光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

カテゴリ: 環境問題

851deb1c.jpg以前から書かせてもらっている風力発電問題。
現在、
すでに2基が砂丘の上に設置されました。
まだ稼動していないので、
囲いもなければ、
何もない。
子ども達も
興味津々で傍に行っては
見上げています。

5基の設置が予定されており、
すべての設置が終わったときには
その周辺は立ち入り禁止となり、
設置されている
砂丘に近づくこともできなくなります。

現在でも
薪を取りに行ったり、
果物の収穫や
子ども達の遊び場として欠かせない砂丘。
それが、
1年も経たないうちに
できなくなってしまいます。

風力発電自体に反対ではありませんが、
それを設置するにあたり、
現地調査はもちろんのこと、
周辺地域への説明、
設置地域住民の許可を
取るべきではないだろうか。
最低限のルールさえも守らず、
設置に至った今回の風力発電。
だからこそ、
私は今でも賛成できないのです。

4ead68f9.jpg壮大な自然の中に
私の活動するエステーヴァン村は存在します。
ある人は

『ここはまるで天国のようだ』

と言っていたほどです。

砂丘と海に囲まれた村。
砂丘の村には森が広がっており、
いまでも子ども達は果物を取りに出かけます。
そして、
村人のなかには
いまだに朝、夕方と薪を取りに行く人もいます。

しかし、
2年程前より
風力発電のプロジェクトが持ち上がり、
裁判などを行っていたのですが、
結局第一基目が完成間近です。
羽一つが30mという巨大な風力発電。
森の多くも伐採されてしまいました。

風力発電自体に反対ではありませんが、
なぜわざわざ、
村のこんな近くに、
住民が毎日歩くその森を伐採してまで、
砂丘の上に立てるのか。
海岸沿いには
他に住民がいない、
開けた土地がるにもかかわらず…

柱が立ち、
羽を装着するモーター部分が始動し始め、
テレビが受信できなくなった家があります。
そして、
昨日から携帯もつながりにくくなりました。

本当に問題はないのだろうか???

疑問ばかりが頭に浮かびます。
もっときちんと調査し、
設置場所を検討できたはずなのでは?
せっかくの風力発電も
これでは悪影響ばかりです。
年内中に5基立つといわれている風力発電。
これから一体どんな問題が起こりうるのでしょうか?

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