7a773922.jpg11月7日(金)。
Projeto Desenvolver
という、
政府による総合プロジェクトの中の
環境教育に関する部分で、
私たちはその中でも
「植林」
「畑づくり」
のプロジェクトに参加することになりました。
調査の段階では、
青少年グループが積極的にかかわっていたのですが、
当日、
金曜日ということもあり、
学校があったりで
参加したのは
午前中にたった一人。
そのため、
ボランティア2人が朝から夕方まで
畑づくりをがんばってくれました。
午後には青少年グループのうち
5名が手伝いに来ましたが、
20分ほどでいなくなってしまいました。
指導してくれていた専門家は
落胆を隠せず、

「ほかの地域では
10〜15名が朝から夕方まで
一緒に働いていたのに、
ここは本当に最悪だ。
地域の人が参加しないなら、
何のためのプロジェクトなんだ!?」

とおっしゃっていました。
本当にその通り。
私たちの活動に共感してくれ、
今回のプロジェクトへの参加を促してくれただけに、
私自身も
とても悲しく、
そして、
彼にかける言葉も見つかりませんでした。

私たちは地域の問題に取り組み、
よりよい生活となるように
彼らを応援しています。
しかし、
彼ら自身が問題を意識し、
動かなければ
何の意味もありません。

今回、
再びそのことを突き付けられました。

彼らが必要だと感じていないなら、
それが問題として感じられることであっても
それに取り組むべきかを考慮するべき。
なぜなら、
ここは彼らの村で、
これからも彼らが生活していく場所なのだから・・・