2013年3月26日、
ブラジルの国会で、
「小学校3年生(8歳)までには読み書きできるようにする」
という条例が決定された。

ブラジルは今、
「ブラジル全ての地域において、
4歳には学校に入学すること」
と定めている。
地方によっては、
施設や教師不足により、
通常の6歳入学のところもある。

この4歳児入学。

日本のように、
「幼稚園」という、
“幼児教育”の概念によるものではなく、
早期に学校教育を開始することで、
早期の識字力向上を目指しているのである。

私は基本的にこの考えには反対だ。

幼児期にしかできないこと。
きちんと心身を育てることなくして、
なぜ早期に小学生のような「授業」を行う必要があるのか?

そんな中決議されたこの条例。
私は早期教育に流されるのではなく、
確実に読み書きを習得できるようにしていくという意味で、
とても素晴らしいと感じていた。

が、
国内の反発は大きい。

「6歳までに読み書きができるようにと
『教育要領』に書いてあるのに、
8歳までに延期するというのは、
何の意味も持たない」

というのである。

ブラジルは現在、
先進国に追いつくために、
教育の底上げを図っているのだが、
それがあまりにも稚拙で、
私自身、
首をかしげることばかりである。

きちんと子どもと向き合い、
子どものためを考え、
ぜひ、
議論してもらいたい。
「子ども時代」はその時にしかないのだから…