私が尊敬する保育士の一人、
「井上さく子」先生。
先日、
「よこはま国際フォーラム2018」でも対談させていただきました。
その井上先生の新刊。

「保育士という生き方 (イースト新書)」

自分の人生を振り返りながら、
保育や、
子どもそのものの、
その大切さを教えてくれる、
とても素敵な本です。
いくつか心に残る文があったのですが、
一つをご紹介。

(下記抜粋)
「イヤ」、「ダメ」、「やめなさい」
といった言葉を毎日子どもに聞かせていたら、
子どもの自己肯定感は育まれません。
0〜6歳という時期は、
人の一生の中でも、
大切な土台を育むための大事な期間です。
(ここまで抜粋)

先日参加した講演会でも、
この、
“自己肯定感”
という話が出ていました。
自分を信じることができることで、
他者を信じ、
共に生きていくことができる。
昨今残念ながら、
“自己肯定感”
を持てない子どもが多くいるような気がしてなりません。

乳幼児の大切な時期を預かる私たちは、
共に学びながら、
今目の前にいる子どもを見据え、
対応していく必要があります。
そのことを再認識させてくれた本でした。

皆様もぜひ、
手に取ってみてください。
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