私がブラジルで保育園をつくった頃、
現地の人達と共にいつも話し合っていたのは、

「子どもが選択できる機会を」

ということでした。
教師になる、
医者になる、
漁師になる、
床屋になる…
自分で思い描いた将来の夢に向けて、
歩んでいけるだけの力を身につける。
自分で選択できるだけの、
チャンスを持っている。
可能性を持っている。

保育園から始まって、
学校教育へと続く道の中で、
どんな選択をしていくのか。
中学から高校に進学するのかどうか。
高校から大学に進学するのかどうか。
それもすべて、
子ども自身が選べるようにしていきたい。

格差の中で、
経済、
地域、
様々な異なる環境の中でも、
可能性を持てるように…

日本でもブラジルでも、
どこで生まれ育っても、
チャンスや可能性を持つことができるようにしてあげたい。
それが今も昔も、
私たちの目指しているところです。

下記の記事は格差について書いているのですが、
参考まで↓