光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

カテゴリ: SDGs

コロナ禍において、
私たちは新しい生活習慣ということを考えざるを得なくなりました。
そして、
今まで当たり前のように行っていたこと、
考え、
やり方、
それが本当にこのまま続けていって良いものなのかどうか?
そんなことを問う、
そんな時間にもなっているように感じます。

世界史を見てみると、
「産業革命により工業化が進んでから、
世界は大量生産・大量消費の時代に入っていきました。
社会全体や個人が、
組織の伝統や固定概念、
終身雇用といった、
形あるものやお金を重んじる、
またそれらを所有することで安定を求める時代であった(下記サイト一部抜粋)」

「しかし近年は、
情報や知識、
人とのつながりやネットワークなどが重視されるようになり、
「所有し、蓄積することを追い求める社会」(固定的・安定的)から、
「シェア(共有)して循環させていく社会(流動的・革新的)」へと変わってきた(下記サイト一部抜粋)」

この変化は、
重要であるといえます。
だからこそ、
これからを担う子ども達には、
豊かな創造性、想像性が求められているのではないでしょうか。

「物質至上主義である「地の時代」から、
「シェアし、循環する社会=風の時代」への転換が必要不可欠(下記サイト一部抜粋)」

先日参加させていただいた、
「SDGsよこはまCITY」。
SDGsというのは、
これからを生きる私たちに向けた、
ある種のメッセージでもあるのではないかと感じています。

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先日、
「日本の観光業界におけるSDGsの取り組みや展望なついて」
という勉強会に参加してきました。
私自身は、
ブラジルで住み、活動している場所が観光地ということもあり、
何かヒントになるかもしれないと、
興味津々でした。

国内外の旅行が身近なものとなり、

「車や家を購入するならば、
旅行に行きたい!」

というニュー・ジェネレーションの人達が後押ししているとの話もあります。

ただ、
私の活動地のように、
観光地が近隣にあることにより、
麻薬や売春、
安全性に欠ける環境となってしまう例は、
数多くあるのではないかと感じています。

そんな中、
観光というだけでなく、
SDGsを考慮しながら地域作りを考えることで、
地域住民や、
様々な年代、
仕事、
多くの人達が住みよい場所と成り得るのではないか。
そんな可能性を感じさせてくれました。

観光だけでなく、
様々な分野においても、
SDGsを考慮に入れていくことを期待します。
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