先日から、
「多文化ソーシャルワーク」の講座に参加しています。
まだ1回目の講座に出席したばかりなのですが、
色々と考えさせられることが多い時間となりました。
昨今、
保育の世界でも、
「ソーシャルワーク的な視点」
というのが重要視されています。
子どもを見ていく中で、
その周囲の環境、
家族や住居、
生活リズムなど、
一見毎日の保育とは関係ないような事でも、
子どもと関わる上で重要な要素が隠れていることが多くあります。
私自身、
気になる子どもや定期的な訪問が必要だと判断した子どもの家には、
積極的に家庭訪問に行きますし、
日々の疑問がその時に解決されるという事もあります。
ただ、
こういった活動はどこまでするべきなのか。
その是非を問われることも事実です。
そこまで保育園または幼稚園で行うべきなのか?
いつの時代も、
そんな疑問を抱えながら、
保育しているのではないかと思います。

今回は“多文化”ということもあり、
様々な背景を持った人々への接し方、対応を学ぶ機会となりました。

「大丈夫だよ」

その一言が傷つけることもある。

「みんな同じじゃん」

そう言われる事がつらい。

何気なく言う一言が、
ある人には深く、重くなる事もある。

3月まで続くこの講座。
しっかりと学んでいきたいと思います。