光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:新しい教育

文部科学省は、
「総合的な学習(探究)の時間は、
変化の激しい社会に対応して、
探究的な見方・考え方を働かせ、
横断的・総合的な学習を行うことを通して、
よりよく課題を解決し、
自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にしていることから、
これからの時代においてますます重要な役割を果たすものである。」
と定めています。

教室の中で先生が黒板の前に立ち、
授業をする。
そんな学校のスタイルが今、
大きく変わろうとしています。

子ども達が自ら、
学ぶ。
そのためにはどうしたらよいのだろうか?
大人たちは今、
その方法を模索しているといっても過言ではないでしょう。
ただ、
子どもは日々成長していきます。
時間は待ってくれません。
今、
このときにできること。
それをどのように進めていくか?
それが問われているのです。

「「ゲームをいつまでやる予定?」と聞いたら、
「ここをセーブするまで」と答えるかもしれない。
そうしたら「それにはどのくらい時間がかかるのか」
「宿題はいつやる予定なのか」を聞くことができます。

さらに、
「寝る時間は守ってほしいから、それまでに宿題を終わらせてほしい」と親のゴールイメージを伝えたら、
子どももどうしたらいいか自分で考えるようになります。(下記サイトより一部抜粋)」

日々の生活の中で今から始められることがある。
子どもたちと向き合い、
彼らが自分たちで考え、
行動できるようにしていきたいですね。

皆さんは2015年に公開された映画、
『みんなの学校』
を観ましたか?
私はこの映画を見て、
これからの社会には、
こうした多様な学校の在り方が必要となってくるのだろうと、
強く感じたことを今でも覚えています。

「子どもたちが生きていく社会は予測できないものになる(下記サイトより一部抜粋)」

まさにその通りですよね。

「誰しもできないことがあって当然なのだから、
うまく周囲とつながって、
他者の力を借りながら問題を乗り越えていけばいいのです(下記サイトより一部抜粋」

一人ひとり違うから面白い。
だからこそ、
つながりを大切に、
ご縁を大事に生きていってほしい。
そんな風に感じています。


私たちは今、
子ども達をどのように育てていけばよいのか。
何がこれからの社会にとって必要となるのか。
その転換期といえるかもしれません。
その代表的なものが、
「新学習指導要領」
です。


この指導要領の中で大切なのは、
今までになかった
“前文”
にあるそうです。

「「自分のよさや可能性を認識するとともに、
あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、
多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、
豊かな人生を切り拓き、
持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められる」

つまり、
従来どおり「個人の成長」を重視しながらも、
新たに「社会人としての役割」が加わったのです。(一部抜粋)」

この文をきちんと理解し、
受け止め、
かみしめながら、
目の前にいる子どもたちに接していかなければならない。
そして、
教えていく必要がある。
そのことを私たちは、
知るだけでなく、
行動で示さなければいけないのです。

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