光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2011年08月

8月27日(土)。
一年間滞在したドイツ人ボランティアの
Angelikaがカノアを出発した。
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彼女は、
村人みんなから慕われる、
笑顔の素敵なボランティアだった。
あるおばあさんは、
たくさんのボランティが来ては去っていく中で、
唯一、
涙を流したボランティアだという。

村の生活に触れ、
そこに溶け込み、
どんな人に対しても、
分け隔てなく、
その人を受け入れる。

そんな彼女の姿勢は、
私自身見ていても勉強になるほどだった。
ある職員は、

「次に来る人が、
もう一人のAngelikaだったらいいな。」
というと、
『私は世界にただ一人よ』
と、
涙ぐみながら答えていたのが印象的だった。

一年というのは、
長いようで短く、
彼女自身もやり残したことがたくさんあると言って、
“帰りたくない”
と泣きどおしだった。
彼女がやり遂げたかったこと。
それを今いるボランティアが受け継ぎ、
ぜひ実現させてもらいたいと思う。

Angelika、
本当に一年間どうもありがとう!!!!!

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8月23日。
ドイツ人ボランティアのひとり、
Paul Davidがカノアを発ちました。
3年前に半年間私たちと活動を共にし、
今回、
大学の休暇中に
私たちの活動に携わってくれたのです。

彼は音楽家。
今は、
オランダの大学で作曲専攻しています。
今回はたった1ヶ月の滞在でしたが、
その期間中、
音楽プロジェクト「Music for Canoa」に関わり、
気持ちを新たにし、
作曲専攻を終了したら、
今度は
指揮者となるべく、
学びを深めたいと今後の抱負を語っていました。

こうして若者が私たちのもとを訪れ、
新たな目標を見つけていく。
それは本当に嬉しく、
遠く離れていても、
元ボランティアの彼らとは
いつもどこかでつながっているんだ。
そう感じさせてくれる一瞬です。

頑張れ!!!Paul。
そして、
またいつか、
私たちを訪ねてきてくださいね。

2011年8月14日は
ブラジルでは「父の日」です。
ブラジルでは8月の第2日曜日が父の日とされています。

父の日は各国ばらばらで、
発祥地アメリカと同じ6月の第3日曜日なのは、日本、カナダ、イギリス、フランスなど。
リトアニアは6月の第1日曜日、
オーストリアは6月の第2日曜日。
タイでは国王の誕生日、
イタリアやスペインは3月19日の聖ヨゼフの日、
ドイツは5月のキリストの昇天祭が父の日にあたります。
台湾では8月8日が父の日で、「88」を「パパ」と発音するからだそうです。
韓国では5月8日で、父だけではなく「両親の日」。

母の日は世界共通なのになんでなのか・・・
でも、
「父親を尊敬し、称え祝う日」
というのはどこの国も一緒だと思います。
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さて、
その父の日を祝って、
今日(8月13日)、
“父の日記念杯”
が行われました。

「俺はもう、この日のサッカーしか参加しないから、
1年に一度の楽しみだ。」

というお父さんもいました。
無事に試合が終了し、
果物を振舞ったのですが、
これがすごい!!
なんと、
大量の果物が、
5分ほどであっという間になくなってしまいました(笑)
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事故があったのは、横浜市の商業施設「ルララ・こうほく」。
実家から近く、
何度か言ったことがあるだけに、びっくりです。

ただ、
一度もアミューズメントコーナーには行ったことがないので、
どんな遊具なのか、
想像でしかないのですが。。。
親として、
遠くにいても
子どもが何をしているのか。
きちんと把握していないとと、
再度痛感しました。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4799322.html

現在私たちの団体には
2人の日本人ボランティアが滞在しています。
少しずつですが、
彼らがどんなことをしているのか、
紹介していけたらと思います。

今日は「TOSHIYA」くんです。

彼は現在6〜8歳の子どものクラスにアシスタントとして活動してもらっています。
8月11日、
毎週木曜日行われる、
彼の授業の初日でした。
今回は「書道:自分の名前を書こう!」です。
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子ども達に日本語には3つの種類(ひらがな、カタカナ、漢字)があること、
外国から来たもの、
子どもたちの名前も含めて、
“カタカナ”で表示されること。
そして、
それぞれが自分の名前を書いてみました。
たった2枚。
『もっとやりたい!!」
という子どもの声。
でも、
時間的なこともあり、
今日はここで終了。
“もっとやりたい”という子どもの気持ちは
絶対に次回につながっていきます。
その気持ちを大切に、
来週の授業に望みます。
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がんばれTOSHIYA君!!!!!

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