今日、
ある少年が我が家にやってきた。
といっても、
ここのところ彼は毎日やってくる。
というのも、
サーフボードを借りるためだ。
今日は、
なんと成績表を見せに来ていた。
サーフィンだけではなく、
きちんと学業もこなすこと。
それを守っている事を、
きちんと見せるためだそう。
数学は赤点だったが、
それ以外はクリアー。
ちょっと自慢げの少年だったが、
私の彼は「最低でも赤点はなくせ」と、
厳しい一言(笑)

少年の事は3歳のころから知っているが、
今や15歳。
声変りもして、
すっかり男の顔になった。

シングルマザーで彼を育てる母親は、
先月、
いつも育児を手伝ってくれ、
息子にとっては叔父というより“父親”であった弟を交通事故で亡くした。
少年にとっても大きな出来事だったと思う。

そんな少年は、
勉強が嫌いで、
学校も中退を何とか免れている状態。
そんな彼がサーフィンと出会い、
のめり込んだ。
もともと学校なんて…と思っていただけに、
不登校になるには時間がかからなかった。
そんな中、
昨年、
私の彼がサーフィン教室を始めた。
少年はそこで、
アシスタントとして手伝い始め、
少しずつ変わってきた。
そして、
学校に通うようになった。

少年はこの地域では、
サーフィンが一番うまいと言われるほどのエース。
今後は大会などにも出たいという。
だからこそ、
最低限の教育は受け、
どこに出てもきちんと答えられるようになりたいという。

少年は言う。

「学校にも行かず、
友達とぶらぶらしているだけだと、
麻薬に手を出したり、
窃盗とか、
危ない事をしていたかもしれない。
サーフィンと出会い、
マルシアーノと出会ったことで、
学校とサーフィンで毎日が楽しく、忙しく、
他の事に割く時間はなくなった。」
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スポーツは人生を変えることができる。
教育も然り。
だからこそ、
大切だと心から思う。