光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

カテゴリ: 教育

「子どもたちが学びたいと思っていない状態で、
教員が教えすぎても何も残らない。
大事なのは、
学びたいと思わせることや、
自分で一歩を踏み出す力を育むこと。
どんな優れた指導法も子どもたちの『やりたい』にはかなわないと思っています(一部抜粋)」

「英語の場合は『言葉』を使ってどうしたいか、
というところが大事。
英語を使ってやりたいことが見えたときに、
初めて文法を学ぶことの意味を知るのです(一部抜粋)」

子どもの主体性というのは、
今、
教育の世界で常に問われ続けているところです。
どうやって、
子どもの主体性を確保することができるのか。
どんな授業が、
「主体性をもっている」
ということができるのか。
これは、
学校教育だけでなく、
幼児教育でも同じことです。

子どもがやりたいと思うこと。
知りたいと思うこと。
それを、
私たちは知り、
そのための環境を整える。
簡単なようで、
難しい作業。
それでも、
子ども達が生き生きと学んでいる姿を見ると、

「やった!!」

と喜ぶ自分がいます。

子どもが楽しく学んでいれば、
教師も教えることが楽しくなる。

まずは、
目の前の子どもを観察するところから始めてみませんか?


「永劫回帰の本質は変容にある」
「人は日々、考え、改め、いろんな風に自分を変えていく」
「上手くいくこともあれば、間違うこともある」
「日々、考え、改め、試行錯誤を繰り返す魂こそ、永劫回帰が実感できる」
「柔軟性を欠いた人間は、ひたすら真っすぐな道を歩くだけ」
「永劫回帰は円環」

目標を持って、
歩みなさい。
と、
わたしはブラジルの子どもたちにも、
先生たちにも、
そして娘たちにも伝えてきました。
しかしそれもまた、
この柔軟性を伴うものでなければならない。
紆余曲折があってもよい。
壁にぶつかることから学べばいい。

「永劫回帰」

は、
わたしが伝えたかったことを丸ごと、
秘めている言葉でした。
ニーチェの言葉。
偉大ですね。



今、
学校教育というのは大きな転換期を迎えている。
わたしが中高生だった時と今では、
学びというものの捉え方が変わってきていると感じる。
例えば、
期末テストで良い点を取れば、
授業態度や、
課題等の提出ができていない
ということがあっても、
そこそこ良い成績が取れた。
逆に言えば、
テストの点数が悪ければ、
対話ができ、
コミュニケーション能力が高い
といった素晴らしい点があっても、
評価されなかったのだ。

「そのポイントは、学びのスタイルを一律にしないことにあるという。読み書きの学びが得意な子どももいれば、聞いて話す学びのほうが得意な子どももいる。そうした自分の得意を伸ばす、あるいは補完するためにICTを“文房具のように”扱うことが重要なのだ。(一部抜粋)」

これは本当にその通りだと、
わたしも大賛成だ。
ただ、
自分の弱みを理解するためにも、
体験すべきこともあると個人的には感じている。

「宿題廃止、定期テスト廃止、固定担任制廃止(一部抜粋)」

これらをすべて廃止にすることには、
私自身、
まだ抵抗がある。
そのためには、
準備することがあるのではないか?
それだけを実施していては、
本来の目的を失ってしまうのではないかという危惧があるからだ。

「世の中のスタイルは、何でも対話が基本で双方向であるはずです。(一部抜粋)」

これを目標として掲げるのならば、
自分の地域では、
目の前にいる子どもに対しては、
どうするべきか。

それを私たちは、
考えていかなければならないのではないか。

※参考記事


「日本の読解力が低下している」

という話は、
近年よく聞くのではないだろうか。
しかし今回、
ここでいう「読解力」というものが、
私たちが一般的に理解しているものとは異なっているということが、
重要なポイントとなってくる。

「今、世界で求められている読解力とは問題を解決する力」

これが今、
世界で求められているものであり、
子ども達がこれからの人生を歩んでいく上で重要であると考えられているものであるといえる。

読解力の
_歛蠅鮖って情報を集め
△修譴鰺解し
I床舛靴峠蝋佑垢
というプロセスは、実は問題解決のプロセスそのもの

これを理解してみると、
2020年4月より導入された、
「新学習指導要領」
に掲げられていることがこの重要性を言い当てている。

「空欄を埋める力から気づいて行動する力へ」

これから私たちは、
こうした力を必要としてくる。
だからこそ、
子ども達の学びへの向き合い方を、
今一度考える必要があるのではないだろうか。

詳しくはこちらを参照↓

9月29日付の「gazetaweb.com」の記事によると、
ブラジルの15歳の生徒の内、
34%が、
留年をしているとのこと。
実は、
15歳の子どもの中には、
既に学校に通っていないという子も多くいます。

