5月31日(火)

やっとのことで、
娘の初めての運動会が
開催されました!!!!

平日ということもあり、
保護者や来賓の方々は少なかったのですが、
小規模小学校。
少ない児童で行う運動会。
高学年は準備や当日のお手伝いにと、
本当に
頑張っていました。

娘はと言うと…
張り切って踊ったり、
走ったりしていても、
何よりも楽しいのが、
お友達とのおしゃべりだった様子。
それでも、
楽しそうな姿を見れて、
安心したのと同時に、
とてもうれしかったです。

日本に来るにあたって、
カノア保育園や学童教室だけでなく、
カノア・ケブラーダ地区にある、
アラカチ市社会福祉局が行っているプロジェクトの一つ、
子育て施設からもメッセージを受け取りました。

この施設は、
妊婦から5歳児まで、
週に2回、
1回2時間という短い時間ではありますが、
受け入れている施設です。
週に1度は
心理士やソーシャルワーカーの訪問があるのですが、
ほとんどは
乳幼児教育など
何の知識もない人がスタッフとして働いていることから、
地域の人たちも
その場所を有効利用できていない残念な場所でもあります。

しかし、
最近では私達と共同で、
地域の子どもたちや家族のために活動したりと、
少しずつですが、
改善を進めてきています。

そんな子どもたちのメッセージをどうぞ。。。
IMG_1441

このページのトップヘ