光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2018年11月

「自然の摂理とは、
自然界のいろいろな生き物たちが織り成す生態系の法則である。
弱肉強食というが、
強者でもお腹が空いた時だけ、
自分の空腹を満たすだけの食料としての弱者を取るだけであり、
それ以上の殺戮はしない。
植物では、
お互いに助け合いながら生命を維持している。」

とある。
これは本能ともいうべきものかもしれない。

私たち人間は、
生きていくために必要なことだけではなく、
その技術や能力が高まれば高まるほど、
自分本位となってしまいがちである。

自然に倣い、
私たちも今、

“本当に必要なものとは何か?”

を学んでいく必要があるのではないか。
そんなことを強く感じた、
今日この頃です。

先日、
「日本の観光業界におけるSDGsの取り組みや展望なついて」
という勉強会に参加してきました。
私自身は、
ブラジルで住み、活動している場所が観光地ということもあり、
何かヒントになるかもしれないと、
興味津々でした。

国内外の旅行が身近なものとなり、

「車や家を購入するならば、
旅行に行きたい!」

というニュー・ジェネレーションの人達が後押ししているとの話もあります。

ただ、
私の活動地のように、
観光地が近隣にあることにより、
麻薬や売春、
安全性に欠ける環境となってしまう例は、
数多くあるのではないかと感じています。

そんな中、
観光というだけでなく、
SDGsを考慮しながら地域作りを考えることで、
地域住民や、
様々な年代、
仕事、
多くの人達が住みよい場所と成り得るのではないか。
そんな可能性を感じさせてくれました。

観光だけでなく、
様々な分野においても、
SDGsを考慮に入れていくことを期待します。
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「インクルーシブ教育とは,
障害のある子どもを含むすべての子どもに対して,
子ども一人一人の教育的ニーズにあった適切な教育的支援を,
「通常の学級において」行う教育のことです。」

と、定義されています。

実は私、
この教育のことを知りませんでした。
先日中学生の娘が学校からもらてきたプリントに、
神奈川県立高校において、
インクルーシブ教育実践推進校が2020年より14校になる。
と書いてあったので、

「これは何だ?」

と、
調べてみました。

こうした動きがあることは、
とても前向きだと考えます。
ただ、
養護学校等であれば卒業後のケア(就職後の訪問等)が行われているのに対し、
こうした通常の公立校において、
そこまで細かなケアを行うことが可能なのだろうか?
と、
単純に疑問に感じてしまいます。

私が高校受験をしたころ、
県立学校は学区ごとに分かれており、
成績などに応じて入学できる学校が決まっている、
そんな状況でした。
しかし現在では、
学区も撤廃され、
様々な科が新設され、
こうした新たな取り組みを実践している学校もあります。

「我が子に合う学校とは?」

と考えた時、
子どもたちが最終的に決断するにしても、
どんな学校があり、
どのような違いがあり、
どのような学校生活となるであろうかということを、
親である私たちがきちんと理解している必要がある。
そう、強く感じています。

少しずつこうした違いを積極的に学んでいるのですが、
今回のように、
まだまだ知らない取り組みや教育方法があるのだと思います。
さて、
今一度、
勉強だ!!

人は、
元気に過ごすために必要なこととして、

リズムのある生活

をあげることがある。
特に小さな子どもやお年寄りの場合、
起きる時間、
寝る時間、
朝、昼、晩の食事の時間、
を整えることで、
感情の起伏がなくなったり、
身体だけでなく、
心のバランスをとるこもにも役に立つと言われている。

先日、
友人と話をしていたとき、
久しぶりに
"寒暖のある生活"
の大切さを思い出した。
私は2000年から2008年までの8年間、
寒さを知らずに過ごした。
ブラジルの滞在先であるかノアは、
常夏であり、
日本への一時帰国も夏だったからだ。
2007年頃から、
体調が優れない日が増え、
だらだらとした、
その感覚にイライラしだしていた私。
たまたま冬に日本に戻ることになり、
その寒さに触れたとき、
心の中がほっと、
温まったのが分かった。
あー、
この寒さが恋しかったんだ…

それから、
上手いこと日本に帰国する時期が冬となり、
その寒さに、
私は旨を撫で下ろす日々。

リズムといっても、
こうした寒暖も、
その一つと言えるのではないか?
寒さが見に染み始めた今日この頃。
この寒さに感謝しませんか?1517822025833

少し先ですが、チャリティーライブを開催してもらうことになりました!!
ブラジルでは、クリスマスは特別な日。
私も義母に
「クリスマスは家族がそろい、互いを敬い、慈しみながら過ごす日」
と言われ、
年末に日本に帰国する時には必ず、
クリスマスを一緒に過ごしてから帰国しています。
皆さんご一緒に、
美味しいブラジル料理を食べながら、
ボサノヴァを聴きませんか?

ボサノヴァ歌手の池尻さん主催のクリスマスチャリティーコンサートが開催されます。
いつもお世話になっているブラジリアンバー「Aparecida」にておいしいブラジル料理を食べながら、ボサノヴァを聴きませんか?

日時:12月22日(土)18時開場、19時半開始
場所:Aparecida

参加歌手(敬称略):
池尻範子(いけじりのりこ)
ボサノヴァ・ヴォーカリスト、ギタリスト。
Keiko Omata  (ケイコ・オマタ)
東京生まれ。作曲家、歌手。立教大学仏文科、ブラジル音楽院作曲科卒業。リオ・ジ・ジャネイロ連邦大学指揮科中退。バプテスト神学校大学院専門過程終了(キリスト教神学、教育)、保育士。浅草ジャズコンテストでグランプリを受賞。
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私も40歳となり、
市役所から様々な検診などのお知らせが届くようになりました。
その中には、
がん検診などが無料で実施できるクーポンもあり、
せっかくだからということ、
そして、
こういうことはきちんと調べておいた方がいい。
ということで、
今年に入り、
通常の健診だけでなく、
がん検診も行うことにしました。
そしてようやく本日、
全ての健診が終了。
肺がん、大腸がん、子宮頸がん、子宮がん、胃がん、乳がん。
最後に実施したのが、
生理などのタイミングがあり、
予定調整に手間取った、
乳がん検診でした。
乳がん検診以外は既に結果を受け取っており、
問題なし。

それでも考えます。
がんだけでなく、
これからは少しずつ、
体は嫌でも衰えていく。
若いと思っていても、
心と体は違うのだ…
と、
近頃長女にもよく言われるし…

定期的にこうした検診は受けるべきだと。
みなさん、
可能であれば毎年、
最低では2年に1度、
検診を受けに行きましょう!!
必ず見つかるわけでもない。
でも、
心構えをしているだけでも、
違うのでは?
そう感じる今日この頃です。

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