光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

カテゴリ: 人材育成

12月28日(日)。
青少年グループの忘年会がありました。
忘年会といっても、
夕食会ですが・・・

約半年。
結成してから波乱万丈でしたが、
それでも何とかここまでたどり着きました。
問題や課題も見えてきました。
やりたいこと、
できること、
それぞれが目標を持つようになってきました。

この忘年会開催にあたり、
いくつかのアイデアがありました。

1.観光地のレストランにて食事
2.プールに行く
3.夕食会開催

軽食の販売をしながら
自分達の資金を蓄えてきたのですが、
なにぶん初めてのことだらけで、
思ったよりもたまらず、
最終的には
一番お手頃な

【3.夕食会開催】

に決定しました。

ラザニアを作り、
テーブルをセッティング。
青少年グループのメンバーから一言・・・
がなかなか出ない。
恥ずかしがったり、
泣きそうになったり。。。
それぞれがそれぞれの思いを胸に抱え、
今日までの日を思い出していたのかもしれません。

これからが本番。
彼らを中心に
この村がよりよくなっていくように、
これからもサポートしていきたいと思います。

来年もみんなにとって、
素敵な一年となりますように♪

本日も劇の稽古。
役に就いている子も、
裏方の子も、
今日は観客になり、
劇の流れをみんなで確認しました。

昨日よりも、
流れが分かってきた役者たち。
歌にも熱が入ります。
ただ、
観客となった子たちは
友達との話に花を咲かせ、
劇に集中できません。

それでも、
なんとか最後までたどり着き、
当日、
最後に観客を巻き込んで
どんなことができるのか?
話し合いました。

踊り、
歌、
ゲーム…

劇とかけ離れたことはできません。

さぁ、
明日はどうなるでしょうか?
今から楽しみです。

3c1e7c32.jpg先週から始まった劇の講座。
なかなか参加者が安定しない中、
それでも、
ストーリーが決定し、
今日、
はじめて稽古をしました。

私にとっては、
劇を行うためには
台本ができて、
すべての参加者が
(演じる人以外の舞台設置なども含め)
流れを理解している必要があると思っています。

しかし、
ここはブラジル。
カノア。

あらすじが決定し、
役をみんなで決め、
それぞれのシーンごとにグループに分かれ、
シーン内のセリフを作っていきます。
それと同時に
裏方の人は
衣装や舞台装置を考えていきます。

“こんなんでできるの!?”

と思っていた私。
でも、
今日すでにある程度の流れ、
セリフ回しが
出来上がっていました。

恐るべしブラジル。。。

10月19日(日)が本番です。
さぁ、
明日も稽古だ!!

eb9c8be6.jpg10月7日。
青少年グループを対象とした
「劇」
の講座が開始された。
1週間の講座。

初日。
10名ほどしか来ない。
2日目、
15〜17歳を対象にした
政府のプロジェクトに参加している生徒が
参加。
合計25名ほどに。

そして今日、
3日目。
合計15名の参加でした。

参加している青少年の反応は
かなりいい。
楽しんでいるし、
アイデアもたくさん出してくれる。
でも・・・
参加するのなら、
毎日来てほしい。
今しかないこのチャンス。
それでも、
“約束”
というものが
本当に軽く考えられているような、
そんな風に感じてしまう。

講師としてサンパウロから呼び寄せた
私の友人。
青少年プログラムを全国で開催している。
彼曰く、
「地域によって
いろいろな問題や課題が起こる。
これもカノアの特徴の一つ。
それでも、
最後まで
やってみないと。
素晴らしい発表会が
地域のみんなに見てもらえるようなものが
彼らと一緒に作れたら
それで満足だよ。」

一つ一つ、
教えては
進み、
そして、
また戻る。
歩みは本当に遅いけど、
それでも、
その日その日の彼らの表情は
本当に素晴らしいものばかり。
だったら、
続けていかねば!!!

28ec1beb.jpg青少年プログラムの最後。
今まで学びあい、
準備してきた
性教育について、
公立の小・中学校
6〜9年生を対象に行ってきました。

テーマは3つ。
・初体験、妊娠、そして中絶
・HIV/AIDS
・同性愛について


それぞれがグループに分かれての講義。
その後、
興味や注意を引いたテーマに分かれて議論をしてもらい、
最後にそれぞれで発表をしてもらいました。

同世代からの忠告。
そして、
日本、ドイツなどの情報も知ることができ、
授業を受けた子ども達は
いろいろと考えさせられているようでした。
そして、
授業を受け持った青少年グループも。

今日だけではなく、
今後のために、
これらの知識を生かして言ってくれることを
願ってやみません。

10e96409.JPG8月24日。
青少年プログラムがスタートし、
初日は近隣で行われている環境問題への取り組みを
見学に行くことになった。

隣の市であるイカプイ市には
日系2世の
通称 こばさん
が環境問題に取り組んでいる。
多岐にわたる取り組みに、
私たちは驚きを隠せないのだが、
少しでも実践しているものを見学し、
私たちの地域で取り入れることができないかと、
現在青少年グループと取り組んでいるところである。

今回の参加者。
セアラ州立大学から2名、
日本から大学生3名、
青少年グループ13名、
日本人ボランティア1名、
ドイツ人ボランティア1名、
合計20名で行っている。
ただ残念ながら、
平日のプログラムにセアラ州立大学の学生は参加することができず、
残りの18名が寝食をともにしながら

環境問題
性教育

について議論し合っているのである。

昨日は
商学部の学生ということもあり、
かねてから青少年グループが取り組んでいる
おやつの販売に関して
売り上げを伸ばしていく方法を
講義してくれた。
突然の申し入れにもかかわらず、
学生たちは見事な講義をしてくれ、
当日は
別のプログラムに参加している青少年約20名も参加しての
講義だった。

本当にお疲れさまでした!!

