78d87386.jpg私がこの村で活動するようになり、
遠く日本から私に対して
住民の皆さんは
とても温かく迎えてくれました。
それでも、
いつまでも私はよそ者。
だからこそ、
この村の人々と同じ生活を心がけ、
住民になろうと努力していました。
しかし、
やはり日によってはそれが難しく、
この村の一員として、
活動をしていくことは無理なんだと、
涙を流した夜もありました。

そんな中、
はじめて私に

「真由美はもう私たちの家族だ!!」

と、
みんなの前で言ってくれた人がいます。
この村を守るために戦い、
いつでも、
どんなときでも
力を貸してくれた人。
そして、
その笑顔、
断固とした意志の強さは
私に勇気を与えてくれました。

Sr.Celso.
9月9日、
息を引き取りました。
先週病院にお見舞いに行った時には
JANGADA(漁船)のことばかり心配していたSr. Celso.
残念ながら、
もう二度と船に乗ることはできなくなってしまいました。

今もどこかから、
みんなを見守っていてくれるに違いありません。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。