ブラジルは、
2016年までに
4歳児以上を義務教育とすることと定めています。
私の住むアラカチ市では、
すべての公立校に幼児部を設け、
また、
市内に4つの公立幼稚園が開園しています。

今日、
2014年度に向けての校長会議があり、
出席してきました。

アラカチ市では4歳児以上の就園率は上昇しており、
各園では、
その受け入れに大きな戸惑いがあるようでした。
ひとつには、
4、5歳児は1クラス30人で、1人担任。
幼児教育を専門とした教員ではなく、
その多くは契約の教育学部卒業者もしくはそれに等しい者。
幼児をどうやって扱ったらいいのかわからない人が、
一人で見ているのが現状です。
もう一つは、
30人以上にならないようにしてくださいと言われても、
義務教育を目指しているのだから、
希望者は必ず入園させろと市教育員会担当者は言う。
そして入園させると、
教育の質が落ちると是正勧告が出される。
施設に限りがあり、
部屋数も足りない。
現場の判断で良いのであれば、
入園者を制限できると園長先生たちは訴えます。

ノルマ達成のためだけに、
幼児教育が振り回されている。
それは全て、
目の前の子ども達が犠牲となっている・・・
なんだか悲しくなってしまいました。

まずは教員が幼児教育を学ぶ環境を整えること。
そして、
受け入れるだけの部屋や設備といった環境整備。
これらがきちんとしていなければ、
保護者の対応なんてできません。
だって、
決められたものがきちんとなければ、
説明なんてできないから。

子ども達にとって、
未来ではなく、
今。
今はこの一瞬しかないのだということに、
気づいて欲しい。。。