光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2018年09月

先日、
東京大学名誉教授の汐見先生と対談したときのこと。
私達が今、
力をいれている、
地域力の向上。
地域としての子育て。
について話していると、
里親に関する話の中で、
以前、
里親になるための相談員を務めていたとき、
必ずブラジル人がやってくると話していました。

確かに、
今でこそ核家族化が進んでいるブラジルですが、
それでも家族の絆は異常な程に強く、
家族でなくとも、
自分の周りで困っていれば、
その子どもを預り、
育てるということに抵抗があまりありません。
義母は人並み以上の愛情を持っている人ということもありますが、
実子は2人、
養子が1人、
幼い子どもを預り、
育てた子どもは総勢10人ほど。
未だに義母を
「お母さん」
と呼ぶ人に出会います。

経済的な面や、
制度など、
単純に日本とブラジルを比較はできませんが、
それでもやはり、
ブラジル人のおおらかさ、
温かい包容力には、
頭が下がりません。

地域として子育てを。

ブラジルの実践と日本。
どんなことができるか、
今から楽しみです。

現在私たちがブラジルのアラカチ市で実施している活動は、
主軸の保育園事業とは別に、
主に2つ。
  1. ライフスキル授業の確立
    地域子育て支援ネットワーク


これらの事業は、
私たち小さなNGOが他国で実施している事業としては珍しく、
他地域へのモデル事業としての力を持っており、
5年が経過した今、
UNICEFを通じてブラジル全土に広まり、
それが今では、
アフリカなど、
第3国支援の一つのあり方として、
私たちの活動が生かされるかもしれない。
そんな可能性が見えてきました。
この2つの活動は全く別々のものに見えるかもしれない。
でも、
軸は一つ。

「地域力向上」

子どもやお年寄り。
全ての人が安心して幸せに過ごせる環境。
それはすべての人にとっても素晴らしい環境となるはず。
安全に。
安心して。
教育や医療。
子育てや介護。

その中心となるべきは学校ではないか?

学校に今以上の仕事を求めるのは酷ではないか?

そんな意見もあるでしょう。
でも、
ブラジル、アラカチ市で実施した活動の中から見えてくるもの。
それは、
学校の持てる力。
地域の中心となる得る場所。

さて。
ここからどのようなことができるのでしょうか?

たくさん頭の中にあることを整理して、
さぁ、
新たな一歩を!!

【第18回 ブラジル料理教室 / Aula de Comida Brasileira】

日時:12月1日(土)13:30〜16:30
場所 :ライフコミュニティー ライフコミュニティー 西馬込
    1F 調理室
参加費 :子供¥1,500(小中学生*小学生 未満 無料 )
     大人 ¥2, 500
*ご賛同いただける方は、当日 寄付 のご協力 をお願いいたします。
持ち物:エプロン、三角巾
講師 :平塚えれなさん
えれなさんブログ
http://saudade-brazil.cocolog-nifty.com/blog/
<メニュー / Cardapio>
・ブラジル風ローストポーク
・ポン・デ・ケージョ(もちもちチーズパン)
・ポレッタ(とうもろこしを使った料理)
・パヴェ(ブラジル風ティラミス)

楽しくおしゃべりをしながら、美味しいブラジル料理を作りましょう♪

お問い合わせ:
光の子どもたちの会(担当:谷村祥子)
canoa.japao@gmail.com
チラシ ブラジル料理教室20181201

日本語とポルトガル語。
読み書き、会話と、
娘たちはできますが、
日本とブラジルの往復をしていると、
必ず出会う、

英語のみ

の環境。

経由先の空港、
飛行機の中。

日本語やポルトガル語を話せる人がいても、
自分達の席の担当とは限らず、
食事以外の場面で、
何かお願いするときには、
やはり、
英語は欠かせない。

既にバイリンガルの娘たちに、
英語を積極的に教えたことはないけれど、
それでもやはり、
贅沢をいえば、
英語も使えるようになってほしい。

長女曰く、
会話は何となくできるらしい。
そこをもう少しちゃんとできるようになりたい…
と、
中2になり、
感じているそう。

次女は、
楽しく英語と関わりたいと、
ブラジルで出会った、
英会話の授業をいたく気に入り、
日本の家が近くだったこともあり、
ただいまレッスンに通っています。

国際色豊かな娘たち。
毎日色々な顔を見せてくれ、
楽しみが増すばかり!
さて、
今度はどんな顔を見せてくれるかな?

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