2013年以来、
3年ぶりに、
「慶應義塾大学医学部国際医学研究会(IMA)」の皆さんがアラカチに来てくださいました。
3年前の2013年。
アラカチ市ペドレガウ地区で実施された、
IMAによる3年間の学童健診が高く評価され、
こうした活動をアラカチ市にある全ての学校で実施していこうと、

”Saude da Escola”

というプログラムがスタートしました。
それ以来毎年、
アラカチ市保健局と教育局が協力し、
学校内における、
身長、体重の測定及び歯科検診を実施してきました。
基本的には年2回、前期と後期に1回ずつ健診が行われることになっています。
ただ、
学校によってその実施状況は異なっているようで、
学童検診のパイオニアであるペドレガウ地区の学校では、
歯科検診は毎月実施されているとのこと。
これは、
学校と地域保健所との協力関係の有無、
連携がうまくいっているかどうかで大きく異なってきているようです。
それでも、
こうして種をまいた活動が実際に花を咲かせているのを見るのは本当にうれしいことです。

さて、
今回は長期休暇中だったこともあり、
健診をする子ども達には任意で学校に来てもらう必要があり、
全校生徒600人を抱える学校の内、
3日間でいったい何人が来てくれるのか。
未知数の中での活動でした。
結果、
150人弱の参加となりました。
目標は200人だったため、
残念ながら目標達成とはいきませんでしたが、
来年度も活動の実施を予定していることもあり、
学校実施期間中に実践できることを強く望んでいます。

今回は眼科検診を中心に実施されたのですが、
アラカチ市立病院の眼科医診療が1ヶ月1回のみということもあり、
子どもだけでなく、
大人の診療も強く求められましたが、
残念ながら機材が子ども用だったため、
大人への実施をあきらめざるを得ませんでした。

近年のアラカチ市の現状として、
各家庭にパソコンがあるという状況ではないですが、
携帯電話の急激な普及により、
大人だけでなく、
子ども達のスマートフォン使用が近年目立つようになってきました。
これから3、5年後を考えると、
今日本が抱えている、スマホ老眼といった、
目の病気が増える可能性がります。

今回の活動を経て、
また新しい視点から色々なことを考えることができ、
とても充実した日々を過ごすことができました。
IMAの皆さんはこれから約1か月間、
ブラジル国内で様々な活動に従事されます。
体調に気をつけて、
多くの人たちに笑顔を届けてほしいと願っています。
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