光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2014年12月

12月28日(日)。
無事に日本に到着しました!!
今回は初の羽田空港着!!
自宅まで30分足らずで到着しました。
この近さ、
かなり満足です(笑)

娘たちともども、
体調も崩さずに元気に過ごしております。
次女も初めて!?時差ボケをせず、
母としてはかなり嬉しいです(笑)

またしばらく日本に滞在するので、
ぜひ皆さんとお会いできたらと思っています。
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2015年も皆様にとって、
素晴らしい一年となります事、
心から願っております。
来年もどうぞ、
応援のほど、
よろしくお願いいたします。

今日はクリスマスイブ。
12月24日は、
毎年どうしようかと悩む日でもあります。
というのも、
12月25日の昼食は、
義父母の家で会食なので、
この日は毎年恒例行事。
24日はというと、
親戚総出のクリスマス会も開かれるのですが、
しんみりと、
家族4人で過ごしたい…
と、
2年に一回は、
我が家でクリスマス会。
今年はというと、
家族4人、
我が家でクリスマス会に決定しました。
そして、
今回のクリスマス会は、
企画は長女が担当。
プレゼント交換から、
テーブルセッティングまで、
自分で考え、
実行しました。
夕食のメニューだけはみんなで決めましたが(笑)
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子どもがこうしてクリスマスのお祝いを考え、
家族一緒にお祝いできるというのは
子どもの成長を感じる一瞬でもあります。
3人が近所の教会の礼拝に行っている間に、
私は夕食の準備。
途中、
ガスがなくなり(プロパンなので)、
かなり慌てましたが、
なんとかみんなが帰ってくるまでに夕食を作り終えました。

皆さんが、
幸せと平和、
そして優しさとその光を受け、
過ごされる事を心から願っています。

Feliz Natal !!!

2014年も終わりに近づき、
保育園の活動もようやく一息つきました。
といっても、
私自身は来年度に向けてまだやらなければいけない事があり、
この分だと、
日本への出発ギリギリまでかかりそうなのですが(笑)
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さて、
感謝の気持ちも込めて、
12月22日、
教職員との忘年会を開きました。
職員2名が参加できなかったのですが、
美味しいピザを食べながら、
1年の苦労をねぎらい、
来年の抱負を語り合う。
本当に素敵な夜となりました。
来年は保育園の担任教諭が新しくなり、
新体制でのスタートです。
今年度、
後半に受け入れた園児への対応など、
難しい場面も多くありましたが、
そこで学んだ事を生かし、
来年へとつなげていきたいですよね。

ブラジルにとっては一年の大イベント、
「クリスマス」
がやってきます。
家族との厳かな時間を私自身も満喫しつつ、
来年もまた、
この素敵な家族と一緒に、
健やかに、
笑顔の絶えない毎日にしていきたいと思います。

来年もどうぞ、
よろしくお願いいたします!!

今年から、
なんと、
以前から念願だった

「サーフィン教室」

が発足されました。

誰の念願だったのか?

子どもたちはもちろん、
何よりも、
そんな子ども達を見ていた、
マルシアーノの念願でした。
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12月に入り、
知人から大きな支援、協力を得られることとなり、
子どもたちも今まで以上に楽しみにしています。
自然を大切にしながら、
その自然と共に生きる。
そして、
子ども達がスポーツを通して、
仲間意識を高め、
お互い切磋琢磨しながら、
将来のために生かしていってほしい。

まだまだ始まったばかりの教室。
ブラジル人のプロサーファーが世界一となった今、
それに続く子ども達がもしかしたら、
この村から出るかもしれない…
そんな思いを夢に、
応援していきたいと思います。
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2014年12月17日。
今年度最後のイベント、
そして、
この「クリスマス会」の翌日からは、
長期休みとなります。

クリスマスは、
カトリック教信者の多いブラジルでは、
1年で一番大切な日といっても過言ではありません。
そして、
年末がちょうど年度末にあたるため、
子ども達の1年の活動展示会、
劇や音楽発表会
を保護者、
そして地域の皆さんに見てもらうという、
大切な日でもあります。
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保育園児は、
たくさんのクリスマスソング、
そしてクリスマス劇を披露しました。
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学童教室の子ども達は、
歌の発表、
リコーダーの演奏、
そして、
劇を披露してくれました。
高学年クラスでは、
子どもたち自ら台本を手掛け、
発表してくれました。

