光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2018年01月

2016年末。
2人の教職員が、
退職の意向を伝えてきました。
カノアでの活動の中で、
エヴァさんがサンパウロに戻ったのち、
私も日本とブラジルを往復する中、
維持し、
成長させ、
地域に貢献してきたのは、
現地のスタッフでした。
カノアで活動を始めた当初から、
いつ、なんどき、私たち(エヴァさんと私)がカノアを去ることになるかもしれない。
だからこそ、
現地の住民を養成し、
スタッフとして働いてもらおう。
そう考えてきました。

エヴァさんがカノアを去るとき、
一人のスタッフが、
今まで以上に能力を発揮し、
保育園だけでなく、
地域などと協力している活動に目を向け、
まとめてきてくれました。
そういう人材が育ったこと、
それは私たちにとって大きな宝であり、
重要なことだったのです。

しかし、
2016年、
そんな彼女と、
一人の職員が、
これからの自分の人生を見つめ、
この地域を出て、
異なる環境の中で自分を試してみたいと、
言いました。
これは私にとっては本当にうれしいこと。
そこまでの力や自分に対する自信がついた。
そんな風に成長してくれたことは、
今までの活動が間違っていなかったと、
私にとっても大きな励みになりました。
しかしその一方、
彼女たちがいなくなった後、
それを担うほどの人材はいるのだろうか?
ということでした。

カノアでの活動は大きく広く活動していくことではなく、
その地域に根差し、
そこに住む人々をより良い環境の中で過ごすことができるようにすること。

2016年末に一人が去り、
今年度末にもう一人が私たちのもとから旅立っていきます。
2018年。
新たに2人を迎え、
今後を見据えて活動していきます。
自らが考え、
行動し、
それを実行していく。
それができるだけの環境を整え、
できる限りのサポートをしていく。
さぁ、
新しい1年の始まりです!!

【イベント情報:茶話会 with 鈴木真由美】
日時:1月20日 14:00〜16:00
場所:Barzinho Aparecida
東京都杉並区西荻南3-17-5 2F

ブラジルでの暮らしのこと、子育てのこと、保育にかかわる活動のこと。質問に答えながら、自由におしゃべりしませんか?
美味しいブラジル料理を食べることができます🎵

皆さんとお会いできること、楽しみにしています‼

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