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この本の冒頭にはこんな一節がある。

“子どもたち一人ひとりは、本当はすごい能力を持っている。
うまく育てて導くと、大人がびっくりするようなことをやってのける。
大人たちが既成の枠やルールにはめようとせずに、
各人の潜在能力を発揮する場を与えれば、
驚くような才能が花開くはずだ。”

この文章を読んだだけで、
この先、
どんなことが書いてあるのだろうかと、
楽しみでしかたなくなった。
すると、
教育史から、世界の教育事情まで、
ありとあらゆる情報があり、
その中で、
私たちの今の状況や立場を
明確にしてくれている。
頷くところあれ、
もっと知りたいと興味を持つ所あれ、
とても面白い本だと思う。

“具体性の世界を取り戻す”
“伸ばすのはIQだけでなくEQも”

私自身、
次女が小学校に入学したこともあり、
興味深く読ませてもらったのだが、
それ以上に、
学ぶことの多い一冊だった。
ぜひ皆さんも読んでみてください。