光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:将来の夢

0b030458.jpgカノアでは現在、
木工作業所がある。
木工細工から始まり、
玩具作り、
家具作り、
家具の補修など、
いまでは様々な事を手掛けている。
始めてからたった1年弱。
本当にうれしいくらいの
発展ぶり。

そんな彼に
今の心境を聞いてみた。

私:
「木工に携わるようになって変わったことってある?」

ホビーニョ:
「昔からこういう仕事は大好きだった。
でも、
お金を稼ぐためには他の仕事をするしかなかったんだ。
それが、
今では自分の作業所があり、
自分の作品を
買いたい人たちが訪れる。
注文が入る。
子ども達が“教えて!!”と、
毎週やってくる・・・
自分の才能が
自分の好きなことが
ちゃんと人に認められ、
職業として成り立っていく。
こんなに嬉しいことはないよ。」

私:
「今、やりたいことってなに?」

ホビーニョ:
「自分だけじゃなく、
こういう場所をみんなで共有したい。
子ども達や、
若者たちにも
興味があるなら教えて、
一緒に作業をしたい。
自分だけではなく、
もっと多くの人にこんな仕事もあるんだって、
伝えたいし、
職業の一つとして考えられるようにしていきたい。」


まだまだ始まったばかり。
彼の奮闘記は
これからが本番です。
皆さん是非、
応援してあげてください!!!

(注)写真に写っているのは教えている子どもの一人で、ホビーニョではありません。

今日、
市の中心街に向かう乗合ワゴン車の中で、
高校生たちが話をしていました。
何気ない彼らの会話。
でも、そこに希望を見つけた私なのでした。

「今日どうだった?」
「追試のこと?たぶん大丈夫だと思う。」
「おれ、数学以外全教科追試だったんだぜ」
「なんで?」
「嫌いな先生の授業って、ききたくないじゃん?
ゴミ箱めがけて紙を投げてたら
先生にあたって職員室行き。
もう一つは、
あまりに話がつまらないから
おれのネタを披露したら
クラスが大爆笑。
で、
職員室行き。
そんなこんなで、
追試だらけだよ」
「ははは。しょうがないね。
でもわかる、それ。
私も嫌いな先生の授業、
お化粧してるもん」
「だってさ、
学校自体が汚くてつまんないのに、
先生まで嫌いって、
何のために学校行くのかって感じだろ?」
「そうそう、どうにかしてほしいよねぇ〜」
「でもさ、
追試が全部合格するように、
かなり勉強したよ」
「わたしも。
留年はやだもんね」
「おれ、大学で情報処理学びたいし、
IT関連の会社に勤めたいから、
こんなところでぐずぐずしてられないんだよ」
「私はジャーナリスト目指してる。
お互い頑張らないとね」
「あぁ、でももっと面白い先生だったらなぁ〜」
「しょうがないよ。(笑)」

・・・・・

日本でも聴きそうなこの会話。
でも、
ちゃんと自分たちの夢を持って、
それに向かって頑張ってるんだなぁ〜と、
なんだか嬉しくなっちゃいました。
こういう子どもが
もっともっと増えてくれることを
願うばかりです。

0730b932.JPG日本人ボランティアが来ると、
いつも傍に寄ってくる子どもたち。
そんな子ども達の中に
決まっていつも現れる子どもがいます。
そんな子ども達は
家庭や家族から得られない何かを
ボランティアに求めてやってくるのかもしれません。

しかし、
活動を始めて10年近くがたち、
初めての卒園児たちは
現在13歳。
思春期へと突入した彼らは
独自の世界があり、
その周囲で一緒にくっついていた
9〜11歳の子ども達は
その中に入っていけません。

いつも一緒にいた
ビビアーニとホジレーニ。

いまでは別行動がほとんどです。

ホジレーニは年下。
だから、
その孤独感に耐えられず、
どこか寂しげです。

“一人ぼっち”

そんな寂しさに襲われている彼女たち。
それが成長の一段階として、
これからも見守っていってあげたいです。

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