光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:乳幼児

ebdfad49.JPG今回、
分科会の登壇者として、
ポスターセッションの発表者として、
下記のように参加することが決まりました。
ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

【こども環境学会、2009年千葉大会「こどもの力」】
2009年4月23〜26日
大会会場:Qiball
千葉市中央区中央4

※私はこのうちの4月26日(日)に行われる分科会、
「乳幼児期におけるこどもの力と遊び」の登壇者として、
同じく26日(日)のポスターセッションB会場に参加しています。

歯というのは
いわずと知れた
私たちにとってとても大切なものです。
私も頭痛がすると
必ず歯痛が起こるほど、
いろいろな身体器官に通じているのだと
痛感させられます。

4歳になる娘は
幼いころから虫歯になりやすく、
日本滞在中、
必ず歯医者に行きます。
昨年までは
身体を押さえつけなければならないほどで、
親として、
「ごめんね」
といいながらも
つらい体験をさせてしまっていました。

実家の引越しに伴い、
歯医者を探しているとき、
“小児専門の歯医者”
というのが
自転車で通えるところにあることを知りました。
小児歯科学会に所属している
子どもの歯医者さん。
初めて連れて行ったとき、
どうなることかと不安でいっぱいでしたが、
なんと、
嫌がることもなく、
治療を受けていました。
手を握る私に
「ママ、手を離してよ。大丈夫だもん」
という娘。
ほっとすると同時に、
何でもっと早くにこういう歯医者につれてきてあげなかったのかと
後悔の念にさいなまれました。

ブラジルの貧しい地域では
歯科治療もままならないことがほとんど。
小さな虫歯でも、
「抜きます?」
っていわれるほど。

歯医者に行かなくてもいいように、
これからも歯磨き指導を充実させないとと
痛感させられる今日この頃です。

先日気になる記事を発見したので、
下記に掲載させてください。

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赤ちゃんを抱きながら、携帯電話などに夢中のパパやママはご用心−−。生後5か月の赤ちゃんは、人の顔を正面からは「顔」と認識できても、横顔では認識できないことが、中央大と自然科学研究機構生理学研究所の共同研究でわかった。

 研究チームは、5か月児と8か月児計20人に、知らない女性の正面からの顔と横顔の画像をそれぞれ5秒間見せたときの脳活動を計測した。
 その結果、5か月児も8か月児も正面の顔を見せると、顔の認識に重要である右脳側頭部の活動が高まった。
 だが、横顔を見せても5か月児では変化がなく、活動は8か月児で高まった。

 実験を行った同大の仲渡江美研究員らは「特に月齢の低い赤ちゃんとは、目と目を合わせて接することが大事だ」と話している。
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生後5カ月に限らず、
子どもは
きちんと目を見て話してもらいたいもの。
目を見て話すと、
多動の子どもでも
きちんと話を聞いてくれます。

現代、
“ながら世代”の子育てとなり、
子育てにおいても
向き合うことが少なくなっている今、
だからこそ、
きちんと目を見て、
話してほしい。

子どもが幸せを感じるのは
こういった些細なことの集まりからだと
信じています。

子どもって本当に面白い。
その言動や行動。
私たち大人には考えられないようなことを
簡単にやってのけてしまう。

今日、
仕事の関係でお世話になっている会社に
挨拶に伺った。
預ける人がいなかったので、
娘たちを連れていったのですが、
ブラジル産の販売品について
スタッフの人と話している娘。

(ス)「これ、ブラジルから来たんだよ。」
(娘)「でもこれ、カノアにあるよ。」
(ス)「そうだね。ブラジルだからね。」
(娘)「違うよ。カノアだよ!!」
(ス)「えっと。。。ブラジルだよね???」
(娘)「カノアはブラジルじゃないの!!」

これには大笑い。
世界は一つ。
娘の世界も一つ。
すべてが分け隔てなく、
日本でもカノアでもおんなじように生きている彼女。
でも、
こんな風に理解しているんだなぁ〜と、
改めて気付かされた私でした。

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