光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2016年11月

今日、
午前中の仕事を終えて自宅に戻ると、
彼がまだ家に戻ってきていなく、
長女が台所に立っていました。

「ただいま!!」

というと、

「ママ、今お昼を作ってるよ」

「えっ!?ごはんの作り方知ってるっけ?」

「いつも見てるからわかるよ。」

そういう娘のそばで、
昼食ができあがるのを待っていました。
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小学校6年生。
体が大きくなっているだけではなく、
少しずつ、
大人に近づいていっているんだ。
しみじみとそんなことを感じました。
こういう成長を感じられる一瞬。
本当に嬉しいですよね。

私たちは今、
JICA草の根技術協力事業として、
小中学校の先生を対象に、

「ライフスキルトレーニング」

を実施しています。
始めは参加してくれるといっても、
本当に学校側がその先生たちを出席させてくれるのだろうか?、
先生たちは、
私たちの講座の内容に対して、異議を唱えないだろうか?
と、
心配が絶えませんでした。
でも、
蓋を開けてみると、
先生たちの理解は深く、
一緒に学びたい、
目の前にいる子ども達のために、
もっと知識を得たい、
関わり方を学びたい…
積極的な参加姿勢が見られました。

そして11月25日(金)、
第4回講座が終了し、
今年は残すところ1回のみ。

私が自宅につくと、
参加者のグループメッセージには、
参加してくれた先生たちからの感謝のメッセージや、
共に学ぶ大切さ、
分野を超えたつながりの重要性など、
たくさんのメッセージが届いていました。

参加してくれる人がいなければ、
これだけやる気を持って参加してくれなければ、
私たちの講座はここまで支持を得られなかったでしょう。
だから…
皆に”ありがとう!!”
と伝えたいと思います!!!!!
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20代の頃、
どんなことにもまだ無限の可能性があるような気がして、
壁にぶち当たったり、
何か問題があっても、
それが逆に力になって、
もっともっとできるのではないか?
と、
夢中になって取り組んでいたような気がする。
それは、
仕事でも、
遊びでも、
人生そのものに至っても。

でも、
あるとき、
自分にできることとできないこと、
得意なこと、そうではないこと、
責任を持てることとそうではないこと、
そんな風に、
自分自身に限界があることに気が付き、
それが目の前に突き付けられる。
すると、
そうか。
やっぱり無理だったか。
と、
あきらめてしまったり、
それでも私はできる!!
と、
自分の限界を超えてみることに挑戦したり、
それはすべて、

「自分にとっての、等身大の世界」

生きている、
そのものの世界を探しているのかもしれない。

この自分の手が届く範囲が分かってくると、
いい意味であきらめもつくし、
もっと得意な人にお願いしてやってもらう、
一緒に取り組んでもらう、
など、
その周囲との関係や、
そのつながりを考えながら、
生きていこうとする。

私はカノアでの活動の中で、
仲間と、

「無理に活動を大きくする必要はない。
自分たちが信じ、目指しているもの。
そして、
できると思える範囲のなかで、
十分な活動をしていくこと。
それを大切にしていこう。」

と、
話し合っている。

時には思ってもいないようなチャンスや、
縁が巡ってきて、
それを手にすることもあるかもしれない。
でも、

「自分にとっての、等身大の世界」

をきちんと見極め、
生きていかないと、
どこかに無理が生じてしまうのではないかと思う。

今、
毎日のようにそんなことを考えている私です。

私たちは日々暮らしていく中で、

「〇〇と同じ」
「〇〇と違う」

という比較のようなことを、
特に意識もせずに行っていませんか?

