保育と幼児教育。
一緒なのか?
違うのか?
法律改正が行われているのは知ってるけど、
では、
何が変わったのか?
変わっていないのか?

わからないことがたくさんあるのではないかと思います。
私もその一人かもしれません。
そこで、
整理した資料を頂いたので、
みなさんにも一部共有させてください。
(以下は法令的な整理となります)

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「子ども・子育て支援」全般について、すべての子ども相手であること、
子どもと子どもの保護者双方を含むこと、支援する側が行うことを「支援」と
呼ぶことが規定されています。

それに対して、「教育」とは教育基本法第六条第一項に規定される学校で行わ
れるものであり、満3歳以上を対象とします。それは実際には、学校教育法第一
条で規定される学校の一つである幼稚園と、認定こども園法で規定される幼保
連携型認定こども園が該当します。幼稚園型認定こども園はもちろん幼稚園で
あるので、そこに入ります。

「保育」とは児童福祉法第六条の三第七項に規定するということです。家庭で
世話をできない場合に保育所などで一時的に預かる制度の規定になっています。
「家庭において保育を受けることが一時的に困難」という言い方をしていますか
ら、その「保育」とは家庭での養育を指し、それと同種のことを保育所で行うと
いう意味に理解されます。

では保育所は何をするところなのか。保育所保育指針では,「養護及び教育を
一体的に行う」とされています。児童福祉法上は家庭での保育に欠けるないし
保育の必要のある子どもを預かり、家庭と同様の保育を可能にするということ
であり、教育についての明示的言及がないのです。

ただし、教育基本法では広く幼児期の教育の充実を謳っており、それは、家庭・
地域・幼稚園・保育所などにおいて乳幼児期のすべての子どもの成長を助けるこ
とを進める趣旨です。そのような広い意味での教育は保育所も当然担っています。

以上を整理すると、保育という言葉の使い方の基本は、家庭での養育であり、
それを保育所で代替する場合にそれもまた保育と指すということです。しかし、
もっと専門的に保育所で保育士が,また幼稚園で幼稚園教諭が行う子どもへの働
きかけも保育と呼び、それはより専門性のある営みであると理解できます。 
教育という用語は、子どもの健やかな成長に資するといういわば発達支援という
意味と,学校教育としての体系的な教育が組織的に行われる場合とがあります。
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