光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2017年05月

2017年5月26日、
私の住むアラカチ市にある
“ヴァリ・ド・ジャグアリビ大学”にて、

「第14回セアラ州看護大会」

が開催されました。
私も招待され、
開会のセレモニーに参加したのですが、
壇上に座っていたものの、
「挨拶はなしで…」
と断っていた私。
しかし、
主催のブラジル看護協会セアラ支部会長が挨拶をはじめ、
「まず初めに、私たち協会より、
トロフィーの受賞をさせていただきます」
と、
マイクを司会者に。
すると、

「鈴木真由美さん」

となぜか私の名前が呼ばれ、
友人であり、
同志のRejane(看護師)から、
トロフィーが渡されました。

何を話していいのかもわからずマイクの前に立ち、
横で会長が、
「みて。トロフィーは私たちからではなく、セアラの子ども達からよ」
と言われると、
あまりのことに頭が真っ白に。
未だに何を話したのか覚えていません(笑)
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今回のセレモニーには、
私たちがJICA草の根支援協力事業で実施している、
「地域子育て支援ネットワーク」
の代表者として招待されていただけに、
まさか私個人にこのような賞を頂けるとは、
夢にも思っていませんでした。
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主催団体のブラジル看護協会セアラ支部についてはこちら↓
http://aben-ce.com.br/

先日、
弾丸出張の際、
長い移動時間に、
カバンになぜか入っていた、
「西の魔女が死んだ 梨木香歩著」
を読みきった。
何度も読んでいる、
この本。
でも、
娘が中1になってからは、
始めて読んだと思う。

この本の主人公"まい"は中学1年生。
不登校となり、
その間、
祖母の家で暮らすことになる。
祖母はイギリス人で、
魔女。
まいは魔女見習いとしての修行を始める。
のだが、
一番始めの課題が、
早寝早起き、
食事をしっかりとり、
よく運動し、
規則正しい生活をすること。
魔女でなくても大切なこと。
そしてその後、
なぜ不登校となったのか、
その理由を祖母に話し出す。
と、
この本の概略です。

我が家の娘達は、
日本とブラジルで生まれ育ち、
なんとなく、
この本の主人公と重なる部分もある。

長女はまず、
「私は魔女見習いとしての修行は既にクリアーしてるね。
だって、今でも22時前には寝るし、朝は5時半おき。
フットサルをして、
ご飯もよく食べるし。」

その後、
不登校の理由の部分になると、

「確かにグループを作る傾向はあるよね。
でも、
行きたくないのにトイレに一緒に行くとか、
好きでもないのにスターの話しをするなんて、
私は絶対しない。
私を私として受け入れてくれる人はいつもいるし、
それが特別だとは思わない。
"お前、めんどくせーなー"
って言う男子とかもいたけど、
それだけだし。」

さすがは我長女。
芯の強さが際だっている(笑)

最近は携帯を持ち、
ブラジルにいても日本の中学の友達とやり取りをしている娘。
もしかしたらこれから、
色々な困難が待ち受けているかもしれない。
でも、

「まぁ、私は黙っていられないから、
ママは私の話につきあってもらわないと。
聞いてくれてるだけでいいからさ」

という言葉に、
確かに私ができるのは、
それくらいだろうと思う。
でもそれを彼女がきちんと分かってくれているなら、
安心だとも感じる。

思春期真っ只中。
さて、
これからどうなるかな!?

2年前、
全世界で話題となり、
ブラジルでは妊産婦を中心に対策が取られ、
その後も新生児ケアで大問題となった、
“ジカ熱”。

先日収束宣言が出されたこのジカ熱。
しかし、
引き続き蚊を媒介とした病気が後を絶たず、
現在大きな問題となっているのは、
“チクングニア熱”

昨日アラカチ市保健局の職員と話したところ、
今週、
アラカチからフォルタレーザ(州都)に送られた、
2名のチクングニア熱患者が、
脳障害があることが分かったとのこと。
どのような経緯で重症化していくのかなど、
未だ分からないことが多い中、
患者は増える一方。
そして、
特に高齢者は重症化すると死亡する例も出てきているとのこと。

