光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2014年05月

5月4日、
といっても、
自宅に到着したのは既に日が回っていたので、
5月5日にブラジルに到着しました。
日本では連休ですが、
こちらは関係ない!!
と思いきや、
5月1日が「勤労感謝の日」なので、
4日まで休みとなり、
まさかの4連休。
そのため、
サンパウロの空港に到着した私たちは、
その人の多さに驚いてしまいました。
入国審査場なんて、
「何時間待つの!?」
という感じで、
抜けた時にはスーツケースは既に壁際に・・・
空港内も混雑していたので、
そそくさと、
ゲート前に行き、
娘達はそこで寝たり、お勉強したりして過ごしました。
そんなこんなで、
やっとのことで自宅に到着したのは、
夜中の2時!?
これはかなりきつかった;;;
寝て、起きても疲れが取れないし(涙)
娘達はなんと、
眠くないからと言って徹夜だし(笑)
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そして迎えた“こどもの日”。
いつもなら、
そんな会話をしたりするのですが、
今年はそれどころではないのか、
触れもせずに終わってしまいました;;;
でも、
10月12日、
ブラジルのこどもの日はちゃんとお祝いしてあげよう!!
と、
心に誓った私なのでした。

長女は今年で小学校4年生。
早いものですね。
長女はどちらかというと、
日本とブラジル、
2つの国を分けるタイプ。
なので、
姿勢なども含め、
日本にいるときは、
「日本人」
になります。
これは彼女なりの、
アイデンティティーの作り方、
2つの国で生きる、
子どもながらに自然と行っていた知恵だったのかもしれません。
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昨年から、
ブラジルでの暮らしは様子を
友達や、小学校の先生に話すようになりました。
すると、

「みんなにもブラジルの事を知ってもらいたい」

というようになったのです。
そこで、
私自身小、中学校に呼ばれ、
お話をすることがあるので、
今回は娘のサポートとして、

「ブラジルってどういうところ?」

という、
娘の授業をサポートしてきました。
まずは娘と一緒にスライド作り。
質問を考えたり、
写真を探したり・・・
二人で作成しました。
当日。
前に立ちながら照れ笑いをする娘。
そして授業が始まりました。
私がまず、
地図やブラジルの歴史を説明し、
“多民族国家”
であるブラジルを写真を交えて説明します。
ところどころ、
娘が皆にクイズを出し、
クラスの子どもたちも積極的に答えたり、
質問したりしてくれます。
友達の質問にも照れながら答え、
自分の生活、
ブラジルの学校や料理の事など、
上手に話をしていました。
クラスのみんなが真剣に、
そして笑いを交え交流姿は、
本当に感動的でした。
と同時に、
娘の成長を感じた瞬間でもありました。

2つの国を生きるということ。

それは簡単なことではありません。
それでも、
自分の背景にあるもの、
2つの国をきちんと感じ、体験しながら育ってほしい。
今は大変だと思うけど、
それをサポートしながら、
見守っていきたいと思います。
がんばれ!!!
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明日、
5月3日にブラジルに向けて出発します。
今年も長いようで短い日本滞在。
バタバタと過ごしていたら、
出発の日がこんなにも近づいていました。
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日本滞在中、
お世話になりました皆様、
本当にありがとうございました。
今年は新しい出会いにも恵まれ、
たくさんの方々と話す機会もあり、
今の自分がいる、
その原点を見つめ返す機会ともなりました。

まだまだ未熟者の私のため、
ご迷惑をおかけしてしまうこともあります。
厳しくご指導いただくこともありました。
そんな私ではありますが、
今後ともご指導ご鞭撻のほど、
よろしくお願いいたします!!!

5月1日付で、
「クレジット決済」が
「光の子どもたちの会」HPに導入されました。

http://criancasdeluz.org/contribution/index.htmlhttp://criancasdeluz.org/contribution/index.html

近年、
振り込み方法が多様化する中、
忙しい皆さんには、
郵便振替のみというのは、
難しいという声を聞きます。
そこで、
私たちも様々な取り組みを行ってきましたが、
この度、
ご支援、ご協力をいただき、

“クレジット決済”

を導入することができました。

今後はどうぞ、
「クレジット決済」も一つの振り込み方として、
ご検討いただければと思います。

導入に当たりご支援いただきました皆様、
この場を借りて御礼させていただきます。
本当にありがとうございました。

今日の新聞に、
ぎょう虫検査と座高測定が廃止される、
と、
書いてありました。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140430-OYT1T50114.html

確かに、
座高は何のために測るのか、
知りませんでした。
記事の中では、

「胴長は健康」
と考えられていたからだと、
紹介されていました。

"えっ!?"

と、
その理由に驚いてしまいました。

ぎょう虫検査に関しては、
やはり、
寄生虫感染率の低さが理由とのことでした。
確かに、
昨今の日本には、
必要ないと言われてもしかたがないことだと、
考えます。
ただ、
ブラジルの現地では、
それが切望されていることを知っているだけに、

"この簡易式のぎょう虫検査を
海外に取り入れられるようにすることはできないのか?"

と、
感じてしまいます。
こういった素晴らしい日本の技術を
ぜひ海外に広めていくことができるよう、
心から願っています。

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