1949fdb6.JPG私は教職員に、
『一人一人の子どもをじっくり観察する。
それをきちんと行っていきましょう』
といいます。
そして、
私達教師は、
一週間に一人、
ある子どもを観察し、
身体、
動き、
生活リズム、
家庭環境、
家庭の問題、
精神状態、
などなどを
話し合います。
一人の子どもを観察するといっても、
その他の子どもをおざなりにするのではなく、
ある一人の子どもを
いつもより少し気にかける、
観察する、
という姿勢が大切なのです。

子どもは一人一人違う。
その子をその子として、
丸ごと受けとめてあげる。
こういったことが、
私たちには必要であり、
子どもにとっても大切なことなのではないかと思います。

子どもを見守り、
じっくりその子と向き合う。
言葉でいうのは簡単ですが、
実際には難しいと感じることが多いのではないでしょうか。
私も、
料理のとき、
洗濯のとき、
仕事をしているとき、
娘と一緒にいても、
傍で遊んでいるだけで、
我が子と向き合っているのかと聞かれれば
そうではないと答えるしかないでしょう。
では、
子どもとどのくらい向き合ってますか?
と聞かれれば、
一日の内、
ほんの数時間であったりします。

時間だけの問題ではなく、
心のゆとりといった事が原因で
子どもを見守り、
じっくりと向き合うことができないこともあります。

それでもやはり、
一日数分でもいい。
子どもとじっくり遊ぶ、
向き合う、
笑う、
そんな瞬間が重要なのではないかと思うのです。

子どもを見つめる大切さ

これを心に留めて、
明日から子ども達と接してみませんか?