日本では現在、
政党が変わり、
数々の制度の見直しが行われています。
その中で、
民主党が掲げているマニフェストの一つ、
「保育園の最低基準の見直し」
というのがあります。

確かに待機児童の解消に向けた改革は
必要な対策といえるでしょうが、

「地方分権改革推進委員会の第3次勧告に、保育所の最低基準に関する内容として出されており、
保育所については自治体が設置基準を条例で自由に決められるようにする。
11月までに必要な法令の改正を整える方針で、自治体の条例改正が進めば、
早ければ年内にも実現する」

という早急な対応に関しては
危機感を持っています。
子どもが育つ環境を大切に考え、
その上に成り立つ基準が
簡単に緩和されてしまっては
保育園の在り方や質に大きな問題を抱えかねません。
早急な対応が必要なのはわかるのですが、
子どものことを第一に考えるのならば
もう少し検討してから行ってほしいと、
切に願っています。