その内容はまた後ほど…

b88bc202.JPG現在、
カノアの猟師さんたちは
自分達の伝統的な漁の技術を
次世代に伝えるため、
政府とともに
プロジェクトを行っています。

環境問題がとり立たされる中、
風の力だけで走る
“ジャンガーダ”。

これはかなり
『エコ』
といえるのではないでしょうか?

このままでは漁師が村に一人もいなくなってしまう。

そんな危機感が、
漁師さんたち自身を動かしたそうです。

漁師とは厳しい職業。
私の夫は
幼い頃から「漁師だけにはなるな」といわれて育ったといいます。
これも親心。
でも、
漁師のいない漁村にはなってほしくない。

これは私のエゴでしょうか?

日本祭を企画し、
実現させて村の青少年グループ。
彼らはお祭りに来てくれた人々皆に
手作りのお守りと、
一つの詩を渡していました。
ポルトガル語ですが、
その詩を下記に書かせていただきます。

"Meu vôo..."

Sinto-me no ar. flutuando,
tal e qual um Beija-Flor...
Sem um destino certo,
procurando uma flor,
uma flor especial.

Em todas as flores que encontro,
eu deixo meu beijo,
deixo meu carinho,
e um pouco de amor também.

Voando, suavemente,
em todas eu deixo saudade...
Porque, sem vaidade,
eu as trato muito bem...

Chego, mansinho, as toco...
Asnbeijo, devagazinho...
Afago-as com minhas asas,
em todas eu faço carinho.

Elas me exalam perfume,
me encantam com sua beleza,
num balanço sensual...
E eu sigo o meu destino,
de Beija-Flor peregrino,
em busca de uma Flor...
Uma Flor Especial !

1ff7142f.JPG3月20日。
“第二回日本祭”がカノアで開催されました。
日本人ボランティアの企画で、
村の青少年グループと協力して
実現されたお祭り。
午前中は折り紙や凧作り教室などを中心とし、
メインは『餅つき』。
午後には発表が行われ、
相撲大会で盛り上がったその勢いで、
子ども達によるヨサコイ・ソーラン節、

好評により2回も踊りました!!!
カポエラ、

村のカポエラグループが行ってくれました。
セアラ州立大学の学生による日本の踊りの発表、
そして、
学童教室の子ども達による、
友情を歌ったアフリカの歌と踊りの発表・・・

午前中は入れ替わり人は来るものの、
余り活気がなく、
“大丈夫か!?”
と、
少し心配するところもありましたが、
午後、
どんどん人が集まり始め、
盛況の内に幕を閉じることができました。

カノアの商店や、
多くの方々の協力と力添えを得て
行われた今回の日本祭。
このお祭りを通じて、
村の人々、
そして、
企画から参加していた青少年グループの心に
何かしら残るものがあった事を祈っています。

5e4199f5.JPG今年は人事の面で、
大きな変化があった一年でした。
特に保育園では、
子ども達に与えた影響はかなり大きく、
担任教師は変わらなかったのですが、
後期から助手が新しくなり、
そのためにクラスが落ち着くまでに
本当に時間がかかりました。
今でもまだ
“落ち着いている”
というには程遠い状態ですが、
それでも何とか、
日々を過ごしています。

この新しく入った助手。
彼女は17歳という若さで、
現在1歳の子どもがいます。
家庭も不安定で、
子どもの父親と同居したりしなかったり・・・
実家の両親の離縁もあり、
かなり複雑な状況でした。
それでも
何とか毎日通ってきて
子どもの前で悪戦苦闘。
しかし、
笑顔を見ることが少なく、
子どもの近くによれない。
どんな言葉をかけていいのか分からない・・・
自然と子ども達との距離が出来てしまい、
子ども達自身も、
その壁を心で感じていたようでした。
勉強会を開き、
学びを深めながら、
クラスの状況を把握してもらう日々。
そして今日、
来年度について話し合われたのです。
担任教師や、
私達と働く他のクラスの教師の意見を聞き、
最後に
彼女自身の言葉を聞くこととなりました。

『子どもを見てればいい。
兄弟の面倒を見てきた私にとって、
そんなの簡単だと思っていました。
でも、
ただそこにいて子どもを見るだけではいけない。
一人一人を理解する。
時間配分やカリキュラムを頭に入れる。
子どもへの言葉掛け、
接し方、
勉強
etc。。。
保育ってこんなに難しいんだと、
つくづく感じています。
来年も続けられるかと
毎日のように自分に問いかけますが、
答えは“無理”の一言。
私には到底担えないと思うようになっています。
こんなに大変だとは思いませんでした。』

保育って、
ただ単に子どもと遊んだり、
見ていればいいものではない。
子どもの動きや遊び、
そこからその子どもの状態や
発達などを観察しながら
その成長を促していく。
毎日学びの日々であり、
私達保育士の一挙手一投足が
子どもの将来に結びついていくものなのです。
最終的な決断は来週となりましたが、
共に働いていく仲間を
これからも続けて
育てていきたい。
そう心に誓う私なのでした。

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