光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

カテゴリ: 文化

春の訪れを感じる暖かい日差し…
かと思えば、
寒さに震える朝…
と、
今の時期は体調を崩す人も多くいますよね。

日本人には馴染み深い、
「三寒四温(さんかんしおん)」
という言葉。

三寒四温とは、
「春先のこの時季に、
寒い日が3日ほど続いた後に
比較的暖かい日が4日ほど続くこと」
を意味します。

昨今では、
「三寒四温うつ」
と呼ばれる、
寒暖差がメンタル不調を招くこともあるそうです。
自律神経の乱れから起こるものですが、
メンタルだけでなく、
体の不調として、
耳鳴りや頭痛、
めまいや立ちくらみ、
肩や首のこりや腰痛など、
吐き気や下痢・便秘を起こすこともあるそうです。

風邪かと思っていたら…
ということもあるかもしれません。

十分な睡眠をとって体を休め、
適度な運動をし、
規則正しい生活を心がけたいですね。

2024年1月1日。
明けましておめでとうございます。

元旦と元日。
似ているけど、
全く異なる意味があります。

元旦の「旦」
日が昇る様が表されていることから、
元日の朝
を意味する言葉です。

一方、
元日の「日」
のため、
年が始まる日
を表しています。

❌元旦の朝→元日の朝の朝になってしまう。
⭕元日の朝

❌元旦の昼→元日の朝の昼はない(笑)
⭕元日の昼

日本語って、
面白いですね。
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今日は大晦日。
我が家でも、
年越しそばを食べます。
年越しそばには諸説ありますが、
私が感動したものをご紹介します。

「細く長いそばは寿命を延ばして家運を伸ばす、
栽培中のソバは風雨に当たっても起き直るために
捲土重来(けんどじゅうらい)
=物事に一度失敗した者が再起を果たすの象徴とされた」

『捲土重来』
初めて知りました。
ソバって、
すごいですね。

他にも、

「ほかの麺類に比べて切れやすいことから、
苦労や借金を年内に切り捨てて翌年に持ち越さないように」

「そばには五臓六腑の滓(かす)を取り去る効能があるとされ、健康効果を期待して」

という意味があるそうです。
面白いですね。

皆さんも年越しそば、食べますか?
来年も良い一年となりますように。

※下記参照
https://u.lin.ee/dQ6bEuP?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none

孔子の論語の中に、

「四十にして惑わず」

という言葉があります。
40代である私も、
気になる言葉。
でも、
現代にしてみれば、
60代くらいのイメージらしい。

そしてこの言葉。

「その年齢になったときには、
思い惑わず、
一つの道に専心せよ」

という意味とも考えられますが、
こんな意味とも捉えられるらしい。

「自分の限界を区切らず、
いろいろなことをせよ」

なるほど。
全く異なる意味ですね。
私としては、
後者の方として、
解釈したいところです。

ソーシャルマインドフルネスとは、
「他者を思いやり、その要望や願いを汲み取ったうえで、自らの意思を決め、行動する」
こと。

例えば、
「かごに赤いりんご1個と青いりんご2個があります。
りんごを1個もらえることになりました。
あなたの後ろにも1人待っている人がいます。
あなたはどちらのりんごを取りますか?」
と質問すると、
何と答えるか?

我が家でもやってみると、
「青いりんご」
と答えていました。
「どうして?」
と聞くと、
「後ろの人も、
赤いりんごか青いりんごか選べるように」
まさしく、
この考え方を、
ソーシャルマインドフルネス
というのです。

研究結果では、
日本は世界で一番高かったとのこと。

“他者を思いやる”

自己主張も大切ですが、
こうした気持ちも持ち続けていきたいですよね。

節分とは、文字通り、季「節」の「分」かれ目のこと。
立春の前日が「節分」として広く定着している。

立春は2月4日であることが多いが、
今年の立春は「2月3日午後11時59分」と
1分だけ2月3日に食い込んだ。
このため、
「立春の前日」と定義されている節分も、
1日早まり2月2日となるのだ。