子ども達の様子を見ながら、
目に涙を浮かべている保護者の方もいました。

長期休みを経て、
来年また元気な姿の子ども達と会える事を
心から楽しみにしています。

今年一年ご支援、ご協力いただきました皆様、
本当にありがとうございました。
子どもたちがいつも笑顔でいられるよう、
そして、
私達の活動が今後とも続けていく事が出来ますよう、
今後ともご支援ご協力のほど、
よろしくお願いいたします。

学年末を迎えたブラジルの学校。
娘達は約2週間にわたる学年末試験を経て、
昨日から長期休暇に入りました。
ブラジルでは留年制度があり、
小学生でも落第点を取ると、
補講を受け、
その後、
追試。
その試験で合格できなければ、
留年となります。
ただ、
小学校4年生までは、
ほぼ全員が進級できます。
なので、
小学校4、5年生というのは、
大きな境目でもあるのです。
私が住む地域でも、
小学校4年生もしくは5年生までしか通学しなかった・・・
という話をよく聞きます。
やはりその上、
日本でいう中学生になると勉強が難しくなり、
不登校となる生徒が多くいることが分かります。

さて、
我が家の娘達。
日本とブラジルの学校に通学している事もあり、
少しのつまづきに関しては気にかけない事にしているのですが、
今のところ大きな問題もなく、
安心しているところです。
娘達にしてみれば、
親である私には知り得ない苦労があるのかもしれませんが。
そして今年も学年末をブラジルで迎え、
先日通知表をもらいに学校に行ってきました。
二人とも良い成績で一年を終えることができました。
特に次女に関してはいうことがありません。
そして長女。
ただ一つ、
先生から指摘があったのは、

“字の書き方”

でした。

「もっと丁寧に、
きれいに書けるようになるといいですね。」

と備考欄に書いてあり、
思わず、
「あぁ〜。」
と納得。

そこで今回の長期休暇中の長女の宿題は、

「字をきれいに書けるようになること」

です。
今日からはとこに手伝ってもらいながら、
字の練習。
まさか指摘されるところがそこだとは・・・

さあ、
今日から字の練習。
ついでに日本語もきれいに書けるように練習してほしいと願う、
私なのでした。

2014年も終わりに近づいてきている今日この頃、
ブラジルでは、
年度末という事もあり、
学校関係者のみならず、
慌ただしい残りの日々が続いています。
今日、
同僚とコーヒーを飲みながら、

「来週の終業式が無事終わったら、
風邪でも引きそうな予感。
緊張感って、
病気さえも寄せ付けないから、
休暇になると、
体調崩すんだよねぇ〜」

と話しているほどです。

さて、
JICA草の根技術協力事業の三本柱の一つ、

“コミュニティーネットワークの創設”

今日、
2014年最後の会議がありました。
今年1年を振り返り、
どんなことがあり、
何が実現でき、
何ができなかったか。
そして、
来年に向けてどんな事ができるのか。
目の前の問題を見つめながら、
最後の話し合いがありました。
会議室を出たら何も起こらない、
変わらない。
そんなことを何度も経験している中、
このネットワークのグループは、
何かしらその解決に向けての活動を実行します。
それが完ぺきな解決方法でなくとも、
今ある現状を少しでもよくしていく。
その実行力にはいつも驚かされます。
ただ、
私達の力ではどうにもならない事もあり、
その時には局長や市長宛に嘆願書や要請書を提出します。
煮え切れない事もありますが、
この1年。
地域の力は少しずつ高まっているのではないか。
そんな気がしています。
2日前に誕生日を迎えた私のお祝いをしてくれた皆。
ほんとうにありがとう!!
そして、
来年もどうぞよろしくお願いします!!
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ブラジルは、
近年多宗教となってきてはいるものの、
カトリックの信者が多い国であり、
この時期、
国中がクリスマス色に彩られます。
といっても、
日本よりも厳かな感じが、
私は好きです。

私自身あまり装飾された室内が好きではないので、
あまり飾り付けなどはしないのですが、
娘達は大好き。
特に、
自分たちで作ったもので家中を飾るのが大好きです。
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今年は長女が、
クリスマスリースを制作。
とてもかわいいのができたので、
皆さんにお披露目です。

今は家の中につるしてあるのですが、
思った以上にかわいらしくて、
私も気に入りました。
家の外ではピカピカと電飾が光っています。
もうすぐクリスマス。
常夏のクリスマス。
何度体験しても、
この違和感だけは拭えない私なのでした(笑)

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