1月27日(日)、
ブラジリアンバー、“Aparecida”で、
毎年恒例となっている、
(店長、そしてくみさんありがとうございます!!)
報告会をさせていただきました。
あまり参加人数が少ないのが悩みの種でもありますが、
それでも、
毎回来て下さる人達との新しい出会いを経て、
気持ちの良い素敵な会をさせていただいています。
参加してくださった方には、
美味しいブラジル料理を食べていただけますし!!

今回は、
私がブラジルに行くきっかけとなった、
日本の子ども達への不安、
世界の子ども達を見てみたいという願望、
ファヴェーラと呼ばれる“スラム街”の保育園での実習、
ブラジルでの1年間、
カノアでの保育園設立、
現在に至るまで…
そんな話をさせてもらいました。

ブラジルの子どもとの出会い。
それは、
私自身の“子ども観”を変えるものでもありました。
ブラジルでの子ども達の家族との出会い、
それは、
理不尽さ、なぜという疑問の連続でもありました。
特にファヴェーラの保育園に子どもを通わせている家族と話をすると、
全財産をなげうって、
ブラジルの特に北東部の農漁村地域から出てきた人がほとんどでした。
北東部での生活は貧しさとの戦い。
よりより生活を求めて…
何も知らない大都会、
サンパウロやリオデジャネイロにやってきます。
そこでバラック小屋を建て、
日雇いの仕事に就き…

「なぜ、北東部での生活を続けられなかったのか?」

それが次に出てきた私の疑問でした。
それが今の活動の原点ともいえます。
北東部の農漁村地域で生活していこうと、
そう思える場所があれば、
故郷を捨てることはないのではないか?

私は保育士ということもあり、
最低でも読み書き計算、
小学校を卒業できる環境を作ってあげたい、
そのための子育て支援に取り組んできました。

私のように小さな村、
田舎の地方都市を変えたところで…
ブラジルの大きな問題がより良い方向に行くことは難しいかもしれません。
でも、
出会い、
今目の前にいる子ども、
その家族だけでも…

どこまで、
何ができるのか。
今年で19年目。
来年20年!!

「子どもが子どもらしく子ども時代を過ごすためには?」

このミッションを胸に、
進んでいきたいと思います。
応援、
よろしくお願いいたします!!
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