光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:環境教育

先日、
久しぶりに何度も、

「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン著
の名前を目にしました。
その中でも、
下記の文章には、
以前にもまして、
思うところがたくさんありました。

「わたしは、
子どもにとっても、
どのようにして子どもを教育すべきか頭を悩ませる親にとっても、
「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。

子どもたちがであう事実のひとつひとつが、
やがて知識や知恵を生み出す種子だとしたら、
さまざまな情緒や豊かな感受性は、
この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。
幼い子ども時代は、
この土壌を耕すときです。」

大人になるにつれ、
知識に重きを置きがちですが、
幼い時から尚、
“心”で感じることは、
それ以上に大切であるのだと。

さて、
久しぶりに「センス・オブ・ワンダー」を手に取り、
読んでみようと思います。
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377c1418.JPG現在私が住むカノアでは
風力発電開発が進められています。
各家庭の消費電力を減らすことと同時に
環境に易しい電力供給。
聞こえはとてもいいのですが、
この風力発電。
設置場所によっては
人間に悪影響を与えかねません。

カノアに設置される予定の風力発電は
村から僅か250mのところに一基めが設置され、
すべてで74基になるとの事。
しかも、
村人が現在も尚、
薪をとりにいったり、
果物などを採ったりしている森を
伐採。
その規模は
私達の予想を上回るものでした。

カノアには観光目的で、
誘致用の更地が海岸付近に用意されています。
その傍には住民はおらず、
風も充分に受けられることから
設置には最適であるように見受けられます。
にもかかわらず、
森を伐採し、
砂丘の地下を通る水脈に影響を与え、
なぜこの場所に設置する必要があるのでしょうか?

子ども達がこの現場を訪れ、
口を開けてその様子を見ていました。

近い将来、
カノアから森が消え、
村は今以上に砂に覆われてしまう。
このままでは、
それは夢ではなく現実となってしまうでしょう。

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