SANY4755日本ではなじみがないですが、
キリスト教が未だ多くを占めるブラジルでは、
宗教的祝日がよくあります。
カーニバルというと、
踊っているイメージしかないかもしれないですが、
“謝肉祭“という宗教的意義もあります。

(下記wikipediaより抜粋)↓
「一説には、謝肉祭は古いゲルマン人の春の到来を喜ぶ祭りに由来し、キリスト教の中に入って、一週間教会の内外で羽目を外した祝祭を繰り返し、その最後に自分たちの狼藉ぶりの責任を大きな藁人形に転嫁して、それを火あぶりにして祭りは閉幕するというのがその原初的なかたちであったという」

そしてこのカーニバル終了後より40日後、
イースターが始まります。
イースターは『生命』『変化』であり、
それまでの行いを悔い改め、
新しい人生を踏み出す日であるそうです。
そのため、
イースターでは
『赤肉』を禁じられており、
この期間、
肉を食べることはできません。

それがなぜなのか?
気になった私は友人に聞いてみると、
なるほどと納得した一説があります。

「昔、上流階級の人のみが赤肉を食することを許されており、下流階級(貧しい人)は口にすることができなかった。そのため、行いを悔い改めるこのイースター期間には、上流階級の人も赤肉を食べることを禁じ、全て、人は平等であることを示したのです」

ということで、
今日、
家族が集まってバーベキューをしました。
漁村のこの村ではイースター期間前になると
連日漁師さんが漁に出て、
イースター期間にせめて魚だけでも毎日食べられるようにと、
漁業に励んでいます。
それにしても“シュハスコ”おいしかったです!!!