昨日、
私が住むアラカチ市の政府から、
市民宛にこんなメッセージが届いた。

「私たちは、
安全面の不安から中止を決定した他市を理解するが、
私達のカーニバルを続行することに決めた!」

私は日本にいて、
「新型コロナウィルス」
に一喜一憂しているため、
それがこんなところまで影響しているのか?
とふと思ってしまったのだが、
事実は違った。

実は今、
セアラ州内の軍警察が、
ストライキを行っており、
カーニバルのイベントの際に、
軍警察の応援を望めないというのだ。
そのため、
安全の確保ができないと、
セアラ州内の市政府が、
カーニバルのイベント開催の有無の決断を迫られているらしい。

しかしアラカチ市は、
市民警察、
警備員の増員などを実施し、
カーニバルの続行を決めたという。

私自身、
ブラジルにいてもカーニバルをあまり楽しんだっ記憶がない。
地元のカーニバルや、
昔、
レシーフェのカーニバルを観に行ったことはあるが、
昨今、
この時期に日本に滞在しているということもあり、
カーニバルのイベントに足を運んだことがないのだ。
もし、
今、

「現地にいたら、
アラカチ市のカーニバルに行くか?」

と聞かれたら、
速攻で、

「行かない」

と答えるだろう。

それでもカーニバルは、
ブラジル人にとって大切なイベントの一つ。
無事にイベントが終わることを、
遠く日本から祈るのみである。
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