光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

カテゴリ: ブラジル

今朝の新聞に、
スイスでのコーヒー備蓄終了の記事があったのですが、
私が気になったのは、

「コーヒーの一人あたり年間消費量」

ブラジルといえば、
コーヒーブレイクが当たり前の、
コーヒー大好き民族。
生産量も多いはずだが、
なんと、
年間消費量は、

世界第6位

どうした、ブラジル!

まぁ、
3位までは僅差ですが(笑)
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今日、
10月15日は、
ブラジルで「教師の日」。
近年は私が住むアラカチ市でも、
この日は祝日となっています。
そのため、
学校はお休み。

「医者になるにも、
弁護士になるにも、
どんな仕事に就いている人でも、
"教師"
がいなければ、
その資格を得るのは難しい。」

と、
ブラジルで言われています。
そう言われるようになった背景には、
"教師"という職業に対する、
意識向上を促す役目があります。
他の専門職に比べ、
給与も安く、
待遇が良いとは言えない"教師"。
こうした意識の変化により、
少しでも待遇改善につながっていけばと、
願って止みません。
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さて、
2日目の口頭試験。
実は1日目の筆記試験を終了後に続けて口頭試験をされた方もいたようです。

私は午前中で、
しかも3番目。
ということで、
遅れないように早めに会場入り。
先に2名の方がいらっしゃり、
昨日の筆記試験の感想を話しました。
そして口頭試験。
面接官を前に個別に行うのですが、
自己紹介やお題に関することを話しました。

とにかく、
筆記試験も口頭試験も、
要約をしたり、
自分の意見を述べたりするものなので、
文法を勉強…というよりは、
語彙を増やし、
作文能力を高めることが重要だと感じました。

結果が気になるところですが、
まずは無事に受けられたことに感謝です。

ブラジルで活動を始めて早18年以上。
ブラジルはポルトガル語。
得意だった英語を忘れ、
今や英語を話そうと思ってもポルトガル語しか浮かばない私。
そんな私ですが、
今までなかなかうまく機会が得られず、
「ポルトガル語検定」
を受けたことがありませんでした。
2018年。
珍しく10月に日本に滞在している!!
ということで、
ポルトガル語検定を受けることにしました。

そして今、
京都。
ポルトガル語検定は2日かけて行われ、
1日目は筆記試験、
2日目は口頭試験。
ということで、
本日1日目が終了し、
明日は面接。
個人的には面接は大丈夫ではないかと思っているので、
今日の試験を終えられて、
ほっと一安心。
そこで、
試験終了後、
少し京都観光もしました。

結果はまた今度ご報告しますので、
お楽しみに!!
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私たちは現在、
“ライフスキル教育”というものを学校内で実施してもらうため、
教員向けのトレーニングを行っています。
2013年から2年半、
中学生を対象とした事業を実施。
彼らの強い要望から、
2016年より学校の先生に対するトレーニングを開始しました。
そして現在、
ブラジルのセアラ州アラカチ市内の学校を回りながら、
ライフスキル教育を取り入れた後の話を聞きながら、
今後の計画を立てているところです。

近年、
私の住むブラジルのセアラ州アラカチ市では、
中学生の子ども達の悲痛な叫びを耳にすることが多くなりました。
家庭内暴力、
性犯罪、
若年妊娠、
自殺未遂、
などなど。
それは減少するどころか、
どんどん膨れ上がっているように見受けられます。
麻薬がらみの未成年の死亡数も増加の一途をたどり、
10代の子ども達の現状が、
心を痛める以上に、
何かしなければならないと強く感じるほどにまでなっています。

先日、
ライフスキル教育を取り入れた学校を訪問し、
先生たちと話をしました。
その中で聞かれたのは、
家庭崩壊、
親子関係の悪化。
子ども達は問題があると、
親や家族ではなく、
学校の先生に相談するということ。

「先生は話を聞いてくれる」

「先生はこの後どうしたらいいか相談に乗ってくれる」

「先生は私という個人を受け止めそうとしてくれる」

全ての先生というわけではありません。
でも、
多くの学校で、
教師という職業は、
一部カウンセラーの要素を持つようになっていました。
そして、
こうした先生のいる学校では、
不登校や留年・中退をする生徒が減少してきているという、
現実があります。

多くの場合、

「ただ話を聞いてほしかった」

という子ども達。

ただ授業をするだけではなく、
その前に、
生徒たちに耳を傾ける時間を設ける。
生徒たちが必要としている問題や疑問、
それらの課題を一緒に学んでいく。
こうした姿勢は、
今の学校において、
重要な要素となっている。
そう強く感じています。

4年前、
W杯がブラジルで開催されたとき、
その日程にあわせて学校が休みになり、
私が住む市では、
試合のある日は、
役所なども休日になるほど、

さすがはサッカー大国!