日本では特に、

「〇〇と同じ」

という意識がとても強く、
同じでないと、
どこか不安になる。
そんな世の中なような気がします。
一方ブラジルでは、

「〇〇と違う」

ということがしばし取り沙汰され、
それが”差別”へとつながると考えられることがよくあり、
そのため、
学校においても、
”差別”
ということに対して何度も取り上げられます。

そうはいっても、
人は皆、
この2つの世界、
「同じ」「違う」
を行ったり来たりしながら、
バランスを取り、
生活しているのではないでしょうか。

子どもにとっての「同じ」は、
「模倣」
へとつながり、
それは、
信頼へとつながる大切なものです。
そして「違う」ということは、
自分自身が一人の人間として、
世界でたった1つの存在であること、
「私」
という存在につながる大切なものです。

「〇〇と違うから心配だ」

子どもを育てる親(保護者)ならば、
そんな場面に遭遇することは多々あるでしょう。
でも、
子ども自身が、

「私は私である」

と、
受け入れることができるよう、
見守っていくことが、
私たちが唯一できることなのではないでしょうか。

「自分と同じ、でも違う」

自然にそう感じることができるようになってくれる。
そんな風に子どもと関わっていきたいですね。

「自分はどう生きていきたいか?」
「自分はどういうことを大事にして日々暮らしていきたいか?」
「自分はどう人と関わっていきたいか?」

自分の生きる姿勢。
それを今一度、
考えることってありますか?
私は娘が生まれ、
ちょうど2、3歳になった時、

「この子をどう育てていきたいのか?」

ということをすごく考えました。
彼とも本当にたくさん、
話し合いました。
特に私は国際結婚なので、
生まれた環境も、
育ってきた文化も全く違う人と、
同じ道を目指して子どもを育てていくために、
この話し合いはなくてはならないものでした。

ただ単純に、
「優しい子」
「明るい子」
というのではなく、
10年後、20年後、
この子がどういう人になっているのか、
それを想像しながら、

「こんなとき、こうしてくれるような子どもになってほしいよね」
「自分を大切にしながらも、人のことを考えられる子。
同じではなく、異なるからこそ素晴らしいということを分かってくれる子」

など、
具体的に思い浮かべながら、
たくさん話しました。
これは、
例えば幼稚園や保育園選びの時にも役に立ちますし、
叱ったり、何か難しい場面に直面した時も、
ある意味ぶれずに

”これだけは!!”

と思える、芯となるものです。
子育てをしている中で、
教師として立つ上で、
一人の人間として生きる上で、
本当に必要なことだと感じています。

子どもにとって親(保護者)や教師は、
身近な大人です。
その人がどんなことを大事に考え、
生きているのか。
日々を暮らしているのか。
それがぶれてしまっていては目の前の子ども達も安定感を失くし、
道が定まらず、
いつも迷子になってしまいます。

”自分”

親である前に、
教師である前に、
一人の人間として、
その根本となるものをきちんと持っていたい。
そう思う今日この頃です。

子育ては24時間、365日。
当たり前だけど、
それってかなり大変なこと。
分かっていてもどうにもならない…
でも、
本当にどうにもならないのか???

http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/11/france-kindergarten_n_12910302.html?ncid=fcbklnkjphpmg00000002
↑この記事を読んで、
もしかしたら何とかなるのでは?
という期待が押し寄せました。
本もぜひ買って読みたいですね。

下記は記事の一部を抜粋↓

「保育士業界の慣習で、行事の準備など子供が帰った後の業務は、“自主的にやっている”ことだから勤務時間ではない、サービス残業」

「企業内保育所ってお父さんかお母さんの働き口のそばにあるでしょう? 「どっちに入れますか?」となったら……。
そう、大抵がお母さんなんですよ。「送り迎えは誰が?」となったらどうしてもお母さん側になる。どちらかの性に育児の負担が偏ってしまうから、企業内保育所はバツ」

11月に入り、
ブラジルはクリスマスモードになってきました。
そして、
それは私たちにとって、
学年末を意味します。
そのため、
12月16日、
その日のクリスマス会は、
2016年度の終了式となるのです。
そこで、
皆さんへお願いです。