15歳というと、
中学から高校に上がる年齢。

ブラジルには留年制度があります。
そのため、
年度末には進級テストが行われます。
そして、
日本でいう、
小学校から中学校に変わる、
5年生から6年生に上がる学年では、
留年する児童が増加する傾向にあります。
そして、
この15歳。
義務教育課程は9年生まで。
日本でいうところの中学3年生。
この学年にいる生徒の多くは、
15歳となります。
この学年の子どもの留年率が高いということは、
中学卒業レベルの学びを得られていない生徒が多くいるということを意味しています。

私は個人的に、
留年制度はうまく活用すれば素晴らしいものだと考えています。
1年間で授業を十分に理解できなかった児童や生徒に対して、
異なる方法で、
その課程を学べるように工夫し、
翌年に進級できるようにする。
もしそれが可能なのであれば、
子どもの時間やリズムに合わせて学ぶことができる制度だと思うからです。

ただ、
ブラジルの公立学校において、
留年した生徒は、
翌年、
同じようにまた授業を受け、
そして留年する…
その結果、
ドロップアウトしてしまうという現象が起きています。

34%の留年した生徒。
はたして彼らは、
その後、
学校に通い続けているのでしょうか?

全ての児童、生徒が学ぶことができる環境。
学校がそういう場所となることを、
願っています。

「怖い」「恐い」
どちらも、
「こわい」
と、読みます。

意味合いもほとんど同じですが、
違いは2つ。

1つは、
「怖い」は常用漢字で、
「恐い」は常用漢字ではありません。

因みに、
常用漢字とは、
一般社会における、
漢字の使用目安となる項目のことです。

2つめは、
「怖い」は主観的な恐怖のことで、
「恐い」は客観的な恐怖のこと。

「怖い」は、
自分が持っている経験や知識によって、
自分だけが恐怖を感じる主観的なもの。

自分に危害が加えられないと感じているときは、
「恐い」
を使います。

同じようにみえて、
異なる意味合いがあるもの。

日本語は、
奥深いですよね。



プログラミング
STEAM

新しく学校の教科として加わることになったものです。
それが一体何なのか。
どんなことを教えるのか。
子ども達は何を学ぶのか。
まだまだ分からないことばかりですよね。

今回STEAMについてを読んでいて、
なるほどと思ったこと。

「プロジェクトの面白さは、
結果よりも過程にあります。
ドキュメンタリー番組でもそうですが、
失敗やつまずきをどのように克服したかがやはり面白いですし、
伝わってくるものも多いです。(一部抜粋)」

失敗する体験も大事。
結果よりも、
そのプロセスに目を向けることが重要だといっていることです。
知らなくて当たり前。
教師も生徒も、
分からないからこそ、
そこから学ぼうとする。
それが大切なんですよね。

「意見や発言を求めるのは、
言葉遣いこそ変わるが、
小学校前の保育時から(一部抜粋)」

親や保育士は、
子どもが失敗する前に、
手を差し伸べようとしてしまいます。
転ばなければ、
歩くことが学べないのと同じで、
失敗してもよいのです。
知らなくてもよいのです。
それを自分で問う。
それが大切なんですよね。

「むしろ教えすぎず、
ある程度子どもたちに自由に悪戦苦闘させるのがよい(一部抜粋)」

さぁ、
今日から始めましょう!!

新型コロナウイルスの影響で、
見えてこなかった学校問題が、
世の中の大きな問題として、
捉えられるようになっています。

その中の一つに、
「2017年(高校は2018年)3月に改訂された新学習指導要領」
です。
今年度から小学校、
来年度から中学校、
2022年度入学から高校
と、
段階的に改訂された内容が授業へと組み込まれていきます。

「改訂の狙いは、グローバル化、情報化する社会の中で、子どもたちの将来のために必要な知識や力を備えさせることができる学校教育の実現だ。(一部抜粋)」

今までは、
学校で得る知識は、
社会に出てからは役に立たない。
そんな言葉をよく聞いていたのではないでしょうか。
しかし、
今はそうも言ってられません。
学校において、
知識だけでなく、