というだけはある、
その徹底ぶり。
普段はサッカーに興味がない人でも、
この日ばかりはと、
応援する。
その熱狂は、
世代や好み、
どんなものにも囚われない、
すごさがありました。
そして今回。
試合のある日だけですが、
きちんと休日に(笑)
自国開催ではないけど、
それでもサッカー熱はやまない、
徹底したブラジルに、
感慨深さを感じる、
私でした。

先週から、
ブラジルのラジオやテレビ番組では、
ガソリン税をめぐる、
トラック運転手によるストライキの模様を、
逐一放送しています。
私が住むブラジルの田舎町では、
どこか遠い国の話のような気がする、
そんな別世界の話でした。
しかしそれが、
国道の封鎖、
アラカチ市内をつなぐ橋の封鎖、
と続き、
娘の学校では、
通学してくる生徒がクラスの半分となっていきました。
さらに、
楽観視していた町のガソリンスタンドも、
ガソリンやオイル、ガスが配給されてこなくなると、
一気に現実味が増し、
その頃になると、
スーパーには人だかりができ、
棚から食料や日常品がどんどんなくなっていきました。

ブラジルは油田や鉱石など、
自然豊富な国です。
そのため、
近隣諸国では、
ブラジルから原油を輸入し、
配給しているところがほとんどであると言えます。
しかし不思議なことに、
輸入している側の国の方が、
ガソリンなどが安価に手に入るため、
国境付近に住むブラジル人は、
隣国でガソリンを入れる…という事態が起きていました。
原油があるのはブラジルなのになぜ?
それは、
ブラジル国内における税金の高さでした。

今回のトラック運転手のストライキ。
税金の引き下げを求めたものですが、
彼らが1週間近くもストライキを続けていることで、
国中の多くの物流がストップし、
日常生活にも支障をきたすほどになっています。

このストライキは今、
全国民が声高に民主主義を訴えているものであり、
都市ではあちこちでデモ行進が行われています。
私が住む片田舎の中心街でも、
デモ行進が行われ、
明日もまた、
それが予定されています。

国会では未だに審議が続けられていますが、
町から食料が消えるほどの事態。
いったいどうなっていくのでしょうか?

私が住むカノア・ケブラーダでは、
車で20分ほどの市街地で雨が降っていても、
なぜか日中には雨が降らない…
という不思議な場所です。
でもたまに、
突然日中に雨が降ることがあり、
私がここで活動を始めた2000年には、
子どもたちは大喜びで外に駆け出し、
雨に打たれ、
遊んでいました。
そんな雨ですが、
こんな言い伝えがあります。

村にとって大切な人との別れの時、
悲しみと、
喜びのため、
雨が降る…

私も昔、
日本に帰るときに、
晴天だったのに、
突然雨が降ったことがあり、

「空も見守ってくれているよ。
いってらっしゃい」

と、
言って頂いたことがあります。
近頃はとんと、
雨は降りませんが(笑)

先日、
離れの掃除をしていた時、
部屋の中のものをすべて出し、
天日干しにしていました。
昼頃、
彼が突然、
「雲行きが怪しいな。
なんか嫌な予感がする。」
といって、
部屋の中に全てを戻した途端、
雨が降り始め、
その日は夜中までずっと、
降り続いていました。
こんなにも止まない雨が降るのは本当に珍しく、
「どうしたんだろう???」
と思っていると、
訃報がとどきました。
村の住民で、
長らく病と闘っていた女性でした。
実はその女性、
続けざまに子どもを2人失くしていたこともあり、
こんなに強い人はいないと、
皆に崇められていた人でした。
苦しむこともなく、
眠るように旅立ったといいます。
そんな彼女の旅立ちを、
雨が私たちに伝えてくれていたようでした。

この村には未だに昔ながらの言い伝えが数多く残されています。
そんな一つ一つを、
大切に心にとどめておきたいです。

日本を旅立ってから30時間以上。
ようやくブラジルにある、
我が家へ到着。
初めて長女の同伴なしでの旅。
長女自身は思いはあっても、
自分で決断したこと。
それなりに対処しているみたい。
いつも喧嘩ばかりの姉妹だけど、
どこか寂しい思いをするのではないか?
と、
勝手に思っていた私。

羽田空港で別れ、
いざ飛行機の中へ。
いつも三人並んで座っていた座席の端が、
一つ空いている。
始めは
「ゆっくり寝られるねぇ〜」
と言っていた二女も、
涙をこぼし始め、
「淋しい」
と一言。
長女の決断。
それに従うしかない二女。
やはり姉妹。
どこか淋しいのかもしれない。
その後、
乗換えた飛行機の中で、
ずっと気分が悪いと言っていた二女。
実は生まれてからこの方、
こんな風に飛行機で気分が悪くなったのは初めて。
ブラジルに到着し、
最後の国内線に乗った…
ところで吐いてしまいました。。。

二女は口に出さなかったけど、
心の中はたくさんの思いで溢れ、
どうにもならないその思いを抱えながら、
飛行機に乗ったのだと、
このときはじめて気づいた私。

二女の葛藤。

ブラジル滞在。
今回は短期間だけれど、
その間、
二女はどう過ごしていくのだろうか?

二人の娘。
この期間、
互いに成長していくのかもしれない。

今回も、
カタール航空。
中東経由の場合、
時間帯が微妙なので、
到着時間も夜…
でも、
荷物が32kgx2個まで…
というのがなくなりつつある今、
とっても貴重なのです!!

ということで、
明日、
ブラジルに出発します!!
時差の関係で、
5月5日0:01に羽田を発つので、
5月5日の内に到着です!!
時差ってすごい(笑)
30時間以上かかっているのに(笑)

日本では、
懐かしい顔ぶれと再会。
過去と現在、
そこからの未来を想像しながら、
たくさんのことを考えさせられる機会となりました。

また新しい出会いもありました。
今後にもつながっていきそうな出会い。
今から楽しみです。
そして、
お世話になっている方、
支えてくださっている人達、
お会いできた人、
できなかった人、
皆さん本当にありがとうございました!!
今年は早めの、
8月末には日本帰国予定です。
またお会いできること、楽しみにしております!!!!!

それでは、
行ってまいります!!

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