ただ、
黄熱病のように予防接種はできないので、
とにかく、
蚊に刺されないようにする。
それだけが唯一できること。

デング熱に3回もかかった私。
他人ごとではないので、
蚊対策、
きちんとしなければ…

<チクングニア熱とは?※Wikipediaより抜粋:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%AF%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%86%B1
チクングニア熱(チクングニアねつ、Chikungunya fever、CHIKV)は、ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなどにより媒介されるウイルス性の伝染病。おなじく蚊媒介性のデング熱やウエストナイル熱と症状が類似している。日本では感染症法に基づく4類感染症および検疫法に基づく検疫感染症に指定されている。
2日から長くても2週間程度の潜伏期間の後に、40℃に達する高熱と斑状丘疹があり、関節が激しく痛む。他に頭痛や結膜炎、羞明(眩しがること)などを伴うことがある。発熱は2日ほど続き急に終息するが、関節痛、頭痛、不眠、全身疲労などは5日から7日ほど継続する。[1] 関節痛は年齢にも依るが2年ほど続くこともある

※参加申し込み:canoa.japao@gmail.com(〆切6月17日(土))
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≪第14回 ブラジル料理教室 / Aula de comida Brasileira≫

日時:2017年6月25日(日)13:30〜16:30
Data: dia 04 de Setembro, dom. as 13:30 - 16:30

場所Local:ライフコミュニティー西馬込
東京都大田区西馬込二丁目20-1
life community Nishi-magome, cozinha (terreo)

交通アクセス:都営浅草線西馬込駅南口徒歩1分
※改札向かいにある虹の壁が目印です!
Estacao de Nishi-magome, saida oeste
Metro de Toei-Asakusa a pe 1minuto
Endereco: 20-1-1,nishi-magome,ota-ku, Tokyo
TEL 03-3778-2581

参加費(Valor):¥2500
メニュー:キビ、ニョッキ(シイタケ入り)、サラダ、米粉ケーキ
Cardapio: Kibe, Nhoque recheado com Shitake, salada, Bol de arroz

持ち物:エプロン、三角巾、マスク
Propriedade: avental,bandana,mascara

講師:平塚エレナさん
Professora: Sra. Helena Hiratsuka
*エレナさんblog:http://saudade-brazil.cocolog-nifty.com/blog/

連絡先:坂井春菜
Contato: Haruna Sakai
E-mail canoa.japao@gmail.com
※お問い合わせはメールのみとなりますのでご了承くださいませ。
※食物アレルギーのある方は必ず事前にお知らせください。

★随時募集中!★
楽器や文房具などを受け付けています。
サイズの大きい物に関しては、ご相談ください。

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています☆

光の子どもたちの会スタッフ一同

夜中の3時。
無事、
カノアの自宅に到着しました。

帰宅後、
すぐに寝て、
朝から家じゅうの片付け!!

時差ぼけの二女は、
朝は元気だったのに、
昼頃から疲れたように眠りモード。
昼寝をしたら、
石のように動かなくなってしまい…
17時に無理やり起こして、
お散歩に…
夜はいつも通りに寝ていたので、
以前よりは時差ぼけせずにすみそうな予感…

私はいつも通り、
暑さに負け、
夏バテ気味。
とりあえず水分補給と、
貴重な麦茶を二女と二人で飲みまくっています(笑)

カノアに来る際にはぜひ、
麦茶パックをお願いします!!(笑)

明日から娘たちは学校。
私は仕事を再開です。
さて、
頑張るぞ!!

今回は、
カタール航空。
中東経由の場合、
時間帯が微妙なので、
到着時間も夜…

ということで、
明日、
ブラジルに出発します!!
時差の関係で、
5月5日0:01に羽田を発ち、
5月5日20:35にサンパウロに到着。
面白いことに、
5月5日の内に到着です!!
30時間近くかかっているはずなのに(笑)

日本では、
また新しい出会いがありました。
今後にもつながっていきそうな出会い。
今から楽しみです。
そして、
お世話になっている方、
支えてくださっている人達、
お会いできた人、
できなかった人、
皆さん本当にありがとうございました!!
年末には日本帰国予定です。
またお会いできること、楽しみにしております!!!!!

それでは、
行ってまいります!!

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