歯というのは
いわずと知れた
私たちにとってとても大切なものです。
私も頭痛がすると
必ず歯痛が起こるほど、
いろいろな身体器官に通じているのだと
痛感させられます。

4歳になる娘は
幼いころから虫歯になりやすく、
日本滞在中、
必ず歯医者に行きます。
昨年までは
身体を押さえつけなければならないほどで、
親として、
「ごめんね」
といいながらも
つらい体験をさせてしまっていました。

実家の引越しに伴い、
歯医者を探しているとき、
“小児専門の歯医者”
というのが
自転車で通えるところにあることを知りました。
小児歯科学会に所属している
子どもの歯医者さん。
初めて連れて行ったとき、
どうなることかと不安でいっぱいでしたが、
なんと、
嫌がることもなく、
治療を受けていました。
手を握る私に
「ママ、手を離してよ。大丈夫だもん」
という娘。
ほっとすると同時に、
何でもっと早くにこういう歯医者につれてきてあげなかったのかと
後悔の念にさいなまれました。

ブラジルの貧しい地域では
歯科治療もままならないことがほとんど。
小さな虫歯でも、
「抜きます?」
っていわれるほど。

歯医者に行かなくてもいいように、
これからも歯磨き指導を充実させないとと
痛感させられる今日この頃です。