(一部抜粋)

節分が2月3日以外となるのは、
1984年2月4日以来37年ぶり。
(一部抜粋)

詳細は下記を参照

先日、
ウェールズ語の「HIRAETH」という言葉を知りました。
この言葉、
懐かしいとか、
郷愁とか、
そんな意味だけど、
日本語ではこれ!
といった意味に訳せないらしい。
そのことを知ったとき、
私の頭には、

「SAUDADE」

というポルトガル語が浮かびました。

そうなんです。
この2つの言葉、
同じ意味なのです!

私もよく、

今の気分って「SAUDADE」だよなぁ〜
と感じるときがあります。
でも、
この気持ちは、
なかなか日本人の友達には説明できないのです!

最近、
よく、
「SAUDADE」
って、
思います。

2020年がもうすぐ終わり、
2021年を迎えます。

そして私は今、
ブラジルに、
ブラジルにいる家族に、

「SAUDADE」

です。

人間にとって大事は何か。

兼好法師は、

「第一に食ふ物
第二に着る物
第三に居る所
なり」

と説いています。

そして、

「人皆病あり」

とつづけて

「薬」

を加えているといいます。

「閑かに過すを楽しびとす」

という兼好法師。
まるで今の私たちをみているかのような、
言葉。

心に留めておきたい言葉ですよね。

ブラジルといえば、カーニバル。
でも、北東部では、6月のお祭りと言われる、
Festa Juninaの方が、身近に感じています。
どこの村に行っても、開催されているこのお祭り。
今年は、残念ながら、見かけることはできないでしょう。
こうした伝統文化がなくなるというのは、私たちが考えている以上に、村人たちを憂鬱にさせているようです。

「子ども達になんとか、
6月のこの季節の雰囲気を伝えたい!」

カノアの先生達は、
今、
自分たちにできることをた、
準備しています。

どんなことができるのか。
今、
そのことがとても楽しみです。
分かり次第、
皆さんにもご報告しますね。IMG_20200618_205549_103

毎年9月に入ると、
あちこちから、

「もうすぐ○○海岸で、
Regata(レース)があるらしいよ」

という話が聞こえてきます。
私が住むアラカチ市では、
海岸沿いの全ての地域で開催しているのではないかというほどです。
10、11月の週末は必ずどこかの海岸で、
開催されているほどのRegata。
一番の醍醐味は、
この“Regata”が、
漁師たちが企画し、
漁師たちによる運営で、
漁師たちが自分のJangada(帆船)でレースをするという、
漁師のためのお祭りだということです!!

エステーヴァン村でも毎年9月7日の独立記念日の日に開催されていましたが、
観光地であるカノアでも開催されるようになり、
なおかつ、
近年では1〜5位までに与えられる賞金の額が年々吊り上げられ、
それを確保するのが難しくなり、
3年ほど前を最後に、
エステーヴァン海岸でのRegataはなくなってしまいました。

始まった当初は、
苦しい漁だけではない、
みんなで楽しむ日があってもいいじゃないか!
というお祭りだったのですが、
イベントが観光化されてくると、
装いが変わり、
次第に大きな大会へと変化していったのです。

アラカチ市では、
市をあげての“Regata”として、
いつもエステーヴァン村の隣の海岸である、
Majorlandia(マジョランジア)開催のRegataを支援しています。
私も家族みんなで、
見に行ってきました。
そして、
彼と義父は最後まで感染するというので、
娘たちと私は、
一緒に海岸を歩いて自宅まで行くことに。
疲れるかと思いきや、
話をしながら、
ウォーキングを楽しんだのでした。
(日焼けは大変なことになってしまいましたが)

さて、
今度はどこの海岸で行われるのでしょうか?
これからは、
毎週末が楽しみです!
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