「子ども達が幸せなクリスマスを過ごせますように」

と願い、
クリスマスのキャンペーンを実施することにしました。
ご支援いただいたものは、
終了式の日に渡す子どもたちのプレゼント、食事に使わせていただきます。

ブラジルにお住まいの方はこちらから↓
FACA SUA DOACAO!
Banco do Brasil
Agencia 0121-X
Conta Corrente 26357-5
Associacao Criancas de LUZ
*DOE A PARTIR DE R$ 10.00

日本にお住まいの方はこちらから↓
http://criancasdeluz.org/contribution/index.html

この他、
おもちゃの寄付も受け付けています(ブラジル国内のみ)

また、
ソプラノリコーダーも募集しています(日本事務局へ)

皆様の温かいお気持ち、
ご支援の程、
よろしくお願いいたします。
Doacao para Natal2016

娘たちを連れて、
Agua de Santa Barbaraという、
Botucatu市から100卍のところにある街に行ってきました。
ここは水源があり、
温泉が湧いています。
低温のため、
飲み水にも適しており、
周辺地域の人たちは水を汲みにやってくる、
そんな街です。
そして、
定年方たちや、
体をゆっくりと休めたい人達に大人気の場所です。

さて、
久しぶりの温泉。
変わっているのが、
いくつかの方法があり、
選ぶのですが、
私たちは個室の湯舟を選び、
制限時間20分の温泉タイムを選択。
私には少しぬるかったため、
入ってしばらくはお湯を足しつつ、
温度を見ながら入っていました。
連れて行って下さった友人から軍手を渡されており、
5〜10分ほどしたら、
体をこすってみると、
垢すりのように垢がポロポロとでてくるよ、というので、
私も体験。
垢がポロポロとでてきて、
その後、
お湯の中で肌に触ると、
すべすべになっていました。

すごいのが二女。
湯船から上がり、
着替えて外に出ると、
娘が出てきました。
二女のチャームポイントの髪、
縦巻きロール。
その髪の扱いは、
今でも四苦八苦している私。
ゴミは尽きやすいし、
すぐにこんがらがるし…
それが、
シャンプーもリンスもしていないのに、
ふわふわで、
手櫛で指がスーッと通るではありませんか!!
これには驚き。
何が起こったんだ???
朝、
あんなにこんがらがっていた髪に・・・

友人に話をすると、
これもここの水の効果かもしれないねぇ〜とのこと。
えっ!?
ここの水、すごくない???
毎日この水でお風呂に入っていれば、
二女の髪はリンスもクリームも必要なし。
あぁ〜
でも残念。
私が住んでいるカノア・ケブラーダからは遠い;;;

でも、
水質の成分が書かれたパンフレットを入手したので、
ちょっとお勉強。
この水に近いもの。
それを探すことができれば…
夢は広がるばかり。

それにしても、
皆さん、お勧めです!!
ぜひ一度は足を運んでみてください!!!!!

※ちなみにBotucatu市はサンパウロ国際空港から250卍の距離にある街です。

先週から、
サンパウロに出張に来ています。
と言っても、前半は初めてのBotucatu市滞在。
標高1000mということで、
常夏のカノアとは異なる、
山間の気候、景色、食事を楽しむことができました。
第一の目的はデメトリカ地区の訪問だったのですが、
この地域。
地域全体が一つの目的に向かって、
歩んでいる。
それがよくわかり、
様々な業種の人たちが、
課題や問題解決のために取り組んでいく過程やその様子は、
とても勉強になりました。
今後の事業に役立てていきたいです。

そしてなんといっても、
”日本食”
カノアでは我が家で少し食べる程度ですが、
毎日のように日本食を食べ、
お風呂につかり、
なんとも贅沢な日々を過ごしました。
これで元気をもらい、
年末まで頑張りたいと思います!!

やはり私は日本人。
日本食にお風呂。
この2つは究極の癒しですね。

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