「生きる力」

を身につけさせるため、

「学びに向かう力、人間性など」
「知識及び技能」
「思考力、判断力、表現力など」

上記3つの力をバランスよく育むこと。
それが、
学校に求められていることなのです。

「意見交換や議論、発表などに欠かせない言語能力の育成、観察や実験などの科学的探究や、データ分析に必要な統計も含めた理数教育の充実、道徳教育、伝統や文化理解、18歳選挙権をきっかけに注目された主権者教育、食の安全や悪質商法被害などの社会問題に対応した消費者教育なども充実させる。(一部抜粋)」

上記を見ると、
かなり幅広いと思えますよね。
小学校など、
1人担任制では実現は困難なのではないか。
そう感じてしまいます。
だからこそ、
小学校でも専科の教員がいたり、
地域との連携も行う必要があると、
考えられています。

今、
大きく変わりゆく社会の中で、
その真っただ中で大人になっていく子ども達。
私たち大人は、
彼女たちにどんな人間に育っていってほしいと思っているのでしょうか。
私たちがビジョンを持たなければ、
子ども達は歩んでいく道を見極めることができない。
それを考慮しつつ、
見本となり、
示していかなければいけませんよね。

(参照)
https://toyokeizai.net/articles/-/361419?utm_campaign=ADict-edu&utm_source=adTKmail&utm_medium=email&utm_content=20200725&mkt_tok=eyJpIjoiWWpCak5UQmhORFV5TkRjMSIsInQiOiJlTTVNeGxGSFRVV2lkZlYzKzlkR3NrTXpobHF3SUsxTk1RcjljbkhGZm4welAyR0ViMHBRUDhoOEY1V1lYSTNVQUFOQ0JWUEVDTDRiXC9xN1dGVmtZSUIrOEpvVFJ0UU9iTHVjZFZQQkdjUVhwc2pKZTBGZGFqajhQaDdLeVVTR20ifQ%3D%3D

ブラジルで活動していると、
日本の教育水準の高さがよくわかります。

日本はこのままではいけない。
教育水準が低すぎる。
他国と比較すると○○だ。

といった指摘は、
良くあります。
それでも、
平等に子ども達に教育を受ける権利がある。
受けられることができる。

それだけで、
すごいことなのです。

日本の法律は、
日本国籍を持っていない人に対して、
かなりあいまいなものでした。
そのため、
多国籍児童は、
学校に通っていても、
通っていなくても、
どちらでもよい…
そんな状況だったのです。
それが、
多文化共生と言われる昨今、
大きく変わろうとしています。

そして、
それだけではない。
学校のシステム自体が、
大きな転換期を迎えているのです。

「これから社会がどう変化しようとも、
自ら課題を見つけて解決できるように、
何を学ぶかだけではなく、
どのように学ぶか、
何ができるようになるかを重視(一部抜粋)」

これがまさしく、
これからの教育の在り方なのです。

「一人ひとりの能力、
個性、
成長のスピードに合った多様性のある教育に変えていかなければ(一部抜粋)」

クラスに40名近い生徒がいる状態では、
教師が上記のような指導をすることは困難です。
新型コロナウイルスの影響により、
オンライン化がすすめられ、
その中で、
クラスの定員数も話題となりました。

これから日本の教育は、
大きく変化していきます。
2人の娘がいる私は、
親として、
教育者として、
注力していきたいと考えています。

参照記事:
https://toyokeizai.net/articles/-/362273?utm_campaign=ADict-edu&utm_source=adTKmail&utm_medium=email&utm_content=20200722&mkt_tok=eyJpIjoiT1RReE0yRXhNbVZrWVRNeSIsInQiOiJlcWNYXC9KWDN1TWN1WVdcL1VlTVM3eGlha1JXNElmVEt4T3RkSm1UODhYM0VtYk9sRHRZU0t5S0NuVXdGV3RSdFRzWFRuK0JoOGhuZFRWRkxTdSs3Q3QzUkZRSnRPeDFvU1RnM1I3T1BsVnF6OHZhU3Z5ZkUxaHNMQjdyKzRveG9tIn0%3D

暑さが増す、この時期。

「涼しい」

という字を見るだけでも、
気持ちが和らいできますよね。

実はこの「涼」という漢字。
日本では

快い冷たさを感ずる。」

という意味をもちますが、
中国では、

「(気候が)はだ寒い。(水が)冷たい。(料理などが)冷めた。」

という意味なのだそうです。

同じ漢字でも、
中国から日本に伝わった後に意味が変わったものがあるようです。

漢字というのは、
知ればしるほど、
面白いものですよね。

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