私たちの住む村には、
娯楽といわれるものがあまりありません。
その代わり、
大自然が周囲に存在し、
私たちの生活を豊かにしてくれています。
ただ、
10代になるころには、
子ども達はその自然だけでは満足できなくなり、
多くの子どもは
麻薬や売春など、
他の道へと歩んで行ってしまいます。
その中で10代の子ども達にとって楽しく、
興味深く接することのできるもの。
その一つが、
スポーツです。

この村にはサッカーとサーフィンの2つが特に強く、
子ども達向けの教室もあります。
今日、
ブラジルの子どもの日を祝して、
子どものためのお祭りが、
海岸で行われました。
その中でも大きな目玉が、

“サーフィン大会”

でした。
6歳以上が出場するこの大会。
昨年に引き続き、
2度目の開催です。
今回は村の人が協力し合い、
とても充実したものとなりました。

子どもの中にはサーフィンに出合ったことで、
人生が変わったという子がいます。
中には、
州の大会に出場するほどの腕を持つ青年も出てきています。

『子どもが子どもらしく、
子ども時代を幸せに過ごすためには?』

私の人生の課題です。
ある子どもにとってそれは、
サーフィンやサッカーといった、
スポーツとの出合いなのかもしれません。
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