光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2016年02月

日頃より【光の子どもたちの会】に対しましてご理解とご支援をいただきまして、
誠にありがとうございます。
2015年8月5日に法人格を取得し、
「特定非営利活動法人 光の子どもたちの会」となってから初めての総会となります。
代表鈴木真由美の活動報告会及びJICA草の根技術協力事業の実践報告、
並びに総会を下記の要領にて開催したいと思います。
一人でも多くの方々にご参加いただきたくご案内いたします。
また、
今回は第二部にて学童教室に在籍する6〜9歳の子ども11名との手紙を通じた交流の第一弾を開催する予定です。
カノアを、子ども達をもっと身近に感じていただける良い機会となると思いますので、
ご興味のある方はお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

日時:平成28年3月20日(日)午後1時00分より
場所:JICA横浜1F 会議室1
   横浜市中区新港2−3―1
交通アクセス:
JR桜木町 / 関内駅から徒歩15分
みなとみらい線馬車道駅番万国橋出口から徒歩8分

※お問い合わせなどは日本事務局長堀池眞輔まで。
E-mail:horiike59@msi.biglobe.ne.jp
TEL/FAX 045−321−1824

長女は夏休み明け、
セール品として売っていた、
『アリの研究キット』
を買いました。
実は昔から、
ブラジルの庭にいるアリを眺めながら、

「土の中のアリさんのお家、
見てみたいなぁ〜」

と言っていたのです。
晴れでも、雨でも、
負けずに働くアリ。
仲間が死んでも、
彼らの仕事は続きます。
昨日、
読売新聞の朝刊に下記のような記事がありました。
私達は彼らから学ぶ必要があるかもしれません。
休むことも、
大切だということを…

「働かないアリ、集団の絶滅防ぐ」…北大チーム
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160216-OYT1T50149.html

先週から娘達の学校では、
インフルエンザが流行していて、
違う学年では、
学級閉鎖になっている程。
実は我が家、
今までインフルエンザにかかった人は
一人もいませんでした。
長女は5年生。
先週は唯一インフルエンザが一人もいない学年でした。
が、
今日、
学校から連絡があり、
長女が熱で保健室にいるとのこと。
他にも同じクラスの友達が熱で早退…
もしかしたら…
と、
病院に行くと、
見事にインフルエンザA型であることが判明。
我が家のインフルエンザ第1号となったのでした。
今週一杯は学校をお休みすることとなった娘。
部屋に隔離ということで、
既に暇をもて余しています(笑)

2月6、7日にJICA横浜で開催された、
よこはま国際フォーラム2016。
私達は、
2月7日に講演をさせて頂きました。

毎回のテーマは同じなのですが、
今回は基調講演なしで、
私だけがお話ししました。

今回伝えたかったことは、
子ども達がどう変わっていったのか。
初めて保育園を開設したときの子ども達12人。
20歳となり、
全ての子どもが素晴らしい人生を送っているわけではありません。
麻薬の売人になってしまった子どももいます。
それでも、
自分で自分の人生を切り開き、
夢を追いかけている子どももいます。
今回の講演では、
その内の一人、
ビビアーニを紹介しました。
家庭環境に恵まれなかった彼女ですが、
高等専門学校を卒業し、
ドイツに渡りました。
試験を何度も行い、
学生ビザを取得。
講演では"心理学部"と言ったのですが、
講演終了後に彼女と話したところ、
小学校でボランティア講師として今年の8月まで働き、
その後、
保育科か社会教育を学びたいと考えているらしく、
その選考結果待ちなのだそうです。
image
昔、
救えない子どもがいることに耐えられず、
苦しんでいたとき、
ドイツ人教育者のウテ・クレーマーさんが私に言いました。

『全ての子どもは無理でも、
その中の何人かの人生をより良くできたのならば、
それはあなたが行ってきたことが間違ってはいなかったということ。』

まさしくビビアーニは、
私達が誇れる、
素晴らしい人生を送ってくれている。
そのことが嬉しく、
また、
そんな彼女に心から拍手を送ります。

2月9日の読売新聞朝刊の編集手帳に、

「みんなとうまくつきあえず、
学校に行けなくなった少女まい。
おばあちゃんは魔女になる手ほどきをする。
『一番大切なのは、
意思の力。
自分で決める力、
自分で決めたことをやり遂げる力です』
祖母に導かれて自立していく少女を描く」

とあった。
この部分を読んだとき、

この本は、
どんな本なんだろう?
他に何が書いてあるのだろう?

と、
気になった。
読んだことのある方、
いらっしゃいますか?

自分で決め、
やり遂げること。
それは私自身が娘達に言っている言葉だったのて、
実は少しドキッとした。

この本を探してみよう。

2月3日は節分の日。
我が家でも、
恵方巻を南南東に向きながら食べ、
「鬼は外!福は内!」
と言いながら、
豆まきをしました。

夜、
寝る前に次女が

「学校で書いたの。
この鬼、
私の外に出せたかな?」
image
いじわる鬼
字きたない鬼
うっかり鬼
など、

書いてあった鬼は、
自分の直したいところのようでした。

「優しい鬼
笑顔鬼
は、
ちゃんといてくれるみたいだから安心」

そう言う娘をみて、
あっ、
これはブラジルのカノアで9月にやる、
ミカエル祭みたいだ!
と、
感じました。
大天使ミカエル。
龍(悪)と闘う勇気を持ち、
自分の中にある、
善と悪をみつめる。

節分にも、
そんな思いがあるのではないかと感じた、
一日でした。

今週末に
「よこはま国際フォーラム2016」
が開催されます。
私達も2月7日に活動報告をさせて頂く予定です。
ご興味のある方はぜひ、
足を運んでみて下さい!

<私達の報告会>
日時: 2月7日13時−13時50分
会場: JICA横浜 4F セミナールーム6
テーマ: 子どもの笑顔が地域を変える
〜ブラジル子育て支援活動から〜

=========
〜国際協力・多文化共生に関心をもつすべての人にお勧めしたいイベント〜
〜多数の講座が集まる魅力〜

国際協力・多文化共生に関わる43団体が、
2月6 日(土)・7 日(日)の2日間に49 の講座を開催します。
講演会・報告会・ワークショップなどその内容も豊富です。
また、興味のある国・地域や活動に関する複数の講座をハシゴできるのも魅力です。

詳しくはこちら↓
http://yokohama-c-forum.org/wpforum/

今週末から来週にかけては、
『カーニバル週間』
となり、
多くの観光客が訪れるブラジルですが、
犯罪だけでなく、
今、
大きな問題は、
蚊を媒介にした病気、

“ジッカ熱”

です。
今夏にはオリンピックを控えていることから、
政府も対策には乗り出しているようですが、

http://www.sankei.com/world/news/160131/wor1601310027-n1.html

なんとも後手後手に回っている感が否めません。
しかも、
妊婦が感染すると、
小頭症の赤ちゃんが生まれるという報告があり、
私たちが活動する北東部に位置する、
ペルナンブッコ州では、
わずか数ヶ月で1000以上の症例が見つかったと発表されました。

http://jp.reuters.com/article/health-zika-brazil-idJPKCN0V902H

これからブラジルに渡航する予定の方、
黄熱病やマラリアの予防接種をすることや、
蚊対策をする事をお勧めします。
私自身もそうですが、
虫よけは、
自分の肌に合ったものを持っていくといいですよ。

新聞を読んでいたら、
おもしろい記事があったので、
一部引用して共有させていただきますね。

「日本人はよく、
『気合いだ』とか
『我慢が大切』というけれど、
実は自制心は筋力に似ていて有限で、
余計な我慢をすると、
かえってやる気がそがれ、
判断力もなくなってしまう。
我慢して疲れたら、
食事をとり、
ブドウ糖を補給することが肝心。」
〜自分では気づかない、心の盲点 完全版より 池谷裕二著

ようするに、
ストレスがたまったら、
ブドウ糖を摂取して、
リセットする!!
ということ。
どうしても我慢しなければならない、
ストレスが溜まってしまう場合はあるはず。
そんなときは思い切り食べましょう!!
ブドウ糖を摂取。
ですよ!!

このページのトップヘ