光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:日本文化

多文化共生とは、
「国籍や民族などの異なる人々が、
互いの文化的ちがいを認め合い、
対等な関係を築こうとしながら、
地域社会の構成員として共に生きていくこと」
(総務省:多文化共生の推進に関する研究会報告書より)
です。

多文化主義とは、
「一つの国で様々な言語・文化が共存することを素晴らしいと考え、
その実践に努めること」
(歴史人口学者:エマニュエル・ドッドより)

同じ“多文化”という言葉を使っていても、
解釈は異なるのだと、
下記の記事を読んで知りました↓
https://www.yomiuri.co.jp/commentary/20190227-OYT8T50146/

共に生きていくことを前提とし、
自身の文化に自信を持ち、
お互いの文化を認め合う。

現代に適応していく中で、
自己を見失わないように努める。

その気持ちが今、
とても重要な気がしています。
そんな思いを再確認できた、
上記の記事でした。

日本文化とは…
そんなことが気になり、
いろいろと調べてみると、
なかなか面白いうことがわかってきます。
日本文化と一言でいっても
多くのことが含まれているのですが、
中でも感心したのが、
“日本精神”についてです。

皆さんは
「幽玄」
という言葉をご存知でしょうか?
私が日本とブラジルの違いを説明するときに
さまざまな言葉を使い、
みんなに理解を求めていたのですが、
この言葉、
まさに一言でそれを示していたのですね。

「少しのことばで多くのことを考えることが可能なところに成立する美。従ってすべてを言わずとも相手に通じる」

これはまさしく日本特有のものであり、
これなくしては私たち日本社会は成り立ちません。
しかし、
他国に目を向けると、
言葉なくして何を伝えるのか・・・
と真逆の考えにぶつかります。
これこそまさにカルチャーショックであり、
コミュニケーションの大切さを学ぶためにも
私たちが今後身につけていくべきことでもあります。
それでもなお、
“無常”であることを知り、
“間”の大切さを心にとどめている私たちの文化は
他国においても意味深いものであるといえるでしょう。

ふとこうしたことを考え始めると、
ブラジルに住んでいるからこそ、
こういったことに目を向けることができるのだと
感謝せずにはいられません。

f533f62a.jpg1月16日(金)。
エステーヴァン村では第2回目となる運動会が開催されました。
日本文化教室を行ってくれていた
日本人ボランティアが中心になり
行われたこの運動会。
準備の段階で、
現地スタッフに手伝いをお願いすることなく、
頑張り続けていたボランティア達。
開催3日前に、

「もっとみんなに手伝いを頼んでもいいんじゃない?」

と声をかけました。
自分たちだけで頑張りたいという気持ちがあったのかもしれない。
でも、
私がカノアの活動の中から学んだことの一つに

“みんなでやるからこそ素晴らしいものが出来る”

というものがあります。
自分では苦手なことも、
他の人は得意かもしれない。
みんなで手をつなぎあい、
助け合っていくことで、
もっと素晴らしいものになる可能性がある。
そのことに気づかせてくれたのも
この村の人々でした。
こういった活動を通して、
そのことを学んでくれたなら、
うれしい限りです。

さて、
運動会。
長期休みということもあり、
4歳〜13歳までの子どもほぼ全員が集まったのではないかというくらい
盛大なものでした。
綱引きは大盛り上がりで、
見学していた大人たちもやりたいということになり、
急きょ大人の対抗綱引きも行ったほど。

最後には
用意してくれていたカレーライスをみんなで食べました。

こんな素敵な日を考え、
準備し、
行ってくれたこと、
本当にありがとう!!!!

子どもたちの素敵な笑顔に
たくさん出会えた一日でした♪

クリスマス休暇から現在まで、
そして、
今年はなんと
カーニバル終了となる2月6日まで
(ほとんどは2月10日まで続くようですが)
長い、長い長期休暇が続きます。
そんな中、
日本から短期のボランティアとしてきてくれた
4月より幼稚園教諭となる女性が
“日本文化教室”
を開いてくれています。

1月ということで、
お正月や
冬という季節にちなんだ事を主に、
歌、
福笑い、
料理教室など、
毎日20名を越える参加者を迎えながら
行っています。

本日は
“白玉あんみつ”

私は残念ながら出来上がりを見届けられなかったのですが、
白玉のモチモチさは
子どもによっては受け入れられず、
吐き出してしまう子もいたようです。
それでも、
こういった甘味が日本にあるのだという
日本文化教室ならではのアイデアに、
私は嬉しさを隠せません。

残り一週間の教室。
さて、
どんな展開になるのでしょうか?
好ご期待!!!

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