光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:子育て

我が家では、
毎晩娘達と、
ひどいときには何時間も話をしています。
私は聞き役なので、
もっぱら、
娘達二人が話しています。

先日、
なぜ次女はいつも、
「ママ〜」
と言っているのか、
と、
長女が解説。

私は長女が生まれた後も、
あちこちを動き回り、
仕事をしていました。
会議の席に娘が同伴していたことも、
少なくありません。
そのため、
長女曰く、
ママは何をしていて、
いつ帰ってくるのか…
ということが、
感覚的に分かるそうで、
私が出張でいなくても、
不安になることはないそう。
だけど次女は、
保育園や祖父母に預けられ、
いつもママの帰りを待ちわびている生活。
だから、
帰ってくるまで、
不安になってしまうのではないか?
とのこと。

なるほど。
一理あるかもしれない。
まぁ、
それだけではなく、
それぞれの性格も大いに関係しているとは思いますが(笑)
何せ、
次女は私と変わらないくらいの背がありながらも、
おはよう!
と言って、
抱きしめてきたり、
歩いているときに、
手を繋いだり…
と、
肌が触れ合うことが大好き。

それでも娘の見解、
なかなか鋭かったです!

次女は小学6年生。
運動会は毎年、
5月末に開催されます。
残念ながら、
一度も参加したことのない、
我が娘。
今年、
最初で最後の運動会に参加します!

6年生は必ず、
よさこいソーランを披露します。
友達は皆、
5年生のときにも一度踊っているのですが、
我が娘は初めて。
今週、
運動会の練習が始まり、
帰宅後に必ず、
自宅でよさこいソーランを踊ります。

ただ、
ブラジルでよさこいソーランを教える姿や、
一緒に踊ったことがあるため、
何とか大丈夫そうだという、
我が娘。

頑張れ!
そして、
ブラジルでよさこいソーランを教えてくれた翼くん、
ありがとう!
本番が今から楽しみです!

昨年、
保育者と親のための学び&交流誌
「エデュカーレ」
で、
編集長の「汐見稔幸先生」と、
対談をさせていただきました。

その記事を見て、
コメントをくださった方がいます。
その方が書いていたこと、

「親ができることは、子どもを信じることだけ」

という言葉にハッとさせられた…と。

私自身、
日本の子ども達が気になり、
世界の子どもの様子を知りたいと思うようになりました。
今でこそ、
ブラジルでの活動が主体となっていますが、
やはりいつも、
どこかで伝えたいと思っているのは、
日本の子ども、
子育てをしている人たち、
保育、幼稚園関係者
に対してなのかもしれません。

今回のコメントは、
本当にうれしかった!
そして、
こうしたシンプルなこと、
それが実は、
とても大切だという事実。
ぜひ、
これからも発信していけたらなぁ〜と思います。

親であればなおさら、
私のように保育士であったり、
教員の方も、
常に考えていることかもしれません。

「どんな子どもに育てたい?」

人それぞれ、
異なることはあれど、
誰でもが

『幸せになってほしい』

と、
思っているのではないでしょうか。

読売新聞朝刊(2018年10月16日付)に、
現皇后さまのお言葉が載っていました。
「幸せな子を育てるのではなく、
どんな環境に置かれても
幸せになれる子を育てたい」

目から鱗とは、
こういうときに使う言葉だろうと、
思いました。

私自身も、
こうした思いを胸に、
これからも子どもたちと関わっていきたいと思います。

私には2人の娘がいます。
長女は現在中学2年生。
義務教育の間は、
日本とブラジル、
両方の国で生活しながら、
学校にも通い、
どちらの国でも生きていけるよう、
将来的に選択することができるだけの基礎を作ることが、
私たち親の役目。
私たちの育児の根本には、

「2つの国で生きる」

ということがあります。
良いところも、
悪いところも、
体験、経験する。
異なる2つの国で暮らすことで、
同じ年齢の子ども達よりも大変なこと、
不安なことは多いかもしれない。
やりきれないこと、
イライラすることもあるかもしれない。
それでも、
いつか、
大人になった時、
この異なる2つの国で生きてきたことが、
心の宝のようになってくれたら。

「それがあるからこそ、
今の自分がある。」

と、
言ってもらえるようになってくれたら。

親としてはたくさんの願いがあり、
期待もあるかもしれない。
それが重いと感じたり、
面倒だと感じることもあると思う。
現に今、
長女はこの2つの国のはざまでもがき苦しみ、
今回のブラジル滞在では、
今まで生きてきた中でも一番泣いたのではないかというほど、
涙をたくさん流していた。

2つの国で生きるということが、
マイナスではなく、
プラスとなってくれるよう、
今はただただ、
これからを見守っていくしかない。

たくさん話し、
聞き、
納得できなくても、
それを受け入れ、
前に進んでいく。

子どもの年齢が増すほど、
悩みは増え、
不安だらけになっているような気がする。
それでも、

「人」

として、
勉強以外の部分で学んでほしいこと、
身に付けてほしいこと、
それをきちんと持っている子ども達に育ってくれたこと、
感謝、感謝です。

さて、
もうすぐ日本に戻ります。
新たな局面の中で、
どうなることやら。

8fa2ba68.jpgQOL(Quality of Life 生活の質、人生の質)
という言葉をご存知ですか?
医療や福祉の現場では
積極的に取り入れられてきた
尺度です。
この方法に関しては
いまだ賛否両論なようですが、
ユニセフ研究所は、
2007年2月に、
先進国の子どもたちの幸福度についての
調査結果を発表しています。
24カ国で行われたこの調査。

オランダでは『孤独』を感じている子どもはわずか2.9%、
日本では「孤独だと感じる」と答えた子どもの比率29.8%。


“子どもが幸せだと感じる世の中は、
誰にとっても幸せでありうる。”


私はいつもそう思っています。
人は
物質的に豊かだから幸福だとは言えず、
一人ひとりが認められてこそ、
受け止められてこそ、
幸せになる得るのではないだろうか。
そんなことを考えさせられてしまいました。

皆さんはこの調査結果を見て、
どのように思われますか?

2b821e7d.JPG8月9日(土)。
文京シビック会議室にて、
報告会を行いました。
8月の、
お盆直前であるにもかかわらず
参加してくださった皆さん、
本当にありがとうございました。

今回、
「本当の豊かさってなんだろうか?」
「子どもが幸せでいるということって?」
ということを、
事例を出しながら話させていただきました。

皆さんとの質疑応答の中で、
「子どもの本質って世界どこでも同じ」
という言葉。
印象的だったと同時に、
「では子どもの本質ってなんだろうか?」
という質問が出た時に、

そうだよな。
それって何なんだろうかって、
深く考えたことがなかったなぁ〜


と、
また一つ課題を見出すことができました。
村が存続していくためには
その村が魅力的であり続ける必要もある。
子どもが天使のように見える場所。
だからこそ、
そんな姿を残していきたい。

これからどんなことができるのだろうか?

また一つ、
大きな挑戦が始まったような気がします。

c7eb2c02.JPG私がカノアの子ども達と関わる中で
学んでいること。
実は、
本当にたくさんあります。

そして、

子どもが子ども時代に子どもらしく幸せに過ごしていくこと。

その大切さを痛感させられるのも
カノアで子ども達やその家族と
関わっているからなのだと思います。

そんな思いを、
皆様に聞いていただけるように
下記のように報告会を開催します。
ご興味のある方は
お誘いあわせの上、
ご参加いただけますよう、
お願い申し上げます。

**********************************************************************

“カノアの子ども達から学ぶ”

日時:8月9日(土) 18:30〜
場所:文京シビック 会議室
参加費:1000円

主催:いろり会

※参加したい方は当日会場までお越し下さい。

88310d4e.JPGブラジルでは
誕生日というのはとっても大切。
子どもの誕生会なんて、
どんなに貧しい家でも
近所の子どもを招待して
小さいケーキを囲み、
皆でお祝いします。

とっても大切にされているのが
1歳と15歳の誕生日。

1歳の誕生日は
『ここまで育ってくれてありがとう!!』
という意味がこめられており、
盛大なパーティーが開かれます。
そして15歳の誕生日。
大人への仲間入りを祝して
お祝いされます。

さて、我が娘も昨日で4歳になりました。
しかし、
残念ながら一度もブラジルで誕生日を祝ったことがありません。
ブラジルで生まれ、
一年の大半を過ごしていながら、
この時期は日本に帰国していることが多く、
誕生日をブラジルで過ごしたことがないのです。
1歳の誕生日の年。
義母からかなりきついお叱りを受けました。

「なぜこの重要な1歳の誕生日にカノアにいないのか」と・・・

そして2歳、3歳と過ぎ、
昨年はそのことを口に出すのも憚るように
冷たい視線を受けました。。。
そして今年。
せめてお祝いだけでも・・・
ということで、
家族だけでの小さな集まりですが
(といっても10名以上はいたような気がする・・・)
昼食会が行われました。

誕生日。
されど誕生日・・・

いつの日か、
彼女がブラジルにて
誕生日を迎える日が来ることを
願って・・・・

日本での滞在も残すところ1週間。
本当に早かったです。

そして、
今回もたくさんの事を学び、
色々な経験をさせていただきました。

そんな中で今回は、
ある短大の保育科で特別講師をした事について
書いて見たいと思います。

教室にはいったとき、
私がこうやって学んでいたのはもう10年も前のことなんだなぁ〜
と、
そこに居た学生さん達の姿を見て
感じました。。。
近年、
男性保育士が増えてきているという事もあってか、
教室には3人の男性がいて、
私にはとても新鮮でもありました。

初めは緊張し、
何から話そうか。
退屈しないかな???と、
堅くなっていたように感じます。
それでも話をしていくにつれ、
緊張感もなくなり、
次第に自分自身もワクワク、楽しく感じているのが分かりました。
中には寝ている学生も居て、
『起きてくれないかなぁ〜』
なんて思ったりもしていましたが、
とにかく、
質問もたくさんしてくれ、
最後まで素晴らしい時間を過ごせたのではないかと思います。

最後に少し、
学生さん達からのコメントをご紹介しますね。

“私は今海外の保育に興味を持っていて・・・実際に体験したというはなしでやはりそう簡単なことではないんだと思いました。・・・私も見習ってもっと努力しようと思いました。"

“私が知っている保育とはまた違った一面を知ることができたので、とても勉強になりました。・・・”

“・・・『子ども達を見守って信じる』という意味がとても共感しました・・・”

“・・・この普通がどれほど幸せで、どれほど恵まれているか忘れていました・・・”

まだまだたくさんのコメントをいただいたのですが、
こういった正直な感想、
意見、
コメントを
保育士の卵の皆さんからいただけて
本当に嬉しかったです。

こういったことも、
これから積極的に行えたらと思っています。
次回日本に一時帰国する際には
こういった保育士の卵の皆さんにお話が出来る機会が
もっとたくさんある事を願っています。
ご希望の方、
ぜひご連絡くださいね